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2018年12月18日火曜日

天井がシミだらけのビル空調配管露たれ応急補修作業

年末の追い込みで、阿部は疲れています...
予定がいっぱいで、睡眠不足、体力も限界に来ています。
車運転してても記憶がありません...


先週からまた例の現場へ、孫請けとして入場していました。


今回は、天井のエアコン付近から、複数箇所の水漏れ跡。


25年経過している、ウオーターチラー式の空調設備です。
いたる所にシミがあります。

今回は、このシミの原因を取り除いて、天井ボードを張替えます。

まずは全体像を調査。
配管の結露が原因の様ですね。

この時期は暖房シーズンなので、表面の結露はなく、乾燥しています。

断熱材を剥いで見ると、断熱材がビチョビチョのところも...


あまりにも濡れているところは、循環水が漏れている可能性があるので、徹底的に調べます。

天井2枚くらい剥げば大丈夫かなぁ?とかノンキに考えてましたが、結構広範囲の場所も...(´;ω;`)

ここまで来て、元請けさんからストップが掛かりました。
「今回は予算がないので、あまり広げないで欲しい。とりあえず今回はシミがあるところだけにして、次回予算を組んで...」というお話がありまして、作業中断。

こういう設備が古い案件は、触りだすといろんなところから不具合が見つかり、キリが無くなるのは事実です。
お客様のご意向ですので、ここから復旧に掛かります。
濡れてる断熱材は撤去して、新しい断熱材を巻き付けていきます。

小さな開口部に腕だけ突っ込んで、延々とテープを巻いていく作業は、気が遠くなります...
あと、きれいには巻けません。
丁寧にやらないと気が済まない阿部は、イライラの絶頂です(T_T)

器具接続部も断熱を強化しました。

狭い天井裏に入って、延々と巻き巻き...
長い間変な体勢で作業するので、足はつるわ首は引きつるわで大変でした。

という訳で、天井裏から見るといろんなところで露たれを起こしていますが、天井面までは染み込んでいないので、こういうのも放置です。

モヤモヤの貯まる作業内容でしたが、何とか予定より早く、本日現場を退場しました。
あ、天井開口したところは、ボード屋さんが貼ってくれるそうです。

現場が遠方なのと、体力的にホント疲れました。
これから年末までカラダが持つのか、全然自信がありません。
予定はびっしりです。
カレンダーもお届けできるかどうか、もの凄い不安になってます。
とりあえず頑張ります。
倒れたらごめんなさいです<(_ _)>

2018年9月27日木曜日

エアコンの室外機がゴォーっと凄い音を立てているので修理作業

いつもお世話になっている食品加工会社様からのご依頼で、エアコン室外機からの異音修理にお伺いしてきました。

三菱電機製のパッケージエアコン室外機です。

運転すると、結構ドスの効いたゴォーって言う音が鳴り続けています。

音を聞いただけで悪い箇所が判りましたので、早速部品を手配。
調べてみると2008年に生産終了とありましたが、ほぼ共通部品なので、本日入荷。
交換修理にお伺いしてきました。

何が唸っていたかと言うと、ファンモーターです。

ファンモーターのベアリング内に異物が混入すると、それが擦れて延々と異音が出る様になります。
放って置くと、ベアリングが変形して、モーターが焼き付いてしまいます。

モーター軸がファンに固着して、なかなか取れませんでしたが、何とか...

指で軸を回転させると、ゴォーっと唸ります。

密閉型モーターなので、モーターごと取替えます。
部品があって良かったですね。


新しいモーターを装着。


元通りに組み直して試運転。

お客様に、「え?これ動いてんの?」と聞かれるくらい静かになりました(^_^;)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検・分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

2018年9月19日水曜日

エアコン配管折れの修理を宝塚市にお住まいの方からご依頼いただきました

はぃ。やっぱりネットって凄いなぁと、改めて思うこの頃です。

今度は兵庫県宝塚市にお住まいの方から、「引っ越し業者にエアコンを外してもらい、違う業者に取り付けをお願いしたら銅管が折れているので買い替えだと言われました。商品を送らせて頂きますのでなんとか修理できないでしょうか?」と言うメールをいただきました。

この修理に関して、重要な事を記載しておきますね。

・修理に関して、一切の保証はできません。
・往復送料はお客様持ちです。
・商品到着後、目視見積もりさせていただいて、お振込みが確認できてから修理作業に掛かります。

保証に関しては、県外まで出向いて最終的な試運転を行えないので、保証のしようがないと言う事です。
以上の内容にご納得いただけない場合は、お引き受けできませんのでご了承くださいませ<(_ _)>

今回もその様にご説明させていただきましたが、「地元で修理対応してくれるところが見付からないので、お願いします。」と言う事で、お送りいただきました。

ゆうパックでエアコンが届いたのは初めてです(^_^;)
郵便局でもエアコン送れるんですね...

配管がどんな風に折れているのか、早速開封して確認...

え???ボコボコじゃないですか...(´;ω;`)


なんか、いろんな部品が無いんですけど...


右側面が激しく傷んでいるので、嫌な予感がして奥を覗いて見ると...
ドレンパンの一部が破損しています(´・ω・`)

右側にかなりの衝撃が加わった感じですが、取外す時に落としたんですかね?

いろんな破片が中から出てきました。


ご依頼いただいている配管折れですが...

