2019年2月5日火曜日

隠蔽配管の古くなったエアコンを省エネタイプの三菱霧ヶ峰AXVへ取替工事

腰ですね... 先週から少しずつ回復に向かっていますが、軽作業と言えど動き回るので回復が遅れています(^_^;)
今日は、本当は先週施工させていただく予定だったのに、阿部が腰を痛めたばっかりに今日に延期させていただいたお客様宅で、エアコンと照明器具取替工事にお伺いしてきました<(_ _)>

三菱電機 MSZ-AXV4018S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰です。


「以前クリーニングしてもらったクーラーが、もう本体自体の取り換え時期にきているのでお願いします。」と、ご依頼いただきました。
既存機は日立製で、リビングに2台設置されています。

もともと、設計段階で二部屋に分ける予定だったところ、新築時に間仕切りをなくして、リビング・ダイニングにしたため、1部屋にエアコンが2台という状況になっているそうです。

結局、左の1台しか使っていないため、右側を撤去、左側を取替える事になりました。

しかしどうしたんですか?これ(^_^;)


アベ冷熱技研にエアコン洗浄をご依頼いただいたのは2014年。
あれから5年近く経っているので、内部がかなり汚れています。

吹出口から水滴が飛ぶとの事でしたので、内部の汚れが原因で水飛びが発生していたものと思われます。

こちらは使われていないので、コンセントも抜かれてこんな状態(^_^;)


室外機はベランダにあるのですが、これがまた...(´;ω;`)

初めて見た時は、うぉ~って言いましたもん(^_^;)
天吊金具を二段使いは、なかなか思いつきませんよね。
このお宅、他にも3箇所、この様な状態で室外機が吊られています。
鉄骨造の建物なので、恐らく天井裏の鉄骨へ寸切ボルトを溶接して吊ってあるんだと思われます。
今回の取替えで、ここは室外機1台に変わります。

では腰をさすりながら、作業に取り掛かります(´;ω;`)
朝イチに痛み止めの錠剤を飲んで、腰にコルセット巻いているので、なんとか体が動きます...

まずは右側の室内機を撤去して、隠蔽配管はカットして壁の中へ納めます。
配管穴は、2個用のカバープレートで塞ぎました。


左側の室内機も撤去。


新しい室内機の背面板を取付けて、既存配管が短いので延長します。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


古い室外機を降ろしました...

痛み止めが効いてるのか、腰の痛みがほとんどありません。
逆に気持ち悪いのと、明日の朝が恐ろしいなぁとか考えながら作業を続けます(´・ω・`)

無事、新しい室外機を乗せる事ができました。
既存の天吊架台は、そんなに傷んでないので流用です。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成です。

今まで下部ドレンがなく垂れ流し状態だったので、きちんと足元まで塩ビ管で立ち下げておきました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「おぉ、暖房がよぉ効くなぁ。また汚れたら阿部さんにクリーニング頼むけんな。」と、大変お喜びいただきました。

今回設置した霧ヶ峰AXVタイプは、ムーブアイ搭載でハイブリッド運転タイプです。
フィルター自動掃除機能とかはいらないので、省エネタイプが欲しいとのご希望でご提案させていただきました。

ムーブアイのメリットをご説明すると、かなり感動されていました(*^^*)

あと、7箇所の照明器具を、蛍光灯タイプからLEDタイプへの取替えもご依頼いただきました。

奥様はキッチンが明るくなって「わぁ、明るすぎて恥ずかしいがね」。
ご主人様は駐車場が明るくなって「おぉ、これだけ明るかったらバイクのメンテもやりやすいわぃ。」
と、大変お喜びになられていました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年1月31日木曜日

マンションの洗面所に設置されている二室用換気扇取替工事

すみません。またまた昨日、腰を痛めてしまいました...(´;ω;`)
本当なら本日、エアコンと照明器具の取替工事にお伺いする予定だったんですが、さすがに室外機を持ち上げる事ができなく、ポンコツな体になってしまいましたので、申し訳ないのですが予定していたお客様には延期させていただきまして、急遽来週に予定していた軽めの工事予定を前倒ししてお伺いしてきました。

初めてのお客様のご依頼で、分譲マンションの洗面室とトイレを換気する二室用換気扇の取替工事です。

三菱電機 VD-15ZFC10 二部屋換気用ダクト扇をお買い上げいただきました。


既存機も三菱電機製でした。


1990年製??? 29年ですか...さすが三菱(^_^;)


換気扇本体が洗面所に設置されていて、ダクトを経由してトイレに吸込グリルが付いています。


一昨日、「洗面所とトイレが一緒になっている換気扇が壊れて動かないんですけど、そちらで修理とかはされてますか?」と言うお問い合わせをいただき、品番と年式をお聞きして、取替えをご提案させていただきました。

「窓の無いトイレなんで、できれば急いで欲しいです。」との事で、品番が判っていましたので、現行品を即手配していました。

そうです、下見をしていません。
換気扇なので、安易に考えていました。

で、本日初めてお伺い。
グリルを外して... うわぁ...ぁぁぁ...

