2018年2月13日火曜日

猫カフェで天カセ5HPパッケージエアコン室内機の位置変え工事

FB友さんのご紹介で、天カセパッケージエアコンの室内機の位置を変える、移設工事にお伺いしてきました。

場所は、千舟町にある「猫カフェねこちゃる」さんです。

猫好きにはタマラン空間ですね(*´ω`*)

ご依頼内容は、受付の上に付いているこの天カセ室内機を、あちらのペンダント照明のあるところへ移動。


なぜ移動するかと言うと、猫ちゃんたちが居る部屋にもルームエアコンが付いてるんですけど、これが能力不足の様で、ここへ天カセを移動して、猫ちゃんの部屋にも温風が流れる様にするためです。


では、作業に掛かります。
まずは、このペンダント照明をこちらへ移動。


ポンプダウン運転を行い、内部のフロンガスを室外機側へ回収後、室内機を降ろします。


このアンカーの施工方法よく見掛けるんですけど、基本的にデッキプレートのこの部分はコンクリートが一番弱い部分なので、仕方ない場合を除いて打たない方がいいですね。
この場合、わざわざ全ネジボルト曲げてまでここに打ってるのでNGです。


今回、移設場所にはアンカーを使いません。
H鋼が1200mmピッチであるので、これにC型チャンネルを乗せて吊り込みます。

テナントビルなので、できるだけ打撃音を抑えたいのと、こちらの方が強度的に確実なので。

室内機を吊り込みます。


配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


真空引きを行っている間に配管のテープ巻きを行い、パネルを取付けます。

これ、電動昇降グリルになってます。
そんなに高さないんですけどね...(^_^;)

こんな感じで完成です。
あとは試運転をして、異常がない事を確認してお引き渡しです。


どんな風に猫ちゃんたちの部屋へ温風を流すかと言うと...

扉が開く様に作られていました(^_^;)
ちょっと柱が近すぎて、夏場冷房運転すると結露しそうなので、夏に様子を見て対策される事をお奨めさせていただきました。

「わぁ、きっちり納まりましたね。ありがとうございました。明日バレンタインなんで、これどうぞ。」と、チョコまでいただきました(ノ´∀`*)

猫ちゃんたち、お騒がせしました。みんな大人しくてカワイイ子ばっかりでしたよ。
猫好きさんはこちらへ。
「猫カフェねこちゃる」→ http://necocyaru.com/

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年2月10日土曜日

新築住宅でCATVテレビサービス新規導入工事

新築されたお客様が本日お引越しされたので、CATVのテレビサービス新規導入工事にお伺いしてきました。

既に引込工事班が、引込ケーブルを入れて保安器を設置してくれています。

ここから宅内側は、アベ冷熱技研の施工となります。

この位置がですね、ハシゴ立てるにもなかなかの位置で、ほぼ垂直に近い状態での作業です(^_^;)
風はありませんが、朝からしとしとと冷たい雨が降り続いています...



保安器の出力レベルを測定して異常がない事を確認して、宅内ケーブルを接続します。


宅内へ移ります。
ユニットバスの点検口裏にある分配器のところへ。


ここへブースターを取付けます。


レベル測定器を使って受信レベルを確認しながら、ブースターの出力を調整します。


適正レベルを確認後、STB(セットトップボックス)を取付けます。

今回、リビングは「らく録トク選」コースを選ばれました。
録画予約も楽にできるので、ヘビーユーザーさんには最適なコースですね。

接続後初期設定。


2階にも一台テレビがありますが、こちらは地デジとBSが見れたらいいとの事で、STB無料レンタルの地デジ・BSデジコースを設置。


設定完了後、使い方をご説明してお引き渡しです。

テレビもSTBと同じパナソニック製なので、ビエラリンクで使い勝手もいいです(^^)v
「ありがとうございました。また何かお願いすると思いますんんで、その時はお願いしますね。」と大変お喜びいただきました<(_ _)>

ばぜ今回テレビコースだけかと言うと、ネットゲームをされるそうでスピード重視という事から、ピカラサービスをお奨めしたかったんですけど、実はここピカラのエリア外...
泣く泣くNTTの光サービスにご加入されたという流れです。
頑張ってください、ピカラさん!

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2018年2月8日木曜日

分電盤の老朽化と容量不足・一部漏電の可能性があり電気容量増設と改修工事

前社長時代からお世話になっているお客様のご依頼で、電気容量増設と改修工事にお伺いしてきました。


先月末頃に、「阿部さん、久しぶりやね。電気のブレーカーが落ちていかんのやけど、そんなんも修理してもらえるん?」とお問い合わせいただき、点検にお伺いしてきました。

お伺いした時は普通に使えていました。
どんな電気製品を使ってるとブレーカーが落ちますか?とお聞きすると、よく落ちるのは朝方で、朝起きると電気が消えていたり、よく使っている時でも、あまり使ってない時でも突然落ちるとの事です。

とりあえず、漏電していないか絶縁抵抗計を使って、回路ごとに調べていきます。

まぁ、ブレーカーが落ちてない時に漏電調べても、反応が出る訳ありません。

お家の周りを調べていきます。
あらら?これはマズイですよ(^_^;)


あらぁ、ここも。。。


いけませんねぇ、落ち葉に埋もれると火災の原因にもなりかねません。


ここもいけませんねぇ、屋内用のビニールコードで延長されています。


プラグも腐食してるじゃないですか。。。

とりあえず、外周りの怪しいコード類はすべて撤去させていただきました。

これでちょっと様子を見てください。とお伝えして帰ろうとすると、「阿部さん、電気が漏れよんかなぁ?電気代が今月凄いんよぉ。」と拝見した明細...

