2011年9月2日金曜日

電工組青年部役員会

夕方から「松山電気工事協同組合青年部9月定例役員会」に出席してきました。

そう言えば、もう9月でしたね。。。
10月、11月は事業予定が盛りだくさん。
親睦会、全国大会、研修会などの詰めを行いました。

自分の担当は、11月に行う講習会。
小型クレーン免許取得講習会を行います。
3年前に開催した時には、30名程度の方々に参加いただきました。
今回も成功させたいですね(*^^)v

設計ミス?施工不良?開かない分電盤。。。

お世話になっている電気工事屋さんからのご依頼で、天井ビルトイン形ダクトエアコンの修理にお伺いしてきました。

テナントビルの厨房で、今回入居されたお客様が、以前使われていたエアコンの電源を入れたところ、エラー表示が出て動かなくなっていました。

SANYO製のエアコンで、エラーコード「E20」。
「室内機が接続されていない」と言うエラーコードですが、メーカーに確認すると「今まで動いていたのであれば、アドレスが拾えていない」との事。
室内機と室外機の電源を入れる順番が違うらしい。。。
そう言えば、SANYOは内機外機が別電源でしたね。最近はどうなんでしょう?

で、ブレーカーを探した訳ですが・・・

見つけた分電盤は、建物と受水槽の間に挟まれています。。。

扉は10cm程しか開きません(T_T)

各ブレーカーに名板も無いし、斜めから見てもどのブレーカーかさっぱり判りませんでした。
この盤の奥には、引込計器盤(電力量計が入っている)がありますが、メーターの取替え時には受水槽を撤去するんでしょうか???

設計された方の意図が知りたいです。
受水槽を組んだ方もおかしいと思わなかったんでしょうか?

今回のエアコン修理は、室外機の端子台のところでケーブルを抜き差しして対応しました。
端子台がアークで焼けるので、あんまり良くないんですが。。。
エアコンは治りましたが、今後のメンテナンスが大変そうですね(-_-;)

2011年9月1日木曜日

ボイラーに無断でステッカーを貼る業者 

昨日の愛媛新聞の記事↓
[emoji:v-109]「給湯器に無断シール 設置業者と勘違い注意」:愛媛新聞社ONLINE

11年前のBlog記事↓
[emoji:v-109]「何者だ!!(~_~メ)」:アベ冷熱技研

まだウロウロしてるんですねぇ。

110901.jpg

過去、ボイラーを納入させていただいたお客様からの修理依頼でお伺いすると、かならずと言っていいほど某社のステッカーが、アベ冷熱技研のステッカーの上に貼ってあります。

ほとんどのお客様が、貼られた事を知りません。
アルバイトに貼らせていると言う噂も聞きます。

ステッカー貼ると言う事は、敷地内に侵入しないと無理だし、許可を得ずに機器に触っている訳ですから、不法侵入で訴えることはできないんでしょうか?

ステッカーとは関係ない話ですが、最近松山市内で放火が増えています。
安易に敷地内に入れるところが多いのも問題なのかも知れません。

話変わりますが、最近、太陽光発電システム、オール電化などの電話セールスが多いですね。
特に県外企業から。
何を勘違いしたか、当社にも太陽光のセールスの電話が掛かって来ました。
笑いをこらえながら話しを聞きましたが、最後まで社名を名乗りませんでした。
プラン作成してもらったら良かったかな?

アベ冷熱技研は、お客様から顔の見える活動を行っています。
無理な営業も行っていません。
後々のメンテナンスを考えると、地元に根差した企業に相談する方が安心ですよね。

聞きなれない会社からの勧誘に、お気を付けください<(_ _)>

2011年8月31日水曜日

賃貸マンションへエアコン新設工事

お昼から、賃貸マンションの一室へエアコン新設にお伺いしてきました。

いつもお世話になっているオーナーさんからのご依頼で、当初、中古のエアコンを設置予定でしたが、17年前製造とあまりにも古いので、新しいエアコンを設置することになりました。

まず、背面板を取付けます。

取り付ける部屋にエアコン用の穴はありません。
背面板を取り付けた所は、マンションを支えている梁なので、強度不足になるためコア抜きはしません。

配管は、サッシの小窓を利用して導入します。

今回は因幡電工製の小窓パネルを使用します。

室内機を取付けて、配管を接続していきます。


今回、配管は化粧テープ巻き仕上げです。


室外機に接続して、電動真空ポンプで配管内部を真空乾燥します。


真空引きを行っている間に、コンセントを延長します。

足元の既存コンセントから分岐し、化粧モールを使って延長します。

エアコン脇にコンセントを設置。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常が無い事を確認してお引き渡しです。


ダイキン製 F22MTES-W 6畳用汎用機です。

こちらのマンションは、すべてダイキン製で統一しています。
これで新しく入居される方も快適に生活できますね。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2011年8月30日火曜日

今在家町でBSアンテナ新設+既存UHF混合工事

午前中、BSアンテナの新設工事にお伺いしてきました。

今回は既存アンテナポールへBSアンテナを取付け、UHFアンテナと混合します。


部材を持って屋根に上がったのですが、、、

アンテナのところまで上がるのに何回滑ったか。。。
コケが乾いて、まるで瓦の上に砂を撒いた感じに滑ります(>_<)
行きは良い良い帰りは怖い・・・下りれないかも

部材はすべて持って上がったので、とりあえず作業に掛かります。

BSアンテナは東芝製で、お客様支給品です。

一番いいレベルが出る様に、角度調整を行います。


今回は既存のケーブルに混合するため、UHFアンテナも確認しておきます。

松山本局が目視で確認できる最高のロケーションです。

受信レベルも問題ありません。


不要なVHFを外して、UHFを上に移動しようかなと思ったんですが、触らない方が良さそうです。


既存のU/Vミキサーを撤去して、UHF/BSブースターを取付けます。

このブースターもお客様支給品です。

屋根上はこんな感じで完了。


まだブースターのレベル調整作業が残っているため、下で待っている社長に電源部の設置を依頼。


携帯電話でやり取りしながら、ブースターのレベル調整を行います。


UHFは目一杯下げて丁度いいレベルぐらいです。

各部屋のユニットでもレベル測定を行い、異常が無い事を確認します。

後はテレビに接続して、映りを確認していただいてお引き渡しです。

屋根から下りる時は、かなり怖かったです(T_T)
本当はこう言う場合、安全対策をしっかりと取らないといけないんすけど。。。

アベ冷熱技研では、アンテナ工事・ケーブルテレビなど、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2011年8月29日月曜日

