2018年7月27日金曜日

グループホーム居室エアコン故障で急遽取替工事に

昨年年末からお声掛けいただいているグループホーム様のご依頼で、居室に設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2218-W 霧ヶ峰汎用機です。


こちらの建物、既存機はすべてダイキン製です。
昨年まで、修理はダイキンに頼んでいましたが、いろいろありましてアベ冷熱技研へご依頼いただく様になりました。
ホント、いろいろお聞きしています...(^_^;)


電源を入れると、しばらく冷えてからエラー点滅で停止してしまいます。
室外機の方を確認すると、コンプレッサーは動いていますが、ファンモーターが回転していません。

保護装置が働いて、エラーを出している様です。
ファンモーターの不具合か、室外機制御基板の不良です。

年式が2006年製なので修理するか、そもそも部品があるか微妙なところです。

ダイキンといろいろあった事と、この建物だけでもかなりの台数があるので、今後の事も踏まえて故障する度に取替えて行こうということで、今回取替えでご依頼いただきました<(_ _)>

ご依頼いただいたのですが...
そうです、予定が詰まっていてお伺いできるのは二週間以上先になりそうです...(´・ω・`)

「大丈夫ですよ。この前付けていただいたホールのエアコンが良く効いてるんで、居室のドア開けて扇風機で回しますから。阿部さんが忙しいのは重々承知してますので。うちはもう阿部さんにしか頼まないんで、無理されなくて大丈夫です。」
嬉しいお言葉いただきました(T_T)

ところがですね、予定していた他のお客様から、「支給するエアコンが到着しないので、ちょっと延期して欲しい」とのご連絡いただきまして、急遽本日取替えにお伺いしてきました。

まずは既存機を撤去する訳ですが...

凄いですね(^_^;) この部分だけで4箇所の施工不良です。
そりゃいろいろありますよねぇ~

撤去完了。


室外機周りは吹き溜まりになっていて、枯れ葉やゴミが溜まっていたので、この際に掃除しておきます。


配管穴には、小動物侵入防止と気密性確保のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続部の断熱材は隙間なく、ドレンホースも抜けない様にしっかりとテープ巻き。


配管穴にはパテ埋めをして、気密性を確保します。

スリムダクトは既存のものを流用です。

配管接続が完了すると、しっかりと真空引きを行い、配管内部を真空乾燥させます。

もうこの時点で、直射日光ガンガンで絶え間なく汗が噴き出して倒れそうです...(´;ω;`)

室外機周り、こんな感じで完成です。

下にブロックを敷いて、お掃除がしやすい様にしました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「早めにやっていただて助かりました。暑い中、ホントありがとうございます。また他の部屋もたくさんあるので、阿部さんにずっとお世話になりますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年7月26日木曜日

エリア外の久万高原町でエアコン新設工事

四国の軽井沢とも言われる久万高原町で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 霧ヶ峰FZVシリーズ お客様支給品です。

基本的に、繁忙期のエリア外工事はお引き受けしていません。
実は今年1月にメールでお問い合わせいただいていて、概算でお見積りをさせていただいていたのですが、一向にお返事がなく、他に頼まれたんだろうと思っていたところ、先月ご依頼のメールが...(^_^;)

久万高原町は冬は雪が積もってスキー場がある地域で、夏は涼しいところです。
そんな久万高原町でも、今年の暑さは耐えられなかった様で、堪らずご依頼いただいたそうです。
エリア外ですので、別途移動費と三週間ほどお待ちいただくと言う事でご了承いただき、お引き受けしました。
8月に入ってからの予定でしたが、急遽キャンセルが出たので、本日お伺いしてきました。

