2011年11月24日木曜日

隠蔽配管のルームエアコン取替工事

お昼からルームエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

今回の機器はダイキン製で、お客様支給品です。


お部屋が広いので、既存機は三洋電機製の壁掛パッケージエアコン並みの室内機が設置されていました。


で、これが壁内~天井を通って、屋上まで隠蔽配管になっていました。

今回はこの既存隠蔽配管を流用して、エアコンを取り替えます。

既存機はまだ運転可能なので、ポンプダウンして室外機へフロンガスを回収し、機器を撤去します。
室内機が外れました。

右側に見える丸い穴は・・・ドレン配管です。
そう、右側から排水していたんです。
通常、隠蔽配管は、ドレンも冷媒配管と同じ左側から排水します。
これが後から、嫌ぁ~な感じになるんです。。。(-_-)

室外機も撤去。


配管内の残留オイルを、窒素ガスを使ってブローします。


残留オイルは年式の割にきれいで、劣化が進んでいませんでした。

この配管を安心して再利用できます。

室内での溶接作業を避け、フレアユニオンで配管を延長・サイズダウンします。


室内機をセットし、配管類を接続していきます。


右側のドレン配管。
壁の中でいきなりエルボで直角に振っているので、逆流しない様にしっかりとコーキングしておきます。

こう言う隠蔽配管を見ると、お客様がお気の毒に思います。

室内機カバーを取付けると、少し見えます(-_-;)

単純に右に寄せればいいと思いますよね。

でも左側が・・・

既存機が大型だったので隠れていた訳ですが、ドレンが右じゃなかったらきれいに収まったハズなのに。。。

左に寄せることはできないので、仕方なく白いコーキングで埋めました。。。

お客様は「いいですよ」と了解していだだきましたが、自分はモヤモヤしてます(^_^;)

と、室内側に時間が掛かっている間に、屋上では社長が配管溶接~真空引き作業まで完了していました。

なので、室外機周りの作業風景はありません<(_ _)>

後は電源を投入して試運転を・・・と思ったら、ブレーカーが1Eタイプ(110V用)。。。

200V回路なので、2Eタイプ(110V/220V用)でないと安全にご使用いただけません。
電気工事屋さんが悪いのか、空調屋さんが悪いのか。。。
気が付いて良かったです。

分電盤内にヨビの空きブレーカーがあったので、200V回路はすべて入れ替えておきました。


後は試運転を行って、異常がない事を確認してお引き渡しです。

やっぱり隠蔽配管の取替えの方が、通常の工事より時間が掛かりますね。
夕方遅くまですみませんでした<(_ _)>
新しくなったエアコンで快適にお過ごしくださいませ。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2011年11月22日火曜日

三菱電機標準機エアコン分解洗浄&ファンモーター交換

今月初旬に、「エアコンを運転すると、異音がするんで修理して欲しい」とご依頼いただき、点検にお伺いしていました。

点検すると、確かに室内機のファンが回転し始めると音がします。
風量を上げて、モーターの回転数が上がると同じ様に音も高くなるので、ファンモーターの不良と診断しました。
ファンモーターを手配して交換する訳ですが、エアコンが結構汚れていたので、「どうせ修理で分解するなら洗浄もされませんか?」とご提案させていただき、今回ご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-AX40HS-W(2001年製)

まずは取外しにお伺いして、室内機をお預かりして帰ります。
完全分解して丸洗いするため、通常2~3日の日数が掛かります。

電気系統を取り除いて、完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


異音の原因、ファンモーターを新しい物に取替えます。


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。

室内機設置、配管接続、いつもの様に真空ポンプで配管内部を真空乾燥・・・すみません、真空引き作業の写真撮り忘れました。。。(^_^;)

作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

異音も無くなり、すっきり綺麗になりました。
綺麗になったエアコンで、快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>


詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2011年11月21日月曜日

三菱電機製エコキュート460L設置工事

やっと書けました。
先週初めに完了しました、エコキュート設置工事です。

三菱電機製 SRT-HP46WU6 460Lフルオートタイプです。

お客様はご近所様で、いつもご依頼いただいているお得意様です。
今回エコキュート設置のご決断をされたのは、訪問販売業者が営業に訪れたためでした。
以前から、当社でもお奨めしていて「する時は阿部さんにお願いするけんね」と仰っていたので、その営業さんが帰った後、ご相談に来られました。
訪販業者は、安価なオートタイプを結構な価格で提示していた様です。
いろんなプラン・お支払い方法でご提案させていただき、当社にご依頼いただきました<(_ _)>

既存設備は、直圧式の灯油ボイラーです。

以前リフォームされた時に、当社が設置させていただいたボイラーです。
右側に見えるのは、エアコンの室外機です。
当時、将来エコキュートを設置できる様、スペース確保のために壁面置台で壁掛けにしていました。

