2014年8月5日火曜日

マンションでシステムマルチエアコン取替工事

昨日・本日の2日間掛けて、マンションの一室に設置されているシステムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-682AS 室外機×1台・MLZ-GX402AS-IN 室内機×1台・MLZ-GX282AS-IN 室内機×1台・MSZ-222GXAS-W 室内機×1台・MAC-460PW 化粧パネル×2個・MAC-430PW ワイドパネル×2個

この分譲マンション、以前にも他のお宅で施工させていただきまして、今回で6件目のご依頼です。

既存機は三菱重工(ビーバー)製で、天井カセット形1方向吹き出しタイプの室内機×2台、壁掛形×1台、室外機×1台のマルチエアコンです。


今回のお宅は、「室外機の音が高いので点検してほしい。」との事で、お伺いさせていただきました。

点検の結果、ファンモーターの回転スピードが上がらず、放熱が悪くなり、コンプレッサーが振動して大きな音を立てていました。
運転中、室外機外装を触ると、かなりの熱を帯びていたため、「フル運転は避けてください。」とお願いしていました。

部品は既にメーカーに無いため、システムごと取替えとなります。
お見積りを提出させていただき、ご依頼いただき、エアコンが入荷しましたので、昨日から工事に掛かりました。

まずは、既存機をすべて撤去。


以前の工事同様、室内機~室外機の操作ケーブルが使えません。

右側が既存ケーブル、左側が通常エアコンに使用するケーブルです。
ご覧の通り、太さも違えば、本数も違いますね。
屋内用警報用ケーブル0.9mm×2芯。
当時のビーバー製品は、室外機との通信は高負荷にならないため、細いケーブルでもOKだったんです。
現在、各メーカーから発売されているエアコンは、写真左側の「2.0mm×3芯」でなければなりません。
と言う事で、今回も既存の配管は流用しますが、ケーブルは入替えとなります。

室内機の開口部を利用して、新しくケーブルを通していきます。

高さ30cmしか無い上、換気扇のダクトが通っていたりする状況で作業します。。。

天井埋込換気扇を外して、点検口として使ったり、、、


キッチンの冷蔵庫後ろにあるパイプシャフトを利用したり、、、


ユニットバスの点検口を利用したり、、、


天井裏の大きな梁を避けながら、ケーブルを3台分各部屋から室外機まで引っ張っていきます。


丸一日掛かって、既存機撤去~ケーブル張り替え。。。
やっとベランダまでケーブルが3本出てきました。


室外機までの立ち下げは、モールダクトを使って美観仕上げにします。

はい、ここまでで一日目終了です。。。

翌日から、やっとエアコン工事に掛かります。
まずは、室内機の寸法が変わるため、新たにアンカーを打ち直します。


吊りボルトを設置。


既存のドレン管はVP25の塩ビ管なので、安心して流用。
冷媒配管のフレア加工を行い、吊り込みの準備を進めます。


室内機を吊り込みます。


冷媒配管を、トルクレンチを使って適正トルクで締め付けます。


室外機側は、既存配管が短いため溶接延長。


配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引き作業している間に、パネルを取付けます。


ベランダ側はこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。

いつもと違って、ケーブルが通りにくい箇所があって、かなり時間が掛かりましたが、なんとか二日間で完了させる事ができました。
お客様も、「無理お願いしてすみません。暑い中ありがとうございました。これで快適に過ごせます。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2014年8月2日土曜日

三菱電機 霧ヶ峰GVタイプ取替工事(隠蔽配管)

ご注文いただいていたエアコンが入荷しましたので、取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-GV404S-W 汎用機です。


既存機は松下電器産業、2004年製。


室内機は2Fリビングで、室外機は地上置き。
隠蔽配管です。

他社に取替え見積りをしてもらったら高額だったため、ネット検索でアベ冷熱技研を見付けていただき、今回のご依頼となりました<(_ _)>

まずは、既存機を撤去。

断熱処理がきちんとできていなかった様で、結露水が流れた後が壁に付いています。。。
拭いてみましたが、かなり以前から染み込んでいる様で、取れませんでした。

電源は直結にされていたため、コンセント式に変えます。


位置決めをして、背面板を取付けます。

配管が短いので、ユニオン継手を使って延長。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


ドレンは断熱ソフトドレンホースを使われていたので、直接ドレンパンへ接続し、インシュロックで抜けない様に留めます。

※アベ冷熱技研の隠蔽配管は、隠蔽部に断熱ソフトドレンホースは使用せず、塩ビ管に保温材を巻いて施工いたします。

配管接続後、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

現在、一部の機種が品薄状態となっています。
このGV4.0kwタイプも在庫切れで、生産仕上がりが月末という状況でしたが、なんとか他から段取りしてもらって、本日施工ができました。