急なので午後から一人で。片道1時間の距離。午後2時過ぎに到着。
早速作業に掛かります。
位置決めをして、配管穴を開けていきます。

ツーバイフォー住宅なので、筋交いは無いそうです。

配管穴には貫通スリーブを挿入して、気密性確保と小動物侵入防止を行います。


室内機を掛けて、外まわりの作業へ。


外部配管はスリムダクト仕上げ。
配管類を接続していきます。


いやホント、なんですかね?ここは松山市内か?って言うくらい暑いです(。>﹏<。)
何が四国の軽井沢ですか?倒れそうなんですけど...
と思いながら作業を続けていると、お客様から差し入れが(*^^*)

ありがとうございます!
塩分補給して、体力回復!(^^)

配管接続が完了すると、しっかりと真空引きを行い、配管内部を真空乾燥させます。


外まわりはこんな感じで完成です。

山に囲まれているので、日が暮れだすのが早いです。
日が当たらなくなったら、虫の鳴き声が聞こえてきて、気持ちは涼しげな感じになります(^_^;)

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「わぁ涼しい!(・∀・)嬉しい!」と、お子さんも喜んでいました(*^^*)

久万高原町は例年、夏場は3日ほど我慢すればエアコンなんかいらないと言われる地域だったんですけど、今年の暑さは半端ないそうです。
これで安心して、夏を乗り切れますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年7月25日水曜日

松山電工組 理事会&懇親会

午前中、大洲にいましたが、高速飛ばして松山へ帰り、夕方から松山電気工事協同組合の理事会に参加してきました。

来月は電気安全月間で、8月1日には安全大会が開催されます。

今日はその安全大会の役割分担確認などなど。
組合事業の中でも大きなイベントの一つです。

理事会後は、場所を変えて理事のみで懇親会(*^^*)

今年は高島屋にある四川飯店で。

毎年この月は、理事同士の意思疎通を深め、組合活動をスムーズに達成するために、懇親会を開催しています。
もちろん、自己負担ですよ(^_^;)

暑い日が続く中、スッキリと気分転換させていただきました(*^^*)
いろんな情報も仕入れたし、明日からまた頑張ります!

被災地 大洲で水没したエアコン取替工事

17日の記事で書きましたが、電気工事組合青年部繋がりで、大洲で電気工事店を営んでいるKくんからの依頼で、エアコン取替工事に行ってきました。

大洲市内の国道沿いの店舗は、ガンガン復旧作業しているところもあれば、まったく手付かずの店舗も...
完全復旧までは、まだまだ先かなという感じでした。

今日お伺いした現場は、大洲ICの近くの貸事務所。
この辺りはこの辺まで水に浸かったそうです。

建物内は掃除されてはいるものの、土が乾燥した感じのものが残っています。

もちろん室外機も水没したため、内部も乾燥した土が付着しています。


既存機を撤去しました。


スリーブが入っていないので、挿入しておきます。


位置決めをして、室内機を設置。


建物内の息苦しいほどの暑さでしたが、外の直射は危険なレベルです!

じっとしてるだけでも汗が噴き出してきて、倒れそうです(TдT)

こまめに水分補給しながら、作業を続けます。
配管接続が完了すると、しっかりと真空引きを行い、配管内部を真空乾燥させます。

数分もすると、室外機は触れないくらい熱くなります(。>﹏<。)

既存ダクト流用。外まわりはこんな感じで完了。

将来のために、室外機を高いところに上げることも検討しましたが、置ける場所がないのと、「また浸かったら換えるんよ(^_^;)」という考えで、元の通りに設置です。
大洲の人たちは、大半がそういう考えの方だそうです(・_・;)

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

ガンガン冷えだして、しばらく涼ませていただきました(^_^;)

いやぁ~。大洲は暑いと聞いてはいましたが、湿度が高いので、松山に比べたら5℃くらい高いんじゃないかと思うほどです。
ホント、この環境でボランティア活動されてる方々には頭が下がります<(_ _)>

帰りはコンビニへ飛び込んで、これでクールダウン(*^^*)

とりあえず1件完了。
これで事務仕事も捗りますね(*^^*)

防災士として活動できない分、技能士としてこの地域のチカラになれることを、ありがたく感じています。
来週も大洲に入ります。がんばりますよ!