既存ボイラーの場所へタンクを設置するため、ボイラーを移動します。

一気に替えれるなら移設の必要はありませんが、今回は配管経路変更と基礎工事があるので、まだ数日はこのボイラーを使用します。

浴槽循環パイプとリモコン線・電源ケーブルを、床下へ潜って配管・配線します。

循環パイプは、いつもの様に断熱材付きの「三層管」を使用します。
保温効果が高いので、お湯を効率良く使用できます。

電源回路は、以前リフォームの際に分電盤の容量をアップされていたので、二次側の空いているブレーカーを利用します。


浴槽に穴を開けて浴槽アダプターを取り付け、浴室リモコンも設置しました。


宅内が終わると、タンク設置場所に埋設されている配管を掘り起こし、配管の立ち上がり位置を変更整理します。


基礎を作るため、型枠を作って、メッシュ筋を設置します。

メッシュ筋は、コンクリートのひび割れ防止・強度アップのために必須です。
完成すると見えなくなる所ですが、こう言うところが一番肝心だったりします。

コンクリートを流し込んで、4~5日間養生します。


基礎が固まるまで、できる作業を行います。
架台を取り付け、ヒートポンプユニットを設置、配管工事も行っていきます。

ヒートポンプ配管はいつもの様に、耐熱性・耐久性・殺菌性・施工性に優れている「銅管」を使用します。

浴槽循環パイプなどは、ヒートポンプ後部下の通気口から配管しました。

ヒートポンプのドレンも、上部に設置されているエアコンのドレンと一緒に排水桝まで導きます。

さあ、基礎が出来上がったので、ボイラーを撤去していよいよタンク搬入です。


ぎりぎりの搬入経路と、腰痛に悲鳴を上げながら(>_<)とかなり苦労しましたが、何とか収まりました。


基礎にアンカーボルトでしっかりと固定。
配管類を接続し、タンク内へ通水します。


タンクが満水になるのには時間が掛かるので、その間に四国電力から預かった電力量計を取り替えます。

デジタル式で、昼間と夜間を別々に計量してくれるメーターです。
これで夜間の電気代が、昼間の3分の1の料金になる仕組みです。

タンクが満水になると水漏れなどが無いか、漏電が無いか確認し、エコキュートの電源を投入します。
リモコンで初期設定を行い、試運転開始。

異常がない事を確認し、取扱説明を行ってお引き渡しです。

永く安心してご使用いただける様に、10年延長保証もご加入頂きました

10年間、何回でも無料で修理ができるので、もしもの際にも安心ですね。

配管も基礎も整理したので、すっきり綺麗に設置できました(*^^)v

以前からIHクッキングヒーターをお使いでしたので、これでオール電化住宅となりました。
夜間は、家中の電気代が昼間の3分の1。
その上、月々の電気料金が10%OFFになります。
今日から、安全・安心・クリーンなオール電化を満喫してください。

アベ冷熱技研では、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者・石油機器技術管理士が取付工事~点検・整備を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2011年11月19日土曜日

三洋電機標準機エアコン分解洗浄&屋内移設工事

午前中、エアコン分解洗浄で室内機をお預かりしていたお宅へ、取付工事にお伺いしてきました。
今回の建物はマンションで、エアコンを隣のお部屋に移設するついでに分解洗浄をご依頼いただきました。

三洋電機 SAP-YD22J(2002年製)

まずは取外しにお伺いして、室内機をお預かりして帰ります。
完全分解して丸洗いするため、通常2~3日の日数が掛かります。

電気系統を取り除いて、完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機設置、配管接続、いつもの様に真空ポンプで配管内部を真空乾燥。


作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

内部はカビでかなり汚れていましたが、すっきり新品の様にキレイになりました。
キレイになったエアコンで、快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>


詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2011年11月18日金曜日

新築住宅へエアコン×3台新設工事

雨になりましたねぇ。。。
屋外工事でずぶ濡れになりました。

今日は、お世話になっている家電店様のご依頼で、新築住宅のエアコン新設工事にお伺いしてきました。

家電店向けの霧ヶ峰×3台です。
やっぱり三菱電機は施工性がいいです。

その中の1台の施工状況を。
まずは位置決めし、背面板を取付けます。


配管穴を開けます。

柱や筋交、ケーブル等が無いか確認しながら、慎重に開けていきます。

室内機を取付けて、配管を接続していきます。


外部はスリムダクトで化粧仕上げ。


ドレンは垂れ流しでなく、排水口付近まで塩ビ管を使って導きます。

ドレン水でベランダがビショビショなんて、嫌ですよね。

室外機を接続して、いつもの様に電動真空ポンプで配管内部を真空乾燥。


工事が完了すると、試運転を行いお引き渡しです。

新しいお家に新しいエアコン、快適な新生活を満喫されてください。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。