2017年3月22日水曜日

駐車場が暗いのでLED防犯灯を新設工事&既存LED防犯灯を移設取替工事

いつもお世話になっている、いちやなぎクリーニングさんからのご依頼で、駐車場の防犯灯新設工事にお伺いしてきました。

以前、正面の看板灯をLED投光器に取替えましたが、正面が明るくなった分、側面の駐車場が暗くなってしまったので、LED防犯灯を取付けてほしいとのご希望です。

サクッと防犯灯を取付けます。
今回の灯具は、パナソニック製NNY20360 20VA明るさセンサなしタイプです。


暗くなると自動的に点灯する「明るさセンサ」は内蔵していません。
今回は正面の看板用投光器と同じ回路にして、同じ時間に一斉に点灯する様に、投光器回路から分岐しました。


塩ビ管とPF管を使って、ケーブルを直射日光から保護して灯具に接続。


作業が完了すると、スイッチを入れて点灯試験。完璧です(^^)v


もうひとつ。こちらは以前、反対側の駐車場に設置させていただいた、三菱電機製のLED防犯灯。

来月からこちらの駐車場は使えなくなるので、別の場所へ移設します。

建物裏側にある既存の20W蛍光灯の防犯灯。
球切れでずっと放置されていましたが、これを先ほど撤去したLED防犯灯へ取替えます。


サクッと完了(^^)v

こちらは明るさセンサ内蔵で、暗くなると自動的に点灯します。
蛍光灯タイプに比べて、明るさUP、消費電力DOWNで、安心と省エネを両立しました。

アベ冷熱技研では、省エネLEDへの取替えや省エネプランの作成も行っていますので、お気軽にご相談ください。

2017年3月17日金曜日

お家の照明器具を省エネ長持ちのLED化&スイッチ不良を取替修理作業

いつもお世話になっている企業の会長様から、「うちの家の照明器具をLEDにしてほしい」とのご依頼で、本日お伺いしてきました。


当初ご依頼いただいていたのは、この蛍光灯の取替え。

他の家で使っていたLED照明器具があるので、それに取替えたいそうですが、この既存照明器具が直付けタイプのため、引掛けシーリングが必要な訳です。
これは電気工事士の資格が必要ですから、わたくしの出番です(*^^*)

既存機を撤去していきます。
ビス数本で天井面に留められていますが、ビスが効いているところと効いていないところがありました...危ないですねぇ。


外す時に、何かポロポロ落ちてくるなぁと思ったら、ソケットの樹脂部分が経年劣化で、触るだけで粉々になっていきます。
もぅ寿命でしたね...

ちなみに、蛍光灯形のLEDランプが出回っていますが、この様にソケットが古いと、重量が増えるLED管を支えきれなくなって、落下する可能性があるので大変危険です。
なのでアベ冷熱技研では、蛍光灯形のLEDランプはお奨めしていません。

撤去しました。


引掛けシーリングを取付けます。

今回も下地が中心からズレていたので、ビスが下地に掛かる位置に移動させて、しっかりと取付けます。

あとは、カチッとLED照明器具をハメ込んで完了です。


こちらのお部屋も同じ様に、、、


はぃ、完了です。


「ついでにこれも見てもらえん?スイッチ入れても点かんのよ。ランプも替えたんやけど。」
うわぁ、、、器具の不良じゃない事を祈りつつ、点検作業開始。


調べて行くと、どうもスイッチの不良の様です。


階段と廊下にあるスイッチで、1階、2階、ローカと、どこででもON/OFFができるタイプです。

よくON/OFFするスイッチは、どうしても他の部屋に比べて寿命は短くなりますね。

今回、一緒に3箇所新しいスイッチに取替えます。


スイッチを引きずり出して取替え。


バッチリ点灯する様になりましたよ。


ここのランプも、蛍光形からLED球へ取替えました。
パナソニック製の全方向形LED球です。
蛍光形に比べても、大幅に消費電力が削減されます。

LEDはその性質上、一方向ばかり照らす感じになりますが、全方向形は上向きにも光が拡散されるので、白熱電球と同じ様な感じに照らすことができます。
今回の様なペンダントタイプの照明器具にお奨めです。

こちらの玄関ポーチの照明も。
最近帰りが遅く、ずっと点灯させておくのももったいないとの事で、センサー付きのLED照明をお奨めさせていただきました。


既存の器具を外そうと思ったら、まさかの塗料固着...


