2015年7月16日木曜日

賃貸マンションで天吊形PACから壁掛形RACへ取替工事

午前中に引き続き、同じ賃貸マンションでエアコン取替工事にお伺いしてきました。

ダイキン製 F40STEV-W Eシリーズ室外機電源タイプです。


既存機はこちら

店舗や事務所ではありません、賃貸マンションです。
当時は上部のカーテンボックスを使用していたため、壁掛形が使えなかった様です。
こちらのマンションは、随時ルームエアコンへ取替えています。

既存機を撤去するため、ポンプダウンして室外機側へフロンガスを回収します。

通常、業務用エアコンはフロン回収機で現地回収を行いますが、コンプレッサーが動く場合は、この方が作業効率がいいです。

室内側も配管を撤去しました。


作業スピードを上げるため、撤去・取付け同時進行です。


室外機に配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ周りはこんな感じで完成。

古くなったスリムダクトも、新しいものに取替えました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

いつもは入居者様がいらっしゃる時で、故障時に緊急取替えがほとんどでしたが、今回から入れ替わり時期に、随時取替えて行くことになりました。
その方が作業もし易いですし、何よりも入居者様の負担になりませんから。

あとは、持ち帰った室外機内のフロンガスを回収し、破壊処理手続きを行って全作業終了です。

業務用エアコンは家庭用と違って、持ち主様にフロンガスの回収・破壊の義務が課せられています。
アベ冷熱技研は、愛媛県の第一種フロン類回収業者ですので、この様な処理も安心してご依頼いただけます。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

賃貸マンションで激安エアコン洗浄の結果 エアコン取替工事に。。。

いつもお世話になっている賃貸マンションオーナー様からのご依頼で、マンションの一室に設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

ダイキン F25STES-W 汎用機です。

こちらのマンションは、すべてダイキン製で統一しています。

既存機は松下電器産業製(現:パナソニック)。

実はこのエアコン、まだ動いているんですが、ご入居者様が見つけて来られた洗浄業者さんに、エアコン洗浄を依頼されたそうで、その業者さん、洗浄が完了してから「基板の所が熱を持っているみたいなので、点検を依頼された方がよろしいかと。」とアドバイスされたそうです。。。

1995年製。 優良な業者さんなら、絶対洗浄なんかしない年式ですね。

20年ですよ? 洗浄するなんて頭おかしいんじゃないかと思いますね。。。

ご依頼いただきましたので、点検してみます。
案の定、基板にびっしりのホコリも取ってませんが、ホントに洗浄したんですか?


確かに基板付近は、微量に熱を持っています。
基板のカバーもススが付いた様になっていますね。

電気製品ですから当然です。
古くなると電気抵抗も増えて熱を発する事は、プロなら解ります。

なぜそんなアドバイスをしたか解りますか?
もし何かあった場合、自分の責任じゃないことを念押しするためですね。

実際このエアコン、洗浄直後にも関わらず、異様な臭いが出ていました。
残念ですね。

入居者様にもお話しましたが、こういう場合は洗浄せず、管理会社に相談されるのが一番ですね。
今回はオーナー様のご意向で、新品取替えとなりました。
安全面を考慮すると、当然の流れです。

では工事に掛かります。
既存機を撤去。


ほら、洗浄済みですよ、このエアコン。。。

会社名出しましょうか?

位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けます。

クロスの加減から、スライド金具は流用します。

室内機を取付けて、配管を接続していきます。


室外機に接続して、電動真空ポンプで配管内部を真空乾燥します。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常が無い事を確認してお引き渡しです。

最初から管理会社へご連絡いただいていれば、洗浄費用を払う必要もなかったんですが。。。
ご入居者様も残念がっておられました。
でも今日から快適にお過ごしいただける様になりましたね。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年7月15日水曜日

賃貸アパートでエアコン新設&専用コンセント増設工事

賃貸アパートで、エアコンの新設工事にお伺いしてきました。

三菱重工製 2.2kwタイプ お客様支給品です。


このお部屋、配管穴はありますが、エアコンの専用コンセントがありません。

最近、量販店にエアコン工事を依頼すると、専用コンセントが無ければ取付工事すらしてくれないそうですね。
ということは、「電気工事ができない業者」って事です。。。
そんな人達が平気でエアコン工事やってるんですねぇ。

今回のご依頼は、その専用コンセント増設とエアコン取付工事です。
まずは専用コンセントを増設する工事から。

配管穴を利用して、天井裏へケーブルを通していきます。

分電盤は洗面所にあるので、ユニットバスの点検口から天井裏へアクセスします。


天井裏はこんな感じ。
2階なので、立って歩けるくらいのスペースがあります。

ただし、この日の外気温が35度近く。。。
天井裏はサウナの様な灼熱地獄。
数秒で作業着はシャワーを浴びた様に汗が噴き出ます(>_<)
天井裏から降りると、外は冷房が効いてるのか?というくらいの温度差でした。
死ぬかと思った。。。

専用コンセント取付け完了。


分電盤は空きスペースが無いため、小型分岐分電盤を増設。


やっと、エアコン工事に掛かります。
配管穴にスリーブが入ってなかったため、貫通スリーブを挿入。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管を外壁に立ち下げていく訳ですが、ここも西日が鬼のように降り注ぎます。。。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

右は自転車置場、左は駐車場。。。
室外機を置くスペースがないので、お客様の方から管理会社へ許可をいただいて、植木を剪定。

外周りはこんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

これで今日から快適にお過ごしいただけますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

コロナ製 標準タイプエアコン分解洗浄

お預かりしていましたエアコンの分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

コロナ CSH-S227G(2007年製)


こちら賃貸アパートですが、配管穴の位置がスゴいですね。。。
取付け時も苦労した様子がうかがえます。

内部は結構汚れていて、風量も少なく、やりがいがあります。

室内機をお預かりして、丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

かなりスゴい色の廃液が出てきました。。。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続します。


配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認。


あら?ガスが少ないです。
取外しの段階でも液側配管に霜が付いていたので、お客様にもご確認いただいていました。

どこも漏れた形跡がないのと、一度移設されているので、その時に抜けた可能性がありますね。

フロンガスを追加補充。


規定圧まで上昇。


しっかりと冷風が出る様になって、お引き渡しです。

「あ、全然違いますね。風が冷たい。よく冷える様になりましたね。」と、大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研のエアコン分解洗浄は、こういった点検作業も同時に行えますから、お客様のメリットは大きいですね。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
※2015年6月3日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。 受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>

2015年7月13日月曜日

新築マンションのリビングでエアコン取付工事

新築分譲マンションに入居されるお客様からのご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

パナソニック製 6.3kw お客様支給品です。


まずは、室内機背面板を取付けて、MDダクトを設置します。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

パナソニックのフィルター自動掃除機能付きエアコンは、ゴミを排出するホースが余分に付いているため、配管の取り回しにイラッとくるのと、化粧カバーが一周り大きくなるのがネックですね。
これだけ曲がりが多いと、ホース内部でホコリが詰まりますし。。。

外部もスリムダクト仕上げ。

排気があるので、ダクト部材も特殊です。

配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ周りはこんな感じです。

ここしか置けない案件ですね。
基本的に避難経路にモノを置いてはいけません。
エアコンの事をまったく考えていない、いや、住む人の気持ちになっていない、安全が考慮されていない設計に、涙が出ます(T_T)

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

お引っ越しはまだの様ですが、先に設置しておく事で、暑い夏でも快適にお引っ越し作業ができますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。