「ホント助かりました。今日から涼しく過ごせます。」と、大変お喜びいただきました。

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2014年8月1日金曜日

愛媛CATV 今トクGoGo!キャンペーン

エアコン工事の予定がビッチリで、愛媛CATV協力会会議にも参加できませんでしたが、8月1日より「今トクGoGo!キャンペーン」が始まりました(^^)v

↓クリックでPDFチラシがご覧いただけます↓
愛媛CATV 今トクGoGo!キャンペーンパンフレット

【加入時費用特典】どのサービスに加入しても初期費用無料!
【テレビの特典】らく録チューナーが最大3ヶ月使い放題!
【電話の特典】ケーブルプラス電話に加入すると2,000円キャッシュバック!

とこれら3点は前回と同じ。。。

何が変わったかと言うと・・・

ケーブルインターネットに加入された方にはもれなく、10,000円の商品券プレゼントぉぉぉ~!!!

月額利用料が安い上、10,000円ももらえるんですかぁ???
やっぱ愛媛CATV、スゴイですねぇ~(・∀・)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

松山電工組安全大会&青年部奉仕活動

毎年恒例の、松山電気工事協同組合青年部「街路灯清掃点検奉仕活動」に参加してきました。

この奉仕活動は、「電気使用安全月間(8月1日~31日)」の一環として、毎年行われています。

初めに、四国電力松山電気ビルにて、松山電気工事協同組合主催の「安全大会」が開催されました。

災害事例などの紹介が行われた後、安全作業指針・安全宣言を行い、今後の安全作業を誓いました。

場所を四国電力前駐車場へ移し、出発式。


今年は、樽味溝辺線市道(樽味2丁目~東野1丁目)に設置されている街路灯25基を、高所作業車×2台を使って清掃・点検を行いました。


ポール内部に設置された安定器回路に漏電がないか、絶縁測定も行います。

今年は、新田高校電気科・松山工業高校の生徒も招き、安全大会からこの奉仕活動まで同行して、さまざまな人達が関わる事で電気が送られている事を学んでいただき、また技術を活かした社会貢献活動を体感していただきました。

報道関係では、建通新聞と愛媛新聞が同行し、翌日の愛媛新聞朝刊に大きく掲載されましたね。


途中、雨が酷くなり、3本残ってしまいましたが、安全重視で昼過ぎには終了しました。
夕方からは、青年部メンバーが集まり、打ち上げ会も開催。

和気藹々とヤリアゲましたよ(^_^;)
青年部のみなさん、今日一日お疲れ様でした<(_ _)>

2014年7月31日木曜日

三菱電機製 霧ヶ峰BXVタイプ取替工事(隠蔽配管・室外機壁面置き)

ご注文いただいていたエアコンが入荷しましたので、取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-BXV404S-W ムーブアイ搭載ハイブリッド霧ヶ峰です。


既存機は三洋電機製。

業務用に見えますが、家庭用ルームエアコンです。
こちらのお宅が新築時に取付けた物なので、かなりの年式です。

室外機は、ベランダを広く使える様に壁面置き。

お客様は、「私、エアコン使わんのよ。好きじゃないんでね。窓開けたらええ風が入って来るでしょ。」と。。。(^_^;)
「でもさすがにお客さんが来た時くらいは、エアコン付けてあげないと。」と言うことで、お盆までに施工と言うことでご依頼いただきました。

では工事に掛かります。
まずは室外機を撤去。

この室外機、39kgあるので、気圧昇降機「あげ太郎」くんで降ろします。

室内機も撤去。

このお宅も、ドレンが右側ですねぇ。。。

既存隠蔽配管を流用するため、窒素ガスを使って、配管内の残留オイルをブローします。


位置決めをして、背面板を取付け。


直結されていた電源ケーブルを、コンセント式に変更。


隠蔽配管のサイズが2分4分なので、異径ユニオンを使って2分3分に落として配管延長。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室外機側は、既存の壁面置台を取替え、溶融亜鉛メッキ仕上げの架台へ取替え。

配管は溶接延長。

また、「あげ太郎」くんを使って、室外機を持ち上げます。


配管接続後、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


暖房時には、室外機からもドレン水が出るので、垂れ流しにせずきちんと排水口まで導きます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「これで孫が来ても涼しく遊べるね。」とお喜びいただきました。

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。