じわじわと削りながら取外しました。

いやぁ酷いもんです。塗装するときは、器具は外してやってもらいたいですね。
ビス2本で外れるんですから。

さて、LED照明のメリットとして、「器具がコンパクト」っていうのがありますが、こういう取替時には逆にデメリットとなります。

既存器具より小さくなるので、外した跡が丸見えになるんですよね。

「別に上見ることなんか無いけん、そのままでかまんよぉ。」と言われましたが、あまりにも目立つので、ちょっとスプレーを(^_^;)

あんまりやり過ぎるとムラムラになるので、軽めに吹いてます。

こんな感じで取付け完了。


これもパナソニック製にしたかったんですけど、60W相当の明るさの天井取付けタイプのセンサー付きっていうのが無くて、コイズミ照明のマルチタイプ人感センサ付きタイプにしました。



辺りが暗くなると10%程度の明るさでほんのり点灯して、人が近づくと100%で点灯するというものです。

動作を確認していただいてお引渡しです。

「早く、安くしてもらって、ありがとうございます。もっと費用が掛かるのかと思ってました。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

2017年3月15日水曜日

分譲マンションで配管フルダクト化粧仕上げのエアコン取付工事

7年前に他の部屋を施工させていただいたお客様から、久々にご依頼いただき、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 汎用機 お客様支給品です。

「阿部さんがBlogで霧ヶ峰推してるんで、パナソニック派だったんですけど、今回は三菱にしてみました。」とお客様。
間違いない!間違いないです(・∀・) 支給品でも嬉しいです!一段と取付け意欲が湧きます!(^_^;)

施工前。室内側は一般的なマンションと変わりません。


室外側は、玄関スペース。
共用廊下からは奥に入っていますが、ガス給湯器や電力メーターなどの収納があるため、こんなところに配管穴があります。


内部を下から覗くとこんな感じになっています。
体や腕は入るスペースはありません。。。


とりあえず工事に掛かります。
背面板とMDダクトを取付けていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管...簡単に通ってる様に見えますが、曲げながら引っ張り、曲げながら引っ張り...結構大変な思いをして通しています(´・ω・`)

外部配管はブラウン色で化粧仕上げ。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


ドレンは塩ビ管を使って排水溝まで導く訳ですが、ちょっと見た目がアレでしょ。


実はお部屋の気密性が高すぎて、キッチンの換気扇を回すとエアコンのドレン管からポコポコ音がするそうで、これを付けて欲しいとのご依頼です。

ポコポコ音は、排気に対して吸気が足りないから、ドレンホースを通して風が入ってくるために、排水時にポコポコと音を立てる現象です。
吸気口を開けてやることで解消されますが、こちらのマンションの場合は吸気口が無くて、サッシに付いている換気窓を使う様になっていました。
この窓はフィルターが付いていないので、開けると排気ガスが混じった外気が侵入してきて、カーテンが真っ黒になってしまうので、それを避けるために逆止弁をご希望でした。

これ、定期的にメンテナンスしないと、ドレンが詰まって最悪の場合は室内機からの水漏れの原因となります。
アベ冷熱技研では基本的にお奨めはしていませんが、「寝れないくらい気になる」との事でしたので、きちんとメンテナンスしていただく事をお約束して、取付けさせていただきました。
ホントは横向きに付けてはいけないんですけど、メンテナンスの都合上ここに取付けです。

外周りはこんな感じで完成です。
どこの分譲マンションもそうですが、エアコンの事まったく考えてないのか、知識がないのか...こういうところにしか置けないのは、設計士としてどうなんですかね?
この共用廊下に、同じ様にずらっと室外機が並んでいるのは、なんとも残念な感じです。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「丁寧にしていただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年3月14日火曜日

自家用電気工事に使う防保護具耐圧試験のお手伝い

3月2日・8日・14日の三日間、四国電力松山試験所で、松山電気工事協同組合の事業のひとつ、「防保護具耐圧試験」のお手伝いをしてきました。

自家用電気工事の際に使用する「防保護具」は、労働安全衛生規則第351条により、絶縁防保護具は6ヶ月以内毎に定期自主検査(耐圧試験等)が義務付けられています。
松山電気工事協同組合では、希望される組合員に対して、定期的に耐圧試験を実施しています。

まずは各組合員に試験所まで持ち込んでもらった防保護具の数量チェックと仕分け。


絶縁胴衣、高圧シールド、低圧シールド、蛇腹式シールド、絶縁ヘルメット、高圧用絶縁手袋、絶縁長靴と、種類ごとにまとめていきます。


我々のお手伝いは、受入れと仕分け作業。
耐圧試験は後日、有資格者の方々に作業していただきます。
この水槽に防保護具をセットし、高圧電流を流して、異常がないかテストする訳です。


合格品は合格の印を押していきます。


タマに不合格品もあります...(^_^;)

作業員の命を守る保護具ですから、不良は買い替えていただきます。

耐圧試験が終わると、今度は各組合員のボックスへ、仕分けしていきます。


仕分けが完了すると組合事務所へ運んで、各組合員に引き取りに来てもらって終了です。

重量もあるし、仕分けも間違わない様に神経使うし、結構な重労働ですよ、これ(^_^;)

これで組合員のみなさんが安全に作業できます(^^)
みなさま、ご安全に。