2017年3月25日土曜日

オールガス~エコキュート&IHクッキングヒーターのオール電化へ乗換工事

先々週から取り掛かっていたオール電化工事が、本日完了しました。


この前、エアコン取替工事にお伺いした、先輩宅です。
ガス給湯器&ガスコンロのオールガス住宅でしたが、以前からオール電化にしたかったそうで、既にエコキュートとIH機器は購入済みでした(^_^;)気が早い...

ちょうどこのスペースにエコキュートが置けるので、ここに設置することにします。

まずは宅内電気設備を調査し、電気図面を作成し、四国電力へ電力申請を行います。


電力申請しても数日は受領されないので、先に配管と基礎工事に掛かります。

給水・給湯・排水の配管を既存管から分岐して、タンクユニット設置場所まで埋設配管します。
安い工事店さんは、埋設せず露出配管が多いですね。

配管作業が完了すると埋戻しして、基礎を作るために型枠とメッシュ筋を配置。


コンクリートを流し込んで、2週間ほど寝かせます。


電気工事の方ですが、既存の電気設備は、主幹75Aで十分容量はありますが、ケーブルがVVR22sqを使っていて、海が近くて劣化が激しいのと、一次側の配管がずり下がってケーブルが下に引っ張られている状態でした...


よく見るとサドルが割れてますね...


「どうしても気になるけん。一次側だけでも替えてや。」とのご希望なので、配管とケーブルを取替えます。


こんな感じだったものを。


こんな風に。

電力量計から分電盤までのケーブル長が8mを超える場合は、開閉器(配線遮断器)を設けないといけないのですが、既存は設置されていなかったので、今回設置しました。
ケーブルはCV-T14sqへ張り替えました。

メーター周りはこんな感じで完成。


宅内分電盤から、エコキュートとIHクッキングヒーターの専用回路を増設します。


天井裏を通して。


一部外部立ち下げ。


コンロ台内部に、IHクッキングヒーター専用200V30Aのコンセントを取付けます。


エコキュートは壁内を立ち下げて外部へ。

ここまでが先週の作業でした。

で、本日、エコキュート取付けです。
ガス機器の撤去、ガス配管の撤去は、ガス供給業者さんへ依頼。

ガス給湯器が外れましたので、作業に掛かります。

しっかり固まった基礎に、アンカーを打ち込みます。


浴槽アダプターを取替えます。


フロ循環とヒートポンプの配管は、耐久性と作業効率を考慮して、三層管を使っています。


タンクユニットとヒートポンプユニットを据え付けて、配管類を接続していきます。

午後から雨模様になりましたが、エアコン工事ほどシビアじゃないのでそのまま続けます。

満水時には400kgを超えるタンクユニットは、アンカーでしっかりと固定しています。


機器接続が完了すると、既存電力量計を、四国電力から送られてきたスマートメーターに取替えます。


エコキュートの注水が完了すると、水漏れがない事を確認して、リモコン取替え後に電源投入。


初期設定を行い、試運転。


勢い良く浴槽に注水が始まりました。

異常がない事を確認して、エコキュート設置作業完了です。

次にIHクッキングヒーターへ取替えます。
うわ、ガス屋さん、給湯器だけ持って帰ってガスコンロ放置ですか...(p_-)


まぁいいです、サクッと取替えました。


鍋に水を入れて試運転。

一気に沸騰しだして、「うわぁ、お湯が沸くの早いなぁ(・∀・)」と先輩。
はぃ、IHを初めて使う人は、この火力で料理を焦がしてしまうので注意が必要です<(_ _)>

以上ですべての工事が完了して、お引き渡しです。

電材屋に勤めている先輩ですから、機器はすべて支給品です。
今回設置したエコキュートは三菱電機製。IHはパナソニック製です。
いい選択ですね(*^^*)

