2016年12月26日月曜日

ゼロエネルギーハウス(ZEH)へエアコン1台で全館空調のルームエアコン取付工事

話題のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の新築住宅へ、ルームエアコンの取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 省エネZXVシリーズ5.6kwタイプ、建築会社様支給品です。

なんだこれ?なんでこんなところにエアコン?って思いますよね(^_^;)
実はこのエアコン1台で、この建物すべてのお部屋をまかなえるんです(゚∀゚)

では、今日までの工事の模様を。
まず建前が終わり、ある程度進んだ9月に隠蔽配管にお伺いしていました。


室外機は建物裏の方へ置きたいので、まぁまぁの距離を横引きしていきます。


基礎の配管穴は、コンクリート打込み前にボイド管を入れてくれていたので、それを使用。

外部は外周りの作業の邪魔にならない様に、配管の余長を取って養生しておきます。

さすがに配管距離が長いので、ドレン管は別ルートの最短距離で外部へ。


ここも既存穴を使って外部へ。

ここからの立ち下げは、水道屋さんがやってくれるそうです。

とりあえずこんな感じで先行配管作業終了。

どんな感じに仕上がるのか、口で説明してもらいましたが、この時はまだ全然イメージが沸かず...
エアコン、こんな低い位置でホントに大丈夫なんだろうか?と、少々不安...(^_^;)

とりあえず大工さんが、ある程度壁を貼ってくれるまで日を置きます。

まだ行かなくていいんだろうかと思い出した11月。
「阿部さん、そろそろリモコン線を入れておいてください。」との連絡を受け、現場へ。
そうなんです。ワイヤレスリモコンじゃなくて、リビングで操作するため、リモコン線をエアコンの所からリビングまで入線する作業があります。


まぁそんなに距離はないんですけどね。
壁貼られちゃうと、入線するの結構大変ですから...(^_^;)

とは言いながら、この壁貼られててたのを、大工さんに許可もらって剥いでやりましたけど...(T_T)

はぃ。という訳で、12月も年末押し迫って内壁が仕上がったので、取付工事にお伺いしました。
うぉぉ...結構狭い...(^_^;)


ホントにこの高さでいいんですね(^_^;)と再確認して、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ずっと正座しての接続です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きをしている間に室内機をバラして、ワイヤードリモコンを接続するための制御用インターフェイスを接続します。


あとは、リモコンを取付けて試運転開始。

異常がない事を確認して、お引渡しです。

で、これどうなってんの?って言う話ですが、こんな感じになってます。

ホントはですね、上の点検口が給気口だそうで、開けておかないといけないのを、ご丁寧に阿部が閉めちゃってる写真ですf(^_^;)
このスペース自体が「ダクト」の役目を持っていて、魔法瓶の様に断熱された建物内を空調された空気が循環して行くというシステムになっています。
足元のグリルから床下にダクト扇が設置されていて、強制的に循環されています。

通常はこの様に扉を閉めて運転します。


各部屋にはこの様な吹出口があって、24時間全館空調されています。


え?24時間も運転したら、もの凄い電気代じゃないの?って思いました?
最初に書きましたけど、ゼロエネハウス(ZEH)ですから。
大きな屋根に設置された、高出力の太陽光発電システムのお陰で、電気代など気にする必要もありません。

家の中は年中一定温度。
すばらしく快適な空間の完成ですね(*^^*)

今回ご依頼いただいたのは、「自然派住宅専門店ワンズスタイル」さん。

代表の神野さんとは、かなり前からのBlog友さんで、仕事への取り組みや使用する素材へのこだわりに共感しています。

こちらのお施主様、「神野さんに出会えて良かった。リフォームで済まそうと思ってたけど、基礎の問題とか、補助金の事とか、親身になっていろんな提案をしてくれたのは神野さんとこだけだったんです。ホントいいお家ができて嬉しい。」とお話されていました。
ワンズスタイルさん、お奨めです(*^^*)

神野さん、ご依頼ありがとうございました(*´ω`*)

