2018年5月9日水曜日

ホントに工事費とか無料なの?ADSLから愛媛CATVのネット・電話へ乗換工事

午後から、インターネットと電話サービスの乗換工事にお伺いしてきました。

今回初めてアベ冷熱技研へご依頼いただいたお客様で、「ADSL使ってるんですけど遅いんです。阿部さんのBlog見てたら、CATVのネットが無料で工事できるって書いてあったんですけど、ホントに無料なんですか?」とお問い合わせいただきました(^_^;)

はぃ。現在キャンペーン中で、初期費用無料。基本工事も無料です!
ついでにWi-Fiルーターまでもらえます(*^^*)

早速お伺いしてご説明させていただき、お申込みいただきました。

申し込み後、約二週間程度で屋内工事ができる様になります。
で、本日お伺いしてきました。

モデムなどの設置希望場所は、1階リビング脇にあるパソコンスペース。

この場所、コンセントはたくさんあるんですけど、通信系の配管などがありません。
(一本空配管がありましたが、使えませんでした)
このお部屋は最近リフォームされたそうですが、通信系に強くない電気工事屋さんに当たるとこんな感じになってしまいますね...

隠蔽配線はできないので、屋外を取り回して配線することにします。

既存のCATV保安器とお部屋の位置関係はこんな感じです。

保安器から青い同軸ケーブルを引き回して行く訳ですが、外壁に青いケーブルが走るのは美観上良くありません。
基本工事外でここは有料になりますが、きちんとご説明させていただき、VE管を使って美観仕上げにしていきます。
(青いケーブルそのままなら基本工事内なので無料です)

保安器から立ち下がって。

ずっと横引き。


お部屋のところで立ち上げて、宅内へ。


宅内側は、入線箇所を開口。


こんな感じでケーブルを引込みました。


ネットと電話へ振り分けるため、2分配器で分配。
測定器で受信レベルをチェックし、異常がない事を確認します。


ネット用のモデムと、電話用のEMTAを接続して電源投入。
持参パソコンで速度測定。


15Mbpsの快適スタンダードコースで、下り14.42Mbps。

いつもながら、いい値が出ます(^^)

キャンペーンプレゼントのWi-Fiルーターを接続し、スマホで速度測定して異常なし。


最後に電話機をEMTAへ接続しておきます。

この時点では電話は繋がっていません。
こちらのお宅は、NTTの電話回線が2階にあります。
通常はその場所へEMTAと電話機を設置するのが通例ですが、今回は電話機もこちらに移動したいとのご依頼で、NTTからCATVのサービス移行までの約2週間は、2階にも電話機を設置しておいていただく事で対応しました。
2階からここまで、新たに電話線を引くメリットはまったくありませんから。

今回、パソコンの接続設定はお客様ご自身でされるそうなので、とりあえずお持ちのスマホで接続テストしていただきました。
「おぉ、スピードが早くなった!いやぁ、これで快適に使えますわ。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

16年前の日立のエアコンを一切保証なしで完全分解洗浄

電気工事組合青年部繋がりのSくんから、エアコン分解洗浄の依頼をいただいて、本日取付けにお伺いしてきました。

日立 RAS-5010NX2(2002年製) 標準タイプです。

えぇっと... 16年経ってるけど、ホントに洗うん?保証はできんよ(^_^;)
「はぃ、壊れたら壊れたで買い換えますんで、大丈夫です。」
えぇ?ほんなら買い換えた方がええんやないん?(^_^;)
「いや、もったいないんで、お願いします。」
ほぅなん、じゃぁやってみようか(^_^;)

...という流れで引き受けることにしました。
ハッキリ言います。基本的にはお奨めしませんので<(_ _)>

一昨日の月曜日に取外しにお伺い予定だったんですが、どしゃ降りの雨でした。
雨でもできない事もないんですが、さすがにこの屋根瓦は滑るので...(´;ω;`)


実はですね、前日の日曜日の朝Sくんから電話もらって、「明日雨みたいなんで、僕が外しときますね。」と連絡もらいまして、甘えさせていただきました<(_ _)>


室内機だけ預かって持ち帰ります。
このエアコン、他で使われていたものをいただいたそうで、取付ける前に自分で軽く洗浄してみたそうです。
どうりで、年式の割には汚れていませんね。


でもどうしても嫌な感じの臭いが取れてなかった様で、阿部に声が掛かった次第です。
分解していくと、細かいところに例のヤツの糞とかが残っていますね...(^_^;)

こういう細かいところに残った汚れが、嫌な臭いとなって出てくる訳です。

きれいに丸洗いするために、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了したら、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


今日は快晴なので、屋根上作業も安全に(*^^*)
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「ありがとうございます!これで今年は快適に使えます!」と、とても喜んでもらいましたけど...
故障せんかったらね...と念押ししておきました(^_^;)
Sくん、ありがとう(^^)v

