2018年2月21日水曜日

今年最初のエアコン分解洗浄は三菱霧ヶ峰 移設工事同時洗浄作業

先週、従兄弟が新築してリビングにエアコン新設工事の記事を書きましたが、あの時預かっていたエアコンの分解洗浄が完了したので、本日取付けに行ってきました。

三菱電機 MSZ-L225-W(2015年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


引越し前に住んでいたのはマンションです。
今回、移設工事と同時なので、まずは取外しにお伺い。


持ち帰って、完全分解します。
三菱電機製なので、自動掃除機能付きタイプでも、サクサクっと分解できます(*^^*)


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了したので、本日新しいお家に取付けに。
設置場所は2階で、ベランダのある寝室です。

このお家、エアコン専用コンセントの位置が高いんですよね。
これ、電気工事屋さんによって高さが違うんですけど、位置が高いといろいろと問題が出てきます。

とりあえず、ここしか穴を開けれるところが無いので...


はぃ、ありました...筋交い・ω・
建築図面であるのは解ってたので、コンセント上でできるだけ右に寄せて正解でしたね。


コンセントのすぐ上なので、当然ケーブルも出てきます。
この電気工事屋さん、ケーブル切ってほしいんですかね?
もう5mm寄っていたら当たってました...

奥に木材が見えますが、建物を支える柱ではありません。
柱は右側にチラッと見えてますね。

この穴の高さが、筋交いと柱の間の限界位置という事です。

できればコンセント上部の位置は、天井面から40cm以上は下げていただきたいですね。
最近のエアコンは高さ30cmが大半ですから、上部を10cm空けるとして、エアコン下部が天井面から40cm下がりの位置がベストポジションです。
その位置なら、絶対筋交い当たる事もありませんね。

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。


位置を合わせて、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


外周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

従兄弟に写真を見せると、「わぁ、2年ほどでこんなになるんやぁ。付ける前に洗って良かったぁ。」と、とても喜んでいました(*^^*)v

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2018年2月17日土曜日

エアコンが付いてる壁面に棚を造るので配管もダクトも取替えてエアコン移設工事

いつもお世話になっているお客様から、「阿部さん、今度リビングのエアコンのところに、大きな棚を造るんで、エアコンを動かさないといけないんですけど...」と言うことで、本日移設工事にお伺いしてきました。

こちらのエアコンの付いている壁面一体に、大きな棚を造作するそうです。


移設先はこちら。


もともとはここに付いていたんですが、数年前に分解洗浄と同時に、先ほどのところへ移設していました。
ここへ戻してほしいとのご希望です。


ところがですね、外壁塗装のリフォームも同時進行されていました(^_^;)


配管やダクトやは、既に塗装されてしまっています...(T_T)
200Vの電源は外壁を横引きして...


こんな感じで入れていました。


室外機を置くスペースがなかったので、延々と横引きして...


室外機はここに置いていました。

この配管やダクト、すべて撤去です...

当然ですが、撤去するともともと茶色だった外壁が顔を出します(´・ω・`)

ですが、心配はいりませんでした。
塗装屋さんがすごく好意的で、「ええよぉ、補修できるけん。やっとってあげる。大丈夫よ(^^)」って。
ありがとうございます!(・∀・)

では、移設先に取付けに掛かります。
既存の穴の径が60mmと小さいので、75mmで開けなおします。


配管サイズが2分4分と太い上、東芝特有の排気ホースがあるので、通常の65mmでもダメなんです。


既存のコンセント位置も変な場所にあったので、この際に移動します。


200Vの新しいコンセントが、エアコンの横に付きました。


配管穴には貫通スリーブを挿入します。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管は新しいスリムダクトで美観仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


室内側はこんな感じで完成です。

「いつもメンドイ事言うてすみません。きっちり付けてもろて、ありがとうございます。これで棚ができます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年2月16日金曜日

分譲マンションでパナソニック製レンジフード取替工事

以前に、トイレ換気扇の取替工事をご依頼いただいたお客様から、「阿部さんとこはキッチンの換気扇なんかもやっとるんかね?」とお問い合わせいただき、もちろんです!と、本日取替工事にお伺いしてきました。

パナソニック製 FY-9HTC4-S 幅90cmスマートスクエアフードです。


既存機はサンウェーブ製でした。
まだ動いてるんですけど、運転すると「ゴォーっ」という大きな音がします。
「もう古いし、掃除もしにくいんで、取替えてくださいや。」とのことですが、この上の幕板が...