「丁寧にしてもろぅて、ありがとう。今度、息子んとこの電気工事も頼むわ。」と、とてもご満足いただきました。

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2017年3月24日金曜日

マンションからピカピカの新築住宅へエアコン移設工事

かなり前からご予約いただいていました、エアコン移設工事にお伺いしてきました。


まずは、今までお住まいだったマンションへお伺いして、エアコンを取外します。


新しいお家へ運んで、取付工事に掛かります。
建築中の写真を撮っていただいていたので拝見すると、こんな感じで筋交いが入っている様です。

コンセントが壁の中心にあるので、右にするか左にするかというところですが、左下にはテレビが来るので、お客様にご説明させていただき右側に設置する事にします。

コンセントの上部には柱などは無いので、位置決めをして配管穴を開けていきます。


配管穴には貫通スリーブを挿入。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで美観仕上げ。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


外周りはこんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今のところ、暖房器具はこのエアコンだけだそうです。
「引っ越ししてからやっぱり寒かったんです。これで今日から暖かく過ごせます。綺麗にしていただいて、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年3月23日木曜日

事務所ビルの3階へ高所作業車を使ってエアコン取付配管工事

本日は、とある協会の事務所ビル3階応接室に、ルームエアコンの取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV4017S-W ムーブアイ搭載ハイブリッド霧ヶ峰です。
まだカタログにも掲載されていない、2017年最新モデルです(*´ω`*)


こちらの応接室。実はエアコンが付いています。
このエアコン、隣のお部屋のエアコンとのマルチタイプ(室外機1台・室内機2台)になっています。

もう型も古い事と、故障した場合に部品がないため、今年度の予算で新しいエアコンを取付けておきたいとのご希望でした。
こ、今年度ですか?(^_^;)
今年度って3月末までですよね...

「新しく付けるエアコンは、壁掛形のルームエアコンがいい」との事で、ここへ設置希望。


これが3階なので、この高さ。

お隣の敷地にハシゴを...無理ですね。
駐輪場があるので、ハシゴが立ちません。
高所作業車じゃないと作業ができません。

早速、お見積りと平行して、ちょうど切り替り時期のエアコンがあるかどうか?年度末で忙しい高所作業車が借りれるかどうか?3月末までで予定を空けることができる日はあるのか?もうバタバタでしたが、いろんな方々の助けをいただいて、本日工事にお伺いした次第です。

では工事に掛かります。
まずはエアコン専用コンセントの増設作業。

ローカを隔てた事務所内にある分電盤から、天井裏へケーブルを這わせていきます。

思ったより距離があって、なかなか手強いです...


応接室の埋込み型照明器具を外して、点検口代わりにケーブルを通します。


ここで配管穴の位置決めをするために、背面板を取付け。


配管穴を開けていきます。


なぜ先に配管穴を開けたかと言うと、この穴を利用して、壁面にコンセントを増設したかったのですが、結局壁内部にケーブルが通らず、天井面に取り付けることに。


コンセントを取付けて、分電盤内で200Vブレーカーに接続し、電源投入。
電圧を測って異常なし。で、増設電気工事は完了。


ここからは外周り。
いつも甘えてばっかりの向井電気工事さんに、高所作業車をお借りして、スリムダクトを壁面に取付けていきます。


ダクトを留めて、配管類を収めていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管は左後方出し。ソフトドレンは直接接続。
隠蔽配管の施工時と、同じ要領でやりました。

こうしておく事で、メンテナンス時や将来の取替え時には、高所作業車を使わなくて済む様に配慮しています。

外部立ち下げは、こんな感じで完了。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

最新型のAXVですからね。デザインもなかなかのもんです。
快適な応接室の完成です(^^)

今月、丸一日空いているのは今日しかありませんでした。
エアコンが間に合ったのも、高所作業車が今日借りれたのも、曇りで雨が降りそうで降らなかったのも、いっぱい支えられてるなぁと思った一日でした(*´ω`*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。