2018年7月24日火曜日

松山電工組 道路清掃奉仕活動

早朝から、毎年恒例の松山電気工事協同組合 道路・河川清掃奉仕活動に参加してきました。


藤原町の組合事務所から、国道56号線沿いを南へ向けて和泉交差点までの間を清掃します。


この奉仕活動、スタートは朝7時、1時間歩いて8時終了です。

朝から気持ちいい汗を流せました(^^)v

2018年7月23日月曜日

これは酷い...ネット通販で購入したエアコンを開封してみると

同級生のお母さんが賃貸マンションのオーナーさんでして、「阿部くん忙しいやろうけど、またマンションにエアコン付けてもらいたいんよ。いつでもええけん。」とご連絡いただき、購入されたエアコンを引き取りに行ってきました。

新品かと思ったら... ネット通販で購入した中古品でした。
これは酷い...


室外機はフルボッコ...(´;ω;`)


フレアナットは無く、バルブにテープが巻かれています。
これ、ガスあるんだろうか?


同じく室内機側のフレアナットも無く、オイルが漏れまくってビニールテープがエライ事になっています(T_T)


隠蔽配管されていたのか、ドレンは途中で切断されていた形跡。
赤色のビニールテープで補修されています。


この室内機、「そうじ済」って書いてありますよ?


ウソでしょ?中はカビだらけで、蜘蛛の巣までありますけど(^_^;)


リモコンなんか、電池入れても全く反応しませんけど。


調べてみると、このエアコン販売している業者、スクラップ屋でした(# ゚Д゚)

オーナーさんは梱包剥いだのを見てないので、早速電話で報告。

「えーーーっ!うそぉ~~。。。酷いなぁ。。。ちょっと買ったとこに電話してみる」と。
たぶん無理ですよ(^_^;)

しばらくしてオーナーさんから。
「ごめん。悪いけど返品できんけん、それ付けてよ。動かんかったらその時考えるけん。」

ネットで購入品とか、中古品とかでも、基本的にアベ冷熱技研はお引き受けします。
ただし、設置後点検して動かなくても、ガスが少なくても、取付工事費はいただきます。
機器の不良に関しての保証は一切お受けできません。
リスクが高い事をご了承いただいて、ご納得いただいてからの施工となります。
中古品の施工を断る業者さんもいらっしゃいますが、アベ冷熱技研はお引き受けします。
なぜか?お客様ご自身で痛い思いをして、失敗を経験していただきたいからです。
冷たいでしょ(^_^;)
ご理解いだだけなければ、お引き受けはできません<(_ _)>

という訳で、取付けにお伺いします。


しっかりと真空引きも行い、いつも通りの施工を行います。


作業が完了すると試運転です。
故障してるリモコンは使い物になりませんから、倉庫に転がっていた中古のリモコンでテスト。
「ピッ!」お!電源が入りました(^_^;)


ワクワクしながら吹出口に手をかざして見ると... あれ?冷えてる(^_^;)

吸込温度が30℃あるので、十分冷えてます。あれ?

ガス圧は? あれ?正常ですが...(^_^;)


動いてます。正常です。今のところ、冷房運転にまったく支障なしです。

...全然おもしろくない(TдT) ←不謹慎

「え?動いた?ホント?冷えよるん?うれし。ありがとう。」
はぃ、普通に動いてます。明日壊れるかも知れませんけど(^_^;)

まぁ室外機がベッコリへこんでいるのと、室内機がカビだらけなのを我慢できるなら、これでOKなんでしょう。
人それぞれですから。
もう一度念押ししておきます。
機器の不良による保証は一切できませんので、何卒<(_ _)>
暑い時期に壊れません様に、お祈り申し上げます。

ちなみに、オーナーさんは「もう二度と中古は買わんけんね。こんな思いをするんはもういい。」とお話されていました(^_^;)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。