2017年5月4日木曜日

動いているのに風が出なくて効きが悪いエアコンの取外分解洗浄作業

午前中は、エアコン分解洗浄(エアコンクリーニング)が完了したので、取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-BXV362-W(2012年製) 5年前にアベ冷熱技研でお買上げいただいたものです。


実は昨年10月に、「阿部さん、設定温度16度にしてるんですけど、なんか効いてないみたいなんで見てもらえませんか?」とご相談いただき、点検にお伺いしていました。

どこかでガス漏れしているのかと思って、フル装備でお伺いさせていただきましたが、風が出てない...???

ファンを確認すると... うわぁっ!!!・ω・

こ、これはスゴイ...(^_^;) 5年でここまで使っていただいたら、エアコン冥利に尽きますね。

その時は洗浄をお奨めしていたのですが、冬の間はエアコンを使用されていなかった様で、先週ご連絡いただき、取外しにお伺いしていました。


お預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認。

ご主人さんがタバコを吸われているので、茶色いヤニが付いていましたが、カビの原因はキッチンが近くにあるのと、タマに焼肉をされるそうで、ボディがベタついてホコリが付着して、湿度が高い時にカビが繁殖したと思われます。
お客様ができる掃除方法はお伝えしましたが、同じ環境であれば定期的な洗浄が必要ですね。
今回ピカピカになって、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2017年5月3日水曜日

マンション駐車場を倉庫にしたので共用照明の切り分けスイッチ取付工事

福祉用品のレンタル・販売をされているお客様から、管理されているマンションの駐車場部分を、一部倉庫にされたそうで、「共用部の照明そのままなんで、スイッチ付けて入り切りできるようにできませんか?」とご相談いただき、本日電気工事にお伺いしてきました。

倉庫に改装された天井には、2台の照明器具が付いています。

駐車場・エレベーターホール・階段、一括で自動点滅する仕組みになっていて、夜にならないと点灯しない状態です。
倉庫なのに、夜中点灯していても意味がない訳です。

この倉庫内にはコンセントなどの電源回路はありません。
照明回路は自動点滅式なので、電源としては利用できません。
さて、電源をどこから取ってくるか...

お客様が、「この裏のエレベーターホールにコンセントがあるんやけど、あれを利用できんかな?」と案内されたのがここ。


なんだこのコンセント?なぜこの高さに、抜け止め形のコンセントがあるのかは不明ですが、この真裏が倉庫になるので、ここしか電源が取れません。

「このコンセント使わないんで、ここから引っ張ってもらってかまいません。」との了解をいただきましたので、早速作業に掛かります。

コンクリート壁の厚みは200mm程度。ケーブルが通る穴を開けていきます。


倉庫側に貫通しました。


ケーブルを挿入します。


ここから入口シャッター脇まで、塩ビ管を留めていきます。


棚の上の荷物を降ろしたり上げたりしながら...


脚立もちゃんと立たない様な足場で苦労しながら、配管作業を行います。


2台の照明器具へ配管・入線していきます。


シャッター脇へスイッチを取付けます。
真っ暗でもスイッチの位置がわかりやすい様に、ホタルスイッチにしました。


その下に、コンセントも取付け。


すべての配管・配線作業が完了すると、エレベーターホールのコンセントの所で、ケーブルを接続。
古いコンセントは撤去して、カバープレートを取付けました。


電圧を確認して、異常がない事を確認。


スイッチを入れて、照明が点灯する事を確認してお引き渡しです。

これで倉庫で作業する時も、明るく快適になりますね(*^^*)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

2017年5月2日火曜日

エアコン工事のご依頼なのに電気工事がメインなのが多いです

午後からエアコンの新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機霧ヶ峰 ムーブアイ搭載エアコン お客様支給品です。


取付けご希望位置はここです。

エアコン専用コンセントが無いので、ついでに電気工事もご依頼いただきました。
量販店などは、専用コンセントが無い場合、エアコン取付けしてくれないところもありますね。
裏を返せば、「無資格だから電気工事ができない」ということです...

専用回路増設は、エアコン取付時に一緒にご依頼いただく方がキレイに仕上がりますね。
アベ冷熱技研は有資格者が施工させていただきますので、安心してご依頼いただけます。

ではエアコン工事に掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。


配管穴を開けていきます。


はぃ、ここでエアコン工事ストップ。
この配管穴を利用して、電気工事に移ります。


ここは2階です。収納部の点検口から天井裏へアクセスします。


2階天井裏を横引きしていきます。


収納部の壁内を利用して、2階から1階天井裏へ落とし込みます。


キッチンの天井材がジプトンなので、一部外して点検口代わりにします。

2階エアコン脇から、1階分電盤まで、すべて隠蔽配線できました。
あ、上と左に向かっているモールは阿部の施工じゃありませんよ。リフォームされた際に増設されたそうですが、隠蔽にできるのに...