えーっと...どんな感じに作業したら、こんな風に折れるのか教えて欲しいです(T_T)

かなり乱雑に扱われた形跡がいっぱいですね。


2017年製ですよ。昨年のモデル。

14畳用でフィルター自動掃除機能付きのモデルなので、20万近くするエアコンを、よくまぁここまでフルボッコにしましたね(^_^;)

どうしても割れてるドレンパンが気になるのと、他の部品も気になるので、部品リストを取り寄せて見積もりさせていただきました。

「部品取れるならお願いします。」という事で、メーカーへ部品手配。

入荷まで数日掛かるので、先に配管修理に掛かります。
室内機を分解して、熱交換器だけにします。

配管の折れているところや、悪そうなところはすべてカット。
新しい銅管を使います。

アセチレンと酸素を使って、溶接接続。


こんな感じで溶接完了。


溶接修理が終わると、窒素ガスで加圧して漏れがないか気密試験を行います。


ちょうど連休なので、二日間この状態で放置。

二日後、漏れもなく合格です。

連休明けに部品が届きました。

この他にも、配管カバーや下部カバーなどが遅れて到着。

きちっと元通りに組み上げて、汚れを拭き取ります。


梱包材で室内機を丁寧に保護します。


あとは、ダンボールで梱包して完成です。
手前の箱は、排気ホースや、あとで追加注文いただいた室外機の部材などが入っています。

これを運送会社へ持ち込んで、本日返送させていただきました。

ひとつ不安なのは、取外し方がかなり乱雑だった事が見て取れるので、もしかすると室外機側にガスが残っていない可能性もあります。
なのでお客様には、「きちんと点検もできて、ガスの補充もできる業者さんを見付けてください。」とご連絡させていただきました。
いい業者さんが見付かるといいですね。

2018年9月1日土曜日

目視で見付けられないエアコンのガス漏れ箇所を気密試験で特定

今日は朝からどしゃ降りの雨で、午後から予定していたエアコン工事を延期させていただきました<(_ _)>
エアコン工事は「水分」が大敵ですから、雨が掛かる場所での工事は延期させていただく事もあります。

という訳で、いきなり午後から時間が空いたので、ずっと手付かずだった案件を少し片付けていました。
その一つがこれです。

6月に取替工事の際に撤去したエアコン。

2年ほど前から効きが悪くなって、ガス漏れしている事が判明していました。
ガス漏れ検知器を使って調べましたが、漏れている量が少なく、場所を特定できませんでした。
10年経過しているため修理はせず、6月に買い替えをされました。

その際に、「申し訳ないけど、阿部さんが手の空いた時でいいんで、どこから漏れてたのか調べてもらえますか?」というご希望で、処分せずお預かりしていました。

室外機側は現地点検の際に徹底的に調べて見付からなかったので、今日は室内機の熱交換器を調べてみました。

室内機を分解して、熱交換器だけにします。
窒素ガスを充填し、熱交換器内部に圧力を掛けていきます。

水を張ったところに熱交換器を沈めて、静かに見守ります。

キタっ!(・∀・) 見付けました!

少しずつですけど、気泡が膨らんでは浮かんできます。

動画をYoutubeにアップしましたので、どのくらい漏れているかご覧ください。


この部分ですけど、オイルも滲んでないし、目を凝らしても穴が開いている様には見えませんね。


漏れ箇所が特定できて、一件落着です。
え?自己満足ですよ(*´艸`*)
基本、こういう点検作業はお引き受けしません。
やってる暇が無いというのが本音ですね。
現場優先!
来週からも頑張ります(^^)

2018年8月22日水曜日

和風蛍光灯照明器具を改造して明るいLED照明器具に

エアコン工事の下見にお伺いした際に、「この電気、古くて暗いのよ。最近流行りのLEDに換えてもらえる?」とご相談いただきました。

わぁ、これいいヤツじゃないですか(・∀・)

カバーを外して見ると、20Wの蛍光ランプが6本入っています。

暗い原因は、、、3本切れてました(^_^;)
ランプを交換してもいいんですけど...

「もうこの際だから、ランプ交換しなくてもいい、LEDに換えてちょうだい。」とのご希望です。

しかしこの和風器具。捨てるにはもったいないです(´・ω・`)

今、同じ様なタイプの和風LED照明器具だと、定価10万円以上しますからね。

また、あれ、やりますかね(・∀・)
すみません、僕に任せてもらえますか?と、器具を外して持ち帰りました。

何をするかと言うと。


安定器やソケット類をすべて撤去。


中心のところに、75Φの穴を開けました。

これで加工終了(^^)v

再度お伺いして、作業に掛かります。


シーリングライトを取付けるための、引掛けシーリングを取付けます。


加工した器具ベースを、引掛けシーリングを中心に取付けます。


用意したLEDシーリングライトをカチッとハメ込みます。


今回使用したLEDシーリングライトはこちら↓

乳白カバーは外したまま使用します。

あ、壁のスイッチの調子も悪かったので、交換させていただきました。


あとは元の和風カバーを取付けて点灯。

「わぁ、明るいねぇ!これはいいわ。阿部さんにお願いして良かったわ。エアコンの方もお願いね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

既存機は引きヒモ式でしたが、これからはリモコンで明るさの強弱(調光)もできるし、清々しい色味や温かみのある色味に変える(調色)こともできるので、お部屋の雰囲気もいろいろと変えることができます。
何より、お気に入りの照明器具がこれからも使えるというのが、一番のメリットです。

ちなみに、LEDシーリングライト自体の加工は一切していないので、もしもの場合の保証も受けることができます。
重量・放熱・安全性の確保ができれば、この様な作業もお引き受け可能ですので、お気軽にご相談ください(^^)v