幕板を外してみると、こんな感じで梁が交差している部分でした。
この段差はどうやって埋めようか。さてどうしよう...

パナソニックへ特注で幕板のカットは可能か、問い合わせしてみました。
回答もらうまでに数日掛かりましたが、結果は可能。
ただし結構高額な上に、納期が一ヶ月半以上掛かるとの事... 全然現実的じゃない(T_T)

いろいろ考えた結果は後ほど。
では工事に掛かります。
まずは既存機を撤去します。

まぁどのお宅のレンジフードもそうですが、年季が入っていますので、手袋と工具が油で凄い事になっていきます(^_^;)

で、このマンション。以前にも経験があるんですが、タイル後貼りなので、レンジフードの周りはご丁寧に目地材を充填されていて、タイルを痛めない様にこれを剥がしていくのが、非常に面倒くさいです...

マンションなどの場合、工期とか業者さんの段取りなどで、レンジフードを取付ける設備屋さんと、タイル屋さんの意思疎通が図れてない事が多々あるため、こういう事になる訳です。
阿部がマンションに住みたくない理由の一つでもあります(^_^;)

幅がキチキチなので取外しにかなり苦労しましたが、なんとか撤去完了。

凄まじい風景ですね。コンパネも何もない。
以前にも同じマンションで経験済みなので、まったく想定内ですけど(^^)v

下見してカットしておいたコンパネを、しっかりと取付けます。


寸法図を貼り付けて、位置決めをします。


本体を取付けて、ダクトを接続します。

ここまではささっと行くんですけどね。ここからが大変です。

あの撤去前の幕板の部分。
左の梁に幕板上部を合わせると、どうしても上の部分に空きができてしまうので、化粧ベニヤを使って目隠しにしました。


新しい幕板を留める金具を付ける訳ですが、タイルが微妙なところでカットされているので、小細工をして固定。


スライド式幕板を取付けました。

スライド式なので、現地で高さ調整が可能なタイプです。
化粧ベニヤが気になりますが、ここは今後、クロス貼り替えのリフォームされる際に、キレイに直していただく様にお奨めさせていただきました。

器具とタイルの隙間はコーキングを充填。


工事が完了すると、使用方法とお掃除方法をご説明してお引き渡しです。

「あらぁ、スッキリして綺麗じゃない(・∀・)!へぇ、お掃除がしやすいのね。まぁ、ファンも簡単に外れていいわぁ(*^^*)ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

この様な換気扇・レンジフードなどの取替えも、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2018年2月15日木曜日

従兄弟の新築住宅リビングへ三菱霧ヶ峰FZVタイプ新設工事

昨年の10月に、「2月に新築完成するんで、エアコン頼むけん。」と予約もらっていた従兄弟の新築住宅へ、エアコン取付工事に行ってきました。

三菱電機 MSZ-FZV6318S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰フラッグシップモデルです!(・∀・)


取付ける部屋は、リビング・ダイニング・和室が繋がった大きなスペース。
エアコン専用コンセントは、ダイニングスペースの壁にあります。


建築図面を見ると、こんな感じで柱と筋交いが入っている様です。
確認のためコンセントを外して、壁内部を確認します。


位置決めをしたら、配管穴を開けていきます。
配管サイズが2分4分なので、75Φのコアドリルを使用。

壁はクロス貼りではなく珪藻土壁なので、汚さない様にかなり神経を使っての作業です。

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。


位置を合わせて、背面板を取付けます。


室内機を設置。かなりの重量があるので、背面板に掛けるのも一苦労です...


スリムダクトを取付けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。

室外機も巨大化して、一人で運ぶには涙が流れるレベルです(T_T)
省エネ化のためには仕方ないのかも知れませんが、そこは技術力でなんとか頑張ってほしいところです...

外周りはこんな感じで完成。

かなり狭いので、放熱は大丈夫か?と思われるかも知れませんが、この目隠しガラリは向こう側が切れているのと、ガラリの下の方は結構空いているので問題ありません。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

明日が引越しなので、このリビングだけ本日取付けました。
1台、移設&分解洗浄で預かって帰ったので、また来週、移設分ともう1台新設分の取付けに行きます。
各部屋見せてもらいましたが、いい感じのお家でした。うちも建て替えたいなぁ...(*´ω`*)ムリヤロ

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。