2022年1月20日木曜日

CATVネット回線を同軸ケーブルから光ケーブル化で増速工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、愛媛CATVの提供するインターネット工事にお伺いしてきました。

以前から同軸ケーブルのイーネットサービスをご利用でしたが、こちらのエリアも幹線光化が完了しましたので、高速な光サービスへのお乗り換えです。

こちらのお宅は敷地内に引込柱があるので、引込計器盤内に光キャビネットを設置してもらいました。

この引込み側から、既存配管を使って宅内へ光ケーブルを通して行く訳ですが、既存の同軸ケーブルと電話線が入っているので通るかどうか微妙です。
お客様と相談して、現在使われていない電話線を呼び線として使って、光ケーブルと入れ替える事にしました。

宅内側は、1階収納部分に弱電盤が設置されています。

かなりゴチャゴチャしていますが、ホームテレフォンの設備が場所を取っています。

引込側からこの電話線を使って、ケーブルを入れ替えていきます。

配管内部にケーブルが通りやすい様に、入線液をしっかりと吹いておきます。

いい感じでスルスルと通っていきます。

宅内側へ出てきました。
大体15m程度あります。

引込側へ戻って、光ケーブルの末端加工をしていきます。
作業始めた頃に、バラバラと雪か霰か、雨まじりで降り始めました...
しばらく止むのを待って、再開。
光ケーブルは髪の毛ほどの太さのため、手袋をしていては作業になりません。

本日は大寒...
鼻水は出るわ、指先は攣るわで大変でしたが、なんとか接続。

手の震えを押さえながら、キャビネット内へ収めます。

盤内はこんな感じで完成。

宅内へ戻って、末端に光コネクタを取付けます。
受光レベルを測定して、異常がないことを確認。

S-ONUへ接続して、ケーブルが傷つかない様に収めます。

通信が確立できたら、持参したパソコンで速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。

あとは、既存のモデムを撤去してお客様のルーターへ接続。
問題なく通信ができる事を確認いただいてお引渡しです。

電話に関しては、番号ポータビリティが行われた後に、またお伺いしてEMTAを撤去させていただきます。

「従来かなり忍耐してやっていたファイルアップロードがサクっと終わるあたり、全くストレスフリーになってありがたいです。お世話になりました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2022年1月15日土曜日

コンセントがないキッチン台へアース付きコンセント増設工事

初めてのお客様のご依頼で、食器洗い機用のコンセント増設工事にお伺いしてきました。


お問い合わせいただいた際には、「コンセントにアースが付いてないので、アースを付けて欲しい」との事でしたが、現地拝見させていただくとコンセントがありません...(^_^;)

「コンセント、ここにあるんですよ」と言われた場所は、コンロ台の裏手のダイニング側。

「ここにアース付けてもらったら、自分で延長します」と、奥様。
いやそれはかなり見苦しいですよ...(^_^;)

コンセントの裏側は、コンロ台。
IHクッキングヒーターなので、アース線が居るハズ。

居ました居ました(*´艸`*) アースはこれが使えます。

さて、さすがにコンセントのところまでブラブラのコードを垂らすのは気が引けます。
ちょっと僕に任せてください。

では作業に掛かります。
まずは、コンロ台の壁のところに穴を空けます。

壁の中にケーブルを通していきます。

ダイニング側のコンセントのところまでケーブルが通りました(^^)v
アースはこの位置から、IH用コンセントの方へ戻して、既存のアース線と接続。
電源はこのコンセントから分岐します。

キッチン側は、IHと食洗機の間のところまで露出で横引きします。
途中、壁の中に柱があるため、隠蔽での横引きは無理です。

アース付きコンセントを取付けて、作業完了です。

水周りなので、扉付きのコンセントにしました。
薄型のボックスに収めているので、露出ですが邪魔になるほどではありません。

「わぁー!嬉しい!やっとここで食洗機が使える!キレイにしていただいてありがとうございます!」と、大変お喜びいただきました(^^)


アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2022年1月14日金曜日

リフォームの度に増設を繰り返してきた37年お使いの分電盤取替工事

冬らしくなって寒い日が続いていますね。
今日は午後から、分電盤の取替工事にお伺いしてきました。

昨年末に、エアコン取替工事をご依頼いただいたお客様宅です。
エアコン取替えの際に、100Vから200Vへ電圧切替えのため分電盤を触らせていただきました。

かなり年季が入っている分電盤だったので、主幹ブレーカーの製造年を確認。

ん?よく見えないなぁ... 84? え?1984年製ですか(・_・;)

37年経過していますね。
お聞きすると、リフォームを2回ほどされていて、その度に増設増設で分岐分電盤が2つ並んでいます。

内部はかなり苦労して分岐した後が残っていますが、なぜ分電盤ごと交換しなかったんですかね?