ホコリの量にため息が出た訳ではありません(^_^;)

よく見てください。
天井面より上に換気扇が設置されているでしょ?

これ、簡単に外れないんですよ。
取付ける人は天井貼られる前に本体付けてダクト接続できるので、楽に施工できますが、取替時に大変苦労する事になります。
後先考えない施工とは、この様な事を言います。
マンションに多いですね。
新築時は多くの台数を設置しなければならないのと、施工コストと時間短縮のために、この様な工法を取られる事が多々あります。

いわゆる「手抜き」です。
手抜きです。
これが手抜きですよ。

誰が一番苦労するかと言うと、最初に取替える業者です。
そう...ワタクシです(T_T)

下見してない時に限ってこういうのに当りますね。
そして腰痛真っ只中という...(´;ω;`)

やるしかありません。
石膏が飛び散らない様に、しっかりと養生をします。
この時点で、腰の痛みで脂汗が噴き出してきます...


ハジを欠かない様に、じわじわとカッターで石膏ボードを削って開口を広げます。
留めているビスが出てきました。


なんとか撤去完了。
外すだけで一時間掛かりました。 もう腰は麻痺しています(T_T)


新しい換気扇本体を設置。


グリルを取付けて、洗面所側完了。


トイレ側も吸込グリルを取替えて、作業終了です。

片付けも合わせると、二時間も掛かりました...

「わぁ、新しくなってキレイです!音も静かだし、ありがとうございます。エアコン工事もされてるんですね?今度はエアコンもお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

この様な換気扇工事も、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2019年1月29日火曜日

24年目の灯油ボイラー水漏れでエコキュートへ取替工事

本日、エコキュートへの取替工事が完了しましたので、お引渡しさせていただきました。

三菱電機 SRT-N374 エコキュート 給湯専用タイプをお買い上げいただきました。


既存の給湯器は、灯油ボイラーです。

24年お使いで、昨年年末に内部配管の寿命で水漏れが発生し、メーカーサービスが応急処置をしてくれたそうです。
年明けすぐに、「ボイラーにしようか?電気温水器にしようか?エコキュートも気になるし。」という事で、ご相談いただきました。

実はこちらのお宅、地下水(井戸水)を使っています。
地下水ですと、エコキュートは使えません。(水質が良ければ使用可能ですが、ほとんどの場合、メーカーの水質基準に合格しません)

お聞きすると、数年前に、キッチンのみ上水道を入れたそうです。
その配管に繋ぎ変えれば、エコキュートも使えます。
電気温水器をエコキュートの違いとメリットをご説明させていただき、エコキュートでご依頼いただきました。
ただし、3人家族で、今までも追い焚き機能は使っていなかったので、給湯専用をご希望されました。

まずはエコキュート増設のため、電気図面を作成し、四国電力へ申請します。


申請が受理されると、工事に掛かります。
まずは上水道の配管を探すため、土を掘り返していきます。

お客様の記憶では、ボイラーの脇を掘っていたとの事でしたので、掘り下げて行くと出てきました(^^)

途中をカットして、配管を分岐。
これで上水道が使えます。


既存の基礎がありますが、タンクユニットを乗せるには少し小さいので、継ぎ足しで基礎を作ります。


これで一週間以上寝かせます。


エコキュート専用の200V電源増設工事に掛かります。

主幹容量は75Aで十分な容量なので、分電盤はこのまま流用して分岐ブレーカーを増設します。

ユニットバスの点検口を利用して、ケーブルを通していきます。


分電盤までケーブルが通りました。

ケーブルが2本見えるのは、1本がエコキュート、もう1本は2階のお部屋へエアコン専用コンセント増設するためです。

外部へ取り出し、塩ビパイプでケーブルを保護して立ち下げます。


2階の部屋へエアコン専用回路増設のため、天井裏へ入ります。


1階から2階への立ち上げは、ルートが重要なカギとなります。
2階から、こういう隙間をスルスルと通して...


1階天井裏へ呼び線を降ろしていきます。

簡単に書いてますけど、何度も上がったり降りたりの繰り返しで、結構体力がいります...(´;ω;`)

体が入らない場所は、ケーブルキャッチャーを使って引き寄せます。


呼び線にケーブルを繋いで、2階まで延長。
「コンセントが無いから、エアコンが付かないんでしょ?」と言われていたお部屋に、エアコンが取付けできる様になりましたよ(^^)v


エコキュート専用とエアコン専用のブレーカーも取付け完了。

ここまでが先週の流れでした。

そして本日、エコキュートの取替えにお伺いです。
まずは既存ボイラーを撤去。

地下水の配管はカットして、キャップをしておきます。

位置決めをして、アンカーを打ち込みます。


タンクユニットとヒートポンプユニットを設置し、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、注水開始。
タンクが満水になるまで時間が掛るので、電力量計を取替えます。
既存はアナログメーターです。


スマートメーターに取替えて、新しい電力契約になります。


リモコンも換えておきましょう。


新しいリモコンに取替えて、電源投入。


あとはご使用方法をご説明させていただいて、お引渡しです。

「できましたね。キレイにしてもらってありがとうございました。これで灯油入れる手間もなくなって楽になります(^^)」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>