2016年11月24日木曜日

テレビもネットも繋がらない部屋へテレビユニットと有線LAN増設工事

前記事の、エアコン工事が完了しての続きです。

エアコンが付いて快適なお部屋になったので、テレビとパソコンを持ち込みたいですね(^^)
でもこのお部屋には、テレビユニットもLAN端子もありませんでした。


テレビ・ネット・電話は、愛媛CATVのトリプルコースをご利用でした。
すべての設備は、1階の居間に設置されています。


ここから先ほどの2階のお部屋まで、ケーブルを通していきます。


プレートを外して、テレビ用同軸ケーブルとLANケーブルを、既存の電話用配管に通していきます。


2階のお部屋へ戻り、増設する場所を開口します。


1階の天井裏へアクセスして、先ほど1階から挿入したケーブルを配管から引き出します。


開口したところへ、ケーブルを通していきます。


同軸ケーブル、LANケーブル、電源ケーブルが2階のお部屋へ出てきました。

電源ケーブルは、エアコンの専用回路増設時に一緒に敷設していたものです。

こんな感じで収まりました。


コンセント電圧を確認。


1階の導入箇所は、こんな感じで収まりました。


テレビのケーブルは、テレビ脇で分配器で分けます。


2階でテレビの受信レベルを測定して異常なし。


1階のLANケーブルの末端にプラグを取付けます。


LANチェッカー親機を接続。


2階の子機で異常がないことを確認。


こちらのお客様、まだ愛媛CATVのWiFiルータープレゼントの恩恵を受けていらっしゃらなかったので、今回無料で設置させていただきました。

1階にもルーターがあるので、ブリッジ接続です。
鉄骨造の建物ですから、今まで1階のWiFiルーターの電波が2階まできちんと届かなかったんです。

ルーターを設置しましたから、きちんと速度測定。


スマホでもきちんと繋がることを確認して、工事完了お引渡しです。

「きれいに仕上がりましたね。これでこの部屋でも快適に過ごせる様になりました。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

エアコン専用コンセントの無い2階の部屋へエアコン新設工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取付けと専用コンセント増設、LANケーブル配線、テレビユニット増設のご依頼をいただき、お伺いしてきました。
LANケーブル配線とテレビユニット増設については、別記事で書きますね。

まずはエアコン工事の方から。
パナソニック お客様支給品です。


鉄骨造2階建て、2階のこのお部屋へエアコンを新設します。


まずは位置決めをして、穴開けを行います。


先に専用回路を増設するため、この配管穴を利用してケーブルを通していきます。


1階の天井裏の一部が広いスペースになっているので、作業性はいいです(^^)


ただし木造を構造が違うので、所々穴開け加工などが必要です。


2階から1階の分電盤まで、ケーブルが通りました。


分電盤に呼びスペースが無いので、増設ブレーカーは分電盤の脇へ設置。


エアコンのところにコンセントを取付けて、専用回路増設完了です。


配管穴には、気密性確保を小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室外機は屋根置きです。溶融亜鉛めっき仕上げの架台で耐久性重視。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

これでこのお部屋も快適にお過ごしいただけますね(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2016年11月22日火曜日

シャープ製フィルター自動掃除機能付きエアコン分解洗浄

FB友のお掃除屋さんにご紹介いただいたお客様からのご依頼で、エアコン分解洗浄が完了したので再取付けにお伺いしてきました。

シャープ AY-Y40SVJ (2009年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


フィルターは目詰まりしていて、風量が落ちていました...


取外してお預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


マンションのベランダ置きでよく見られますが、室外機の裏は結構ホコリがこびりついているので、ここもキレイにしておきます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「やっぱり丸洗いしたら気持ちいいですね。お願いして良かったです。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

他社施工の不良工事でエアコンガス漏れのため修理・ガス充填作業

デイサービスセンター様の一室で、エアコンが効かないとの事で修理依頼をいただき、お急ぎの様でしたから、他の現場終了後、夕方から取り急ぎお伺いしていました。

三菱電機 霧ヶ峰 2007年製です。
「9年経っているんで、もう買い替えですかね?」
いやいや、霧ヶ峰はそんなにヤワじゃありませんから(^_^;)

運転して風は出ますが、温度が上がりません。

室外機の方を確認してみます。
ファンも回転していて、コンプレッサーの運転音も聞こえます。


バルブカバーを外して見ると...
バルブ周りがオイルだらけでベトベトになっています。

ガス漏れ確定ですね。施工不良です。

大体の修理代をお見積りさせていただき、この日はフロンガスを積んでいなかったため、後日お伺いさせていただく事に。

という訳で本日、修理にお伺いしてきました。


とりあえず冷房運転を行い、フロンガスがどのくらい残っているか確認します。


液側配管に霜が付き始めました。
ガス不足の時に起こる現象です。


ガス圧が低いですね。

ガスの種類がR410Aですから、冷房運転時は0.60~0.98MPaの範囲でなければなりません。

全く残っていない訳ではないので、残ガスはポンプダウンして室外機側へ回収します。

明らかに室外機の接続口から漏れているのは確認していますが、そこが漏れているなら室内機側の接続箇所も怪しいです。

きちんと調べて異常がなくても、フレアの再加工は行っておきます。
これは修理後の保証を、自信を持って当社が行うためです。

オイルでベトベトだった室外機側。
フレア再加工を行って...


トルクレンチを使って規定トルクで締め付けます。


カットしたフレア部分です。


大きなキズが見えますね。
あと、きれいにフレア加工ができてないため、密着ムラが見えます。

フレア内面はパッキンの役目も担っていますから、ここがキレイな鏡面でないとガス漏れが起こります。
いわゆる施工不良です。

配管接続が完了するとしっかりと真空引きを行い、配管内部を真空乾燥させます。


真空引き完了後、冷房運転し、様子を見ながらフロンガスを追加充填します。


規定圧まで充填完了です。


冷房運転の吹出温度良好です。


暖房運転の吹出温度もしっかりと測定。

異常なしです。
また今日から暖かくお過ごしいただける様になりましたね(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検を行うので、安心してお任せいただけます。