ブレーカーにも寿命があること、故障した時にはすぐには復旧できないことをお伝えさせていただきました。
(国内電機メーカーの集まりである一般社団法人日本電機工業会によると、住宅用分電盤に内蔵されているブレーカーの更新時期は13年程度とされています。)

「家族に相談してみますので、見積もりをお願いします。」との事で提出させていただいていましたが、「ぜひお願いします!」との事で、今回ご依頼いただきました。

では作業に掛かります。
今回、電力メーターの脇にCKSが設置されているので、ここで電路を開放(OFF)できます。
このCKSも替えるべきか悩みましたが、分電盤の主幹が75Aに対して100Aのヒューズが付いているので、余程の事がない限りこちら側が溶断する事はないと思いますので、このまま。

すべてのケーブルの行き先をチェックして、既存盤をすべて撤去。
回路数が多いので、一本でも行き先がわからなくなると大変です。

新しい分電盤を設置して、ケーブルを接続していきます。

幹線ケーブルは38sq。
先端にR型端子を圧着するのですが、ここまで太くなると油圧式の圧着工具でないと締まりません。

すべて接続完了。
絶縁抵抗のチェックを行って、異常がない事を確認して電源投入。

点々と開口されていた穴は、カバープレートで塞ぎました。
またクロスの貼り替えの際にでも、きれいに塞いでいただけたらと思います。

「ありがとうございました。ブレーカーに寿命があるなんて知りませんでした。提案していただいてよかったです。これで安心して電気が使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2022年1月11日火曜日

29年お使いの分電盤を故障で停電になる前に予防的取替工事

今年はバタバタせず、ゆっくり目のスタートです。
仕事始めから換気扇取替えとかエアコン取外し、漏電調査などなど、Blogの記事になるほどでもない工事が続いていまして、また年明けから放置かと思われてましたらすみません(^_^;)
予定していたリフォーム工事は遅れている様子で、今月後半にどんどん重なって行ってる状態です(-_-)ヒトゴト

さて本日は、昨年末にご依頼いただいていた分電盤の取替工事にお伺いしてきました。

当初は、電気温水器をエコキュートへ取替えのご相談でしたが、調べてみるとこちらの地域の水道事情によって、エコキュートは水質の点でメーカー保証が受けられないという事で、取替えのお話はなくなりました。
(※水質が人に対して悪いという事ではなく、機器内部で配管を詰まらせる成分が多いという事)

そのついでにという事で、古くなった分電盤の取替えのご相談もいただいていました。
Nationalロゴが懐かしい分電盤です。
右に露出で設置されているのは、電気温水器のブレーカーです。

漏電遮断器の製造年を見てみると、1992年。
29年経過しています。
National製(現Panasonic)のブレーカーは故障が少なく長持ちしますね。
某メーカーのブレーカーなどは、10年そこそこで故障したりしますが...(^_^;)

国内電機メーカーの集まりである一般社団法人日本電機工業会によると、住宅用分電盤に内蔵されているブレーカーの更新時期は13年程度とされています。

今回のお宅の様に、故障しなければ使い続けられますが、いざ故障してしまうと家中が停電になって、修理もしくは取替えが完了するまでどうにもならない状況に陥ってしまいます。
想像してみてください、もの凄い寒い日の夜中に停電になるとか...
実際に当社のお客様で、正月の夜中にその経験をされた方がいらっしゃいます。
そんな経験をされないためにも、故障する前に取替えておくのが最善策ですね。

では作業に掛かります。
既存盤を外す前に、すべての回路の電圧と行き先をチェックしておきます。

既存盤を撤去しました。
もちろん停電しますから、作業中はお客様にひたすら我慢していただきます。

新しい分電盤を取付けて、各ケーブルを接続していきます。
今回、少し並び替えをしました。
200V回路が数箇所あるので、間違えると大変なことになります。
なので、最初のチェックが重要な作業になる訳です。

すべての回路の接続が完了すると、電圧チェックを行い、異常がない事を確認して電源投入です。
右側に露出で設置されていた電気温水器用のブレーカーも、新しいものに取替えてフリースペースへ納めました。

これでスッキリ、安全にご使用いただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2022年1月7日金曜日

2022 松山電気工事協同組合 新年安全祈願

あらためまして、本年もよろしくお願い申し上げます。
アベ冷熱技研は、一昨日5日(水)を仕事始めとさせていただきました。

本日は午後から、毎年恒例の松山電気工事協同組合の理事として、組合活動を行ってきました。

毎年年始めに、組合理事有志で氏神様である「雄郡神社」に集まり、組合員のみなさんの安全祈願を行っています。
昨年はコロナの影響で三役さんのみでの祈願でしたが、今年は参加することができました。

本来であればこの後、四国電力松山支店へお伺いして、各部所で新年の挨拶廻りをするんですけど、ここ数日のコロナの急速な感染拡大から、訪問での挨拶は中止となりました...

組合事務所へ戻って、神棚へ拝礼。

いつもなら軽く食事を取りながらのプチ新年会ですが、それも控えて今日はお菓子とお茶で。
今年もコロナに翻弄されるのでしょうか...

まぁ暗く考えても仕方ありません!
今年、松山電気工事協同組合は60周年です!
これからも電気工事業界発展のため、微力ながらお手伝いさせていただきますので、よろしくお願いします!(*^^*)