はい、2階エアコン脇にコンセントを取付けて、増設電気工事完了です。

ね、配管穴開けた時にコンセント増設する方が、キレイに収まるでしょ(*^^*)
これ、コンセントだけ先にやると、開口時に失敗する確率が高くなります。
実際、コンセントのすぐ右側には壁内に間柱があるので、微妙な位置関係なんです。
配管穴を開けることで、そこから壁内の状況を確認できるんです。
まぁお客様にとってはピンと来ないかも知れませんが、阿部的には精神的?にも美観的にも重要なところであります<(_ _)>

ではエアコン工事に戻ります。
配管穴には気密性向上と、小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はテープ巻き仕上げです。
室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


いわゆる普通のベランダ置き工事なので、サクッと完了。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

電気工事の部分、簡単っぽく書いてますが、今日は気温が高く天井裏で汗だくな上、いろんなところにケーブルが引っ掛かって、結構頭に血が登りながらの作業でした(^_^;)
いぃんです。キレイに工事ができたら、それですべてOKなのです(*´ω`*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年4月27日木曜日

大きな音がする灯油ボイラーを快適なバブルおそうじ機能付きエコキュートへ取替工事

先週から取り掛かっていたエコキュートへの取替工事が完了したので、お引き渡しにお伺いしてきました。

三菱電機製 SRT-ST462 フルオートW追いだき&バブルおそうじ機能付きエコキュートです。


施工前はこんな感じ。


灯油ボイラーをご使用でしたが、運転音が高く近所迷惑だということで、エコキュートへの取替えをご相談いただいていました。

こちらのお宅も例のステッカー貼られていますね...
まぁ深くはツッコミませんが、もぅモザイクも掛けませんよ(p_-)

この業者さんの施工かどうか判りませんが、配管に断熱材も巻いて無くて丸裸です...

いろいろ満載ですが、このボイラー周りの配管は今回、全部撤去します。

数種類のパターンでお見積りさせていただき、機種が決定したので、図面を作成して四国電力へ申請します。


まずはタンクユニットを置く、コンクリート基礎を造ります。

給水・給湯・排水管を取り回して、型枠を造ります。

砂・砂利・セメントに水を混ぜて、コンクリートを流し込みます。

固まるまで、一週間ほど寝かせます。

エコキュートの電源工事に掛かります。
ボイラーの脇に引込開閉器があるので、ここから分岐することにします。


あれ?なんか既に2本分岐されてますよ?
もしかして、この100均ボックス...


やっぱり...(^_^;) 経年劣化で、触るだけでフタがボロボロと崩れました...


一度、全撤去します。

もともとこの場所に、電力量計が付いていた様ですね。
この上の部分は増築されたそうで、そのときに2回路分岐増設したみたいです。

はぃ、こんな感じで、しっかりしたプラボックスに収めました。


次に、浴槽の循環アダプターを取替えます。


既存の循環パイプはこんな感じでした。
銅管で内部に青錆が多かったため、これも全部取替えます。


配管を三層管に取替えて、スリムダクトに収めます。


いろんな配管が交錯しているこの部分も、妥協せずスリムダクトで(*^^*)

既存のガス配管がうねうねしてて、かなり残念なことになっていますが、ここは触ることができません。

しっかりした基礎が出来上がったので、設置準備に掛かります。


タンクユニットを設置して、配管類を接続していきます。


ヒートポンプユニットも接続していきます。

配管接続が完了すると、注水を行い水漏れがないか確認します。

タンクが満水になるまで時間が掛るので、リモコンを取替え。


電力量計も、アナログメーターから、、、


スマートメーターへ取替えます。


タンクが満水になると、電源を投入して初期設定。
沸き上げ運転が始まります。


フロリモコンで、お湯はり試運転開始。


勢い良く浴槽に注水が始まりました。

異常がない事を確認して、エコキュート設置作業完了です。

あとは、使い方をご説明してお引渡しです。

「大変な工事やったなぁ。キレイにしてもろてありがとう。これで安心してお湯が使えるわぃ。」と、大変お喜びいただきました。

あれ?ガスが残ってるからオール電化じゃないじゃん。
はぃ、「オール電化割引き」っていう制度がなくなったので、オール電化という言葉も今後は無くなってきますかね。
新しい制度になって、ガスが残っていようが、灯油が残っていようが、時間帯別契約が選べるので、「ガスで調理するのが好き」と言われるお客様にも、今回の様にお得な電気料金体系が適用できます。

アベ冷熱技研は四国電力計器認定店、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>