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2018年5月3日木曜日

3階建ビルの事務所で天井カセット形5馬力ツインパッケージエアコン取替工事

世の中はゴールデンウィーク後半ですかね。
ありがたいことに、普通にお仕事させていただいています(*´ω`*)

本日は、昨日から取り掛かっていました、天井カセット形5馬力ツインパッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 PLZX-ZRMP140EFM 人感ムーブアイ360搭載スリムZRタイプです。

360度を12エリアに分割して、人を見つけ、床温を見張り、室内の温度ムラをきめ細かくチェックする、超省エネタイプです。

既存機は日立製です。
1997年製、21年目になります。


室外機は屋上へまとめられています。


この機種、インバータータイプでなく、一定速機です。
コンプレッサーがドカンと入ってドカンと切れるON/OFFタイプですから、消費電力も高く、運転音も半端ないです(^_^;)


今回のご相談は、年式が古いので取替えを検討されることと、最近エアコンの効きがあまり良くないとの事で、お見積りのご依頼でした。
既存機の室外機冷媒配管は、3分6分です。

新しい機種の室外機冷媒配管は、3分5分です。
既存機は4馬力ですが、配管は流用するため、能力のワンランク上の5馬力でご提案させていただきます。

御見積書と共に、新しい機種に取替えた場合のランニングコストを比較したご提案書も作ってみました。

いや!ビックリです!(゚∀゚)
年間136,000円も電気代が削減できますよ!!!
「ぜひお願いします」との事でご依頼いただきました<(_ _)>

さて、工事の日程ですが、事務所ですから平日は無理です...
でも機器の搬入は平日のみ...
という訳で、GW中日の昨日に搬入・搬出と共に屋上周りをやってしまおうという事で、雨の予報でしたが決行しました。

まずは既存室外機を撤去。
フロンガスはポンプダウンして、室外機側へ回収して取外します。

雨がパラパラしていますが、配管内部には一切の水滴も入れない様に、慎重に作業を進めます。

屋上へのアクセスは、タラップを登ってこのハッチからしか出入りができません。


なので、100kg超えの室外機の搬出と搬入は、クレーンで行います。

阿部は小型移動式クレーンの資格も持っていますが、さすがにこれはお願いします(^_^;)
はぃ、玉掛けの資格も持っていますので、ベルト掛けと指示はやらせていただきます(*´ω`*)

新しい室外機を基礎に置くため、位置決めをして新たにアンカーを打ち込みます。


配管サイズが変わるのと、長さが短いので、溶接して延長しておきます。


午前中パラパラだった雨は、やがて本降りになってきまして...
昼飯休憩も取らずに、必死で配管接続を行いました。


持ち帰った室外機から、フロンガスを回収しておきます。

業務用は家庭用と違い、「フロン排出抑制法」に則ってフロンガスの回収・破壊処理を行わなければなりません。
アベ冷熱技研は第一種フロン類回収業者登録店ですので、この辺もお任せください(^^)

と、ここまでが昨日の流れです。

で、本日。
夜中まで雨が降っていたので、今日も残るのかなと思ってたら晴れましたね...(^_^;)
少し風が冷たく感じる今朝でしたが、朝イチから建物内で室内機の取替えに掛かります。
今日はお休みなので、心置きなく作業開始です。
まずは既存機を撤去していきます。


既存機撤去完了。


室内側の液管が2分です。

これは下見の時に確認済で、新しい機種には使用できません。
ガス管の方は5分なので流用が可能です。

2分の液管を、3分へ入れ替える必要があります。


これを室内機~分岐管の間で入れ替えます。

図面上、分岐管は廊下にある様になっていますが、同じ事務所の天井裏にありました。

天井ボードがこのタイプで良かったですね。
付近のボードを剥いで、3分用の分岐管へ取替えて、室内機まで3分の配管を通していきます。


配管工事が完了すると、室内機の設置に掛かります。
位置決めをして。


アンカーを打ち直して、吊りボルトを下ろします。


配管とケーブルを整理して、吊り込みの準備を行います。


室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。


配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


真空引きしている間に、他の室外機周りの配管のテープがボロボロになっていたので補修しておきました(^^)


室内側へ戻って、パネルを取付けます。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


これで今年の夏は快適にお過ごしいただけますね。


昨日とは打って変わって晴天で完工です(*^^*)

実は雨の予報が消えないので工事延期しようかと思ってたんですけど、今後の予定が立たないのと、クレーンの段取りとか、その先の天気の状況もハッキリしないので決行しました。
「いやぁ、阿部さんの判断は正しかったですな。いい天気になって、今日も早めに完了したし。さすがですな。」と、大変お喜びいただきました(*´ω`*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。