2016年12月11日日曜日

お引越しでエアコン移設のついでに取外し分解洗浄作業

初めてのお客様のご依頼で、エアコン分解洗浄と移設工事にお伺いしてきました。

ダイキン ATR71JPE5-W(2009年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。

今回、移設工事もご依頼いただいているので、まずは取外しにお伺い。

7.1kwと、かなり高用量タイプのため、配管サイズは通常のものより太いです。
太い銅管は一度曲げると元には戻らないため、移設先では流用できません。

室外機の後ろがホコリで目詰まりしていたため、この機会に掃除しておきます。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓


ドレンパン↓

洗浄が完了すると、お引越し先へ取付けにお伺いします。

まずは、コンセントが100Vなので、

200Vへ電圧切替えを行います。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

それと、食洗機用の分岐水栓の取付けもご依頼いただき、接続させていただきました。
お引越し先で快適に使える様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2016年 年内の新規工事の受付を終了いたします<(_ _)>

2016年、今年もわずかとなりましたね。
今日は日曜日で通常はお休みですが、2件完工お引き渡しさせていただきました。

「うちの工事もBlogに載るんでしょ。」と、楽しみにされてるお客様がたくさんいらっしゃいます。
...が、ホント申し訳ございません、7月から止まっている状態で年末突入してしまいまして、もぅ80件も溜まっているBlog記事を、今年中に書き上げるなんてとても無理な状態に陥っております(T_T)
※FBは都度UPしてますけど。。。

先月、頭痛で苦しんだかと思えば、先週から首のリンパ腺が腫れ上がって激痛。。。
薬漬けで頑張っていますが、いろんな事にクビ突っ込んでいるので、会議やらなんやら。

仕事はどうかと言うと、そんなに忙しくありません。
年末にもかかわらず、比較的工事予定は空いてるんです。
工事は空いてるんですけど、今年中にやらないといけない事は山盛りなんですねぇ。。。
先週、松山電工組の忘年会が盛大に開催されましたが、今年の忘年会参加はそれのみで終了です(´ω`)

お届けするカレンダー巻き終えました。
今年は100部単位でしか注文できなくなったので、なんと200部あります(^_^;)
アベ冷熱技研でエアコンやボイラー、オール電化機器をご購入いただいた方、アンテナ工事やCATV、エアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様へ、一軒一軒お届けさせていただきます。

あ、年賀状も作らないといけませんね。。。

そんなことやってると、年末ギリギリまで全然時間がない訳です。
ほぼ一人でやってますからね。←ここなんとかしたい

という訳で、
年内の新規工事の受付を終了させていただきます<(_ _)>

当然ですがお客様第一ですので、当社施工品の故障修理対応は、できるだけ迅速に対応させていただきますので、不具合などありましたら何なりと。

当面Blog更新はできないと思われますが、生きてますのでf(^_^;)タブン
今年一年大変お世話になりました。
みなさま、良いお年をお迎えくださいませ<(_ _)>

2016年11月29日火曜日

居酒屋店舗の壁ビルトインエアコン×3台の取外し分解洗浄作業

FB友さんから、壁ビルトインタイプのエアコンを3台、分解洗浄のご依頼をいただきました。

ダイキン F28AMV(2001年製)壁ビルトインタイプ×3台

設置されているのは、居酒屋の個室です。

このエアコン、2001年製で15年目になります。
※ご注意:アベ冷熱技研では、10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。
どうしてもと言うお客様には、何があっても一切の保証はできないという事をご了承いただける場合のみ、お引き受けさせていただいています。

まずは、室内機を取外してお預かりします。

ドレン(排水)はどうなっているんだろうかと確認してみると...
うわぁ、隠蔽されてるのに断熱されていません。

よく見てみると、露タレして天井材に跡が付いていますね。
ドレンの断熱、侮るなかれです。
ここは再取付けの際に治すことにします。

お預かりした室内機を持ち帰って、分解していきます。
15年分の汚れが...

内部は結構傷んできています。
そろそろ取替え時期ではありますけどねぇ...

電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
断熱されていなかったドレンホースを、しっかりと断熱しておきます。

室内機を設置して、配管類を接続。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、

異常がない事を確認して、

お引渡しです。
これでまだしばらくは使えますかね?できれば故障する前に取替える方がよろしいかと(^_^;)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。