2018年3月26日月曜日

テナント店舗の天井埋込形ダクト換気扇取替工事

以前にエアコンをご購入いただいたFB友さんから、「店舗の換気扇がキリキリと音がして気になります。」とご相談いただき、本日取替えにお伺いしてきました。

三菱電機製 VD-18ZX10-C 天井埋込形ダクト換気扇150Φタイプです。


既存機は運転すると、かなり大きなキリキリ音が響き渡ります...(・_・;)


下から見るとキレイに見えるんですけど、実はこれ、クロスごと塗装されています(T_T)
そのままグリルを外すと、周りがバリバリになるので、カッターで角の塗料を切ってから外します。


グリルが外れました。うわっ!溜まったホコリがごっそり落ちました(^_^;)


どこのメーカーか調べようと名板を探すと、このシールしか見当たりません。

なんか見たことのある品番だなぁと思ったら、三菱っぽいです。
ただし、三菱の場合、頭に「VD-」が付くのに、これには付いてません。

調べてみると、「VD-18ZX4-W」で旧製品として図面がありました。
1994年発売。2000年製造中止品です。
この劣化具合から、2000年はあり得ませんね(^_^;)もっと古いです。

ちなみにキリキリ音は、モーターのベアリングの劣化が原因です。
異物が入ったか、ベアリングが変形してしまった事が考えられます。
という訳で、取替えのご依頼をいただきました<(_ _)>

まずは、ボロボロとホコリが降ってくる中、既存機を撤去(^_^;)


新旧交代です。


同じ寸法なので、バシッとはまります。

というか、ダクト接続とかケーブル接続とかあるため、それなりに時間は掛かってますがf(^_^;)

あとはグリルを取付けて、スイッチON。

グリルがインテリアパネルでなく、格子タイプなのは、こちらの方が少しお安いからです・ω・
このグリル、既存機よりちょっと大きめなので良かったです。
塗装が切れてるところが見える様なら、白色で塗ろうと思って、つや消し白の塗料も用意してたんですけど、まったく必要ありませんでしたね(^^)

「え?これ動いてるんですか?ウソ。凄い静かですね!ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
Sさん、ご依頼ありがとうございました(^^)

2018年3月25日日曜日

病院診察室の天井カセット形ハウジングエアコン取替工事

日曜日ですが、いつもお世話になっている作道クリニック様のご依頼で、診察室に設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MLZ-GX5617AS 1方向吹出しタイプ天カセハウジングエアコンです。


既存機も三菱電機製でした。
すごい年代物です(^_^;) 仕様書見ると1989年って書いてありました...
29年...さすが三菱(*^^*)


もちろんまだ全然現役で、ガンガン動いていますが、、、
「焦げ臭い臭いがする。」という事で、取替えのご依頼をいただきました<(_ _)>


手前に見える室外機は、以前アベ冷熱技研が取替えさせていただいたものです。
今回取替えの室外機は...

作業はお隣の敷地からアクセスさせていただくため、先に許可をいただいています。

重いのに、まぁまぁ大変な場所に設置されていました。
隠蔽配管流用なので今回もここへ置きますが、搬出が大変...

業務用パッケージエアコンなので、フロンガスの回収作業が必要ですが、元気に動いているので室外機へポンプダウンして撤去。
フロンガス回収は、持ち帰って行います。

今回も電動リフトが活躍です(*^^*)

と言うか、壁にピッタリ付かないので、結構危険な思いをして下ろしました。

診察室で、室内機の撤去に掛かります。
パネルを外したところで、ん???

あれ?ドレン管が断熱されていませんね。
よく結露しなかったもんだ(^_^;)

重たい室内機を撤去しました。


うわぁ、このドレン管、ずっと向こうまで断熱されていません...
忘れていたのか、何も考えてないのか...

しかも逆勾配になっていて、たっぷり水が溜まっていました。
え?もしかして29年分?(・_・;)

とりあえず押し込めるところまで断熱材を巻いて、勾配を付けておきます。


取付位置を決めて、型枠を設置。
アンカーを打つ場所を決めます。


アンカーを打ち込んで、吊りボルトを設置。


既存配管を流用しますが、配管サイズが3分・5分とワンサイズ太いため、異径ユニオンを使って3分→2分、5分→4分へサイズダウンします。

配管のサイズダウンがOKかどうかは、メーカーに確認済みです。
ただし能力が落ちるため、エアコンの能力はワンランク上げています。

冷媒配管をフレア加工して、ドレンも段取りしておきます。


室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


既存の開口部が大きすぎて、ここをどうしようかとずっと考えてたんですけど、こんな感じで天井ボードを取付けました。

天井面は総クロス貼りなのと、かなり変色しているため、阿部がして差し上げれるのはここまでです。
これ以上を望まれる場合は、その道のプロにご依頼ください(^_^;)

パネルを取付けて、作業完了です。


あとは、外れかかっていた他社施工のモールを留めなおして、試運転開始。
異常がない事を確認してお引き渡しです。

「お休みなのにすみません。これで快適に使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。
焦げ臭い臭いもなくなって、不安な思いをする事もなくなりましたね(*^^*)

さて持ち帰ったエアコンは、フロン排出抑制法に基づいて、機器内のフロンガスを回収します。

回収ボンベに回収したフロンガスは、破壊処理業者へ持ち込み適正に破壊処理されます。
この様に、業務用エアコンは家庭用エアコンの家電リサイクル法とは違い、フロン排出抑制法の扱いになります。