え?電気代4万円超え??? 主幹ブレーカーが30Aで月4万超えてるの初めて見ました(;・∀・)

電気が漏れてて電気代が上がるとかはありません。
これは使い過ぎでしょ(^_^;)
ちょっと待って下さい?もしかして...

一次側の片相の電流値を測ってみました。 え???

30Aのブレーカーで、常時26A流れてます。
「どっかで電気盗まれよんかいな?」
お家の中の電気製品チェックさせていただくと、まぁヒーター系の電気暖房器がゴロゴロあります(^_^;)

居間にはオイルヒーターと、足元にはホットカーペット。
浴室には浴室暖房機と脱衣場には電気ヒーター。
トイレにも足元に電気ヒーター。
二階寝室にのみエアコンが。

これ30Aで持ちませんよ。
使い過ぎでブレーカーが落ちてる可能性も出てきました。
漏電か、使い過ぎか。

「阿部さん、もぅ40年経つけんな。ブレーカー換えてや。」とご主人。
まぁ換えるのはいいんですけど、30Aでは容量的に厳しいので、この際に50Aに容量アップしますか?
でも容量アップしても、電気代は使った分だけ請求がくるので、使い方も考えて使わないといけませんね。
しばらく奥様とご相談されてから、「ええ機会やけん、50Aにしてもらおうかね。安全に使える様にしてもろたらええけん。阿部さん頼むで。」との事でご依頼いただきました。

早速、図面を描いて四国電力へ容量増で電力申請を行います。

四国電力側が受理してOKが出るまでは、工事に掛かりません。
たまに変更依頼が掛かりますから。
でも今回、急ぐんですよねぇ... 原因がハッキリしてないので。

案の定、先週末の夜7時過ぎに、「阿部さん、真っ暗なんよ。どうにかならまいか。」...
あぁ...(´;ω;`) 準備して緊急出動です!

真っ暗なお家の中で、「すまんなぁ...」とお客様。
いえいえ、たぶん頻繁にON/OFFを繰り返してたんで、主幹ブレーカーが寿命を迎えたんだと思います。
漏電表示の黄色いボタンが飛び出ていますが、漏電している形跡はありません。


主幹ブレーカーを交換します。

1976年という表示が。42年ですか。。。

事務所にあった30Aのブレーカーを仮に取付けておきます。

欠相保護機能が付いてないので、あまりよろしくありませんが、この際しかたありません。
翌週には改修工事にお伺いできるので、できるだけヒーター類の同時使用を避けていただく様お願いしておきました。

と、ここまでが、先週末までの出来事です。
四国電力からOKがもらえたので、本日、工事にお伺いしてきました。
電気容量増に伴い、一次側ケーブルも太いものに取替えます。

右が既存のVVF2.6mmx3c。左が今回入れ替えるCV-T8sqケーブルです。
ケーブルのサイズによって、流せる電気の許容電流が違うんです。

既存の配管・ケーブルを撤去して、新しく配管とケーブルを設置していきます。

かなり足元が悪く、脚立がしっかり立たない上に狭いところの作業で、なかなか前に向いて進みません...

既存の電力量計をスマートメーターへ取替えて、新しいケーブルをトルクドライバーを使って接続します。


既存の分電盤を撤去。


新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。


外部の電柱からの引込みはこんな感じでした。


新築当初には無かったベランダやテラスが増築されていて、引込ケーブルが波板屋根の上に乗っていました。

これ、風で揺れて被覆が剥げると、漏電やショートの原因にもなります。

波板を割らない様に、道板を敷いて狭いところへ入り込んで、新しいケーブルを引いてきます。


引込みのところは長めのアングルに取替えて、ケーブルと接続点が軒先に当たらない様にしました。
ここ、もの凄い時間掛かってます...

電柱からの引込線は、後日引込班が新しいケーブルに張り替えてくれます。

外周りの電源が必要なところには、防雨コンセントを増設。
延長コードでは危ないですから。


洗面所のコンセントは、1200Wの電気ヒーターを使われていたため、コンセントが熱で溶けて抜けなくなっていました...


ここには、専用コンセントを増設させていただきました。


すべての配線工事が完了すると、漏電がないか点検を行い、電源を投入。

電気が点いた瞬間、「おぉ、電気が点いた!やっぱり電気がないといかんなぁ。阿部さんに頼んでよかった。見よったら丁寧にやってくれよったけん、安心して使えるわぃ。ホント嬉しい。ありがとう。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行いますので、この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。