末町でUHF/BSアンテナ新設工事

お昼から、エアコン移設とアンテナ新設工事にお伺いしてきました。

今回の建物は今年新築お客様の旧宅で、借家としてご利用される事になりました。
ご入居される方は、あの福島県双葉町から東温市の市営団地に避難されていた方で、大家さんのご配慮で借家にお引っ越しされて来られました。
アンテナ工事費用は大家さん持ちです。
家賃も当面は無料で提供されるとお聞きして、アベ冷熱技研も価格面でご協力させていただきました。

大家さんはずっとCATVをご利用いただいていたので、アンテナを新設します。
アンテナは南側ベランダに設置するため、CATV保安器の所からS5C-FBケーブルを延長します。

保安器から既存ケーブルを外して、ジョイントします。

ベランダへポールを建て、UHF14素子アンテナを取付けます。


松山本局を狙います。

末町は谷になっているため、うまく受信できるかどうか。。。

何とかエラーフリーで受信できるレベルです。

南海放送は45dBなので、ほんとギリギリです。

BSアンテナを設置。


こちらは十分なレベルが確保できました。


宅内は4分配でユニットが5箇所あるため、ブースターが必須です。


こんな感じでアンテナ側完成。


既存CATVブースターを探します。

2階天井裏で発見しました。
分配器は流用しますが、CATVブースターはライン上から外します。

分配器の脇に、ブースター電源部を設置。


ベランダ側へ戻って、ブースターのレベル調整を行います。


各部屋のユニットでレベル測定を行い、異常が無い事を確認します。

エラーフリーでバッチリです(*^^)v

テレビに接続して、映りをご確認いただいてお引き渡しです。


エアコンの移設は取外し運搬のみで、取付けは先送りになりました。
ついでに、団地に設置されていた照明器具×6台取外し、借家のインターホン回路修理は無料でご協力させていただきました。

ニュースでもご存じと思いますが、家には帰れないそうです。
「建物は残っていて布団は敷きっぱなし、家がどうなっているのかもわからない」とお話されていました。
小さなお子さんがお二人いたので、愛媛に来られたそうです。
何とも辛いお話ですが、明るくお話されていたのに救われます。
「当分お世話にならないといけないので、またお願いします」とお客様。
もちろん、お手伝いできることはさせていただきます<(_ _)>

2011年8月25日木曜日

IH設置&専用コンセント増設工事

お昼から、IHクッキングヒーターの設置と電気工事にお伺いしてきました。

既存のガスコンロです。

以前にも同タイプのシステムキッチンにIHを設置しましたが、苦労した記憶がよみがえりました。
お客様がこのシステムキッチンのメーカーに、IHに取替え可能か問い合わせされたそうですが、「規格が同じですから大丈夫です。」と回答されたそうです(T_T)
そのメーカーさんに、「入れれるもんなら入れて見ろ」と言ってみたいもんです。

まずは「ビルトイン」と言うより、ガッチリ固定されているガスコンロを、汗だくになって取外します。

ガス管は、午前中にガス屋さんが撤去してくれていました。
・・・コンロも外してくれて良かったんですが(^_^;)
上部に変な開口があるし、開口寸法も通常規格より少し大きいのですが、四隅のRが大きすぎて、加工しないとIHは入りません。。。

とりあえず電気工事に掛かります。

洗面所に設置されている分電盤から、壁内にケーブルを下して床下へ通すのですが、基礎根太材が邪魔をしてケーブルが通りません。

お客様に許可をいただいて、壁の足元の方を開口し、ドリルで根太を斜めに貫通してケーブルを通します。


ケーブルを通した後の開口部は、カバープレートで塞ぎます。


キッチン側へ戻り、接地棒を敷設してアースを取ります。


床下を通ってきたケーブルとアース線を、床下から立ち上げます。


キッチン収納の裏側からケーブルを立ち上げ。


200V30AのIH専用コンセントを設置。


分電盤に30Aの専用ブレーカーを取付けて、電気工事完了。


ここからが大変。。。

このRをカットしないとIHが収まりません。

以前は金切りノコで辛い思いをしながらカットしたんですが、今回はグラインダーでカット。

火花と切り粉が大量に出るので養生が大変でしたが、なんとか4箇所切り取り完了。

IHをセットして、コンセントを差し込みます。

後は電源が入るかどうか確認して、お引き渡しです。

Panasonic製 KZ-J75XS 75cmワイドタイプ お客様支給品です。

ご相談いただいた当初は60cmタイプをご検討されていましたが、開口寸法が大きいため75cmタイプをお奨めしました。
上部の変な開口部は、とりあえず手持ちのアルミテープで塞ぎました。
板金屋さんにフタを作ってもらう様にお奨めしたのですが、「テープで十分やねぇ」と言う事でこのまま。。。

特殊なシステムキッチンで苦労しましたが、お客様に喜んでいただけて良かったです。
アベ冷熱技研は、四電エナジーサービス認定「でんのすけショップ」です。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>