アベ冷熱技研は「第一種フロン類回収業者登録店(愛媛県)」、「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工です。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年3月24日土曜日

松山電工組青年部親睦会に参加してきました

今日は朝から一日、システムキッチン据付けのための電気工事をやってました。
この模様は、新しいキッチンができあがったら、またきちんとアップしますね。

で、今晩はこちらで開催された、松山電気工事協同組合青年部の親睦会に参加してきました。


まぁこの年度末の激務の中、みんな集まりますね(^^)

話す内容も、「涙が出るほど忙しいねぇ」「どこ入っとん?」「来週から応援に来れん?」「うそぉ~どうにかならんのぉ」とか...(^_^;)
青年部は横の繋がりが強いですから、人手が足りない現場へ応援に行ったり来てもらったり。
お互いが信頼し気の知れた人間どうしなので、困った時に助け合いができる訳です。

阿部は、あと一年で青年部卒業です。
なので、できるだけ青年部活動には参加していこうと思ってます。

今晩もかなり飲みました。

この竹酒...すっごい飲みやすくてするする飲めます(*^^*)
はぃ、こういうお酒が一番ヤバイです(^_^;)
明日も仕事の阿部は、一杯飲んで止めておきました。

そぅです、明日も仕事です。
「明日も仕事やけん帰るよぉ」って言ったら、全員が「俺らも仕事やし!」って、二次会へ消えて行きました...(・_・;)
みんな強いなぁ...

2018年3月23日金曜日

4K 8K BSアンテナ取付工事・2分配新設ケーブル配線工事

今日はスッキリ晴れましたね(^^)
午後からBSアンテナの取付工事にお伺いしてきました。


地デジはCATVでご覧になっています。
今回は、4K8K対応にするため、既存のCATV設備に混合せず、新たに二部屋へケーブルを新設します。

分配するのは二部屋なので、ブースターは使用せず、屋外用2分配器で分けます。

アンテナを取付ける場所は屋根上ですが、壁が立ち上がっているので、CSアンテナの隣に取付けることにします。


まずは壁面金具を強固に取付けます。


BSアンテナを取付けて、衛星を狙います。


快晴ですから、いいレベルが出ました(*^^*)v


アンテナ取付けはササッと完了。
天気が良すぎて、汗がにじんできます(^_^;)


ここから同軸ケーブルを引き回していきます。
使用するのはもちろん、S-5C-FB。


できるだけ直射日光に当たらない様、軒下を這わせていきます。


2階ベランダへ分配器を取付けます。
分配器も4K8K対応品で、全端子電流通過形を使用。


まず2階の部屋へケーブルを引込み、レベル測定。
アンテナ直下に比べると、9dBほど落ちてますが、CN比がいいので問題ありません。


テレビに接続して確認。バッチリです(^^)v


2階から1階へケーブルを下ろして、既存の地デジケーブルと同じルートで宅内へ引込みます。


1階リビングは、造付けの棚の中にテレビが置かれていました。
宅内はできるだけケーブルが目立たない様に、気を付けて配線していきます。


コネクターを取付けて、レベル測定。
2階よりは落ちてるだろうと思ってたら、まったく同じレベルでした(^_^;)

2階は少し横引きがあったため、ケーブルの長さ的には同じくらいの長さだったので、こういう結果が出たんだろうと思います。

テレビに接続して確認。バッチリです(^^)v


あとは映りをご確認いただいて、お引渡しです。

「あぁ、これでBSが見れます。工事、めんどかったんでしょう?お世話になりました。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2018年3月21日水曜日

プレハブ現場事務所へ5HP床置形パッケージエアコン×21台取付(2期工事)

今月2週目から行っていました、3階建てプレハブ事務所に、21台の床置形パッケージエアコンを取付ける工事が完了しました。

1月に完了した1期工事の続きで、隣に同じく3階建てのプレハブ事務所が建ち、今回が2期工事となります。

前回同様に、安全対策にはかなり厳しい現場ですから、高所作業は基本的に高所作業車を使います。


基本は高所作業車なんですが、今回は作業車が入れない所もあり、ハシゴでの作業もありました。
もちろん安全帯を装着して、転落防止が当たり前です。


水分が大敵の配管接続作業中は、ほとんど晴れか曇りだったので、サクサクと作業が進みましたが、終盤の真空引き作業中に少し雨に降られました...
まぁ、濡れない様にシート掛けるので支障はありませんが、足元は泥だらけになります(T_T)


で、本日。祝日でしたが、最終の試運転点検を行いました。


一台一台、しっかりと点検を行います。
吹出温度に異常はないか。


室外機の運転電流に異常はないか。
今日は雨が酷かったため、室外機のカバーを開けて漏電させるといけないので、分電盤の二次側で測定しました。

このエアコンはすべてリース品なので、ガス圧測定までは行いません。
このリース品は、出荷前にその辺の点検は済んでいる合格品ですから、きちんと動作するかの確認のみです。

運転に関しては、すべて異常なしで、お引渡し完了です。

この建物は、4月から使用されるそうです。
春から秋まで、現場事務所として使用され、秋にはすべて撤去されます(^_^;)
はぃ、秋にはまた、この現場で撤去作業が控えております<(_ _)>