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2020年6月2日火曜日

スカパーのマルチ衛星アンテナは好きじゃありません(^_^;)

昨日のエアコン工事をご依頼いただいていたお宅で、BSアンテナの取付工事にお伺いしてきました。
はぃ。ご依頼は「BSアンテナの取付け」です。

スカパーのアンテナですが...(^_^;)

それは記事の中で書いていきますね。

昨日も書きましたが、こちらの建物は賃貸住宅です。
地デジアンテナは付いていますが、BSアンテナはありません。
BS放送もご覧になりたいという事で、BSアンテナ工事もご依頼いただきました。

昨日のエアコン工事の際に、BS用とスカパー用のケーブルは先に配線しておきました。
アンテナ設置場所は、南側のベランダです。

建物をぐるっと周って、ユニットバスの天井裏へケーブルを導入しました。
(※賃貸の建物に穴を開ける場合は、必ず管理会社の許可をいただいてください)

ここまでが昨日の工事でした。

本日はアンテナ取付けと、宅内設備の更新です。
まずはベランダでアンテナ取付けから。
お客様がご用意されていたベランダ用ハサミ金具を取付けます。
まぁこれがちゃんと垂直にならなくて、結構時間が掛かりました。

アンテナを取付けて、衛星を狙います。
このアンテナ、スカパー用のマルチ衛星アンテナです。
新品のBSアンテナを用意されていましたが、お客様ご自身が取付けることになっていたスカパーアンテナでも、BSの4K8Kが受信できるという事で、2本建てるより1本でやってみようという流れになりました。

ここからが大変な作業になっていきます...

ご依頼いただいているのはBS優先ですから、BSの受信レベルでしっかりと方向を合わせます。

ちょっと写真撮り忘れたんですけど、スカパーのCN値が若干悪かったんです。

とりあえずケーブルを接続して、1階でお客様にスカパーの移具合を確認していただくと...

「レベルが低いって表示が出とるよ。スカパーの方で合わせてみる?」

まぁそうですよね。BSに比べてCSの方が角度にシビアなんですから。
あ、ちなみに仰角も偏波角もちゃんと合わせてますからね。

スカパー側でレベルを合わせます。
1階でお客様が「あー映った映った。阿部さん、それでいいよ。」

BSはどうでしょう。あぁ~あ...


とりあえず、BS側は直接テレビに繋ぐのではなく、宅内配線に地デジと混合して各部屋でご覧いただける様にするため、設備の更新を行います。

ユニットバスの天井裏に、既存分配器と地デジ用のブースター電源部があります。


この分配器は4K8K対応品でないので、取替えが必要です。


新旧交代です。
何が違うかというと、周波数帯域が広くなっています。

BS用のブースターと電源部もこの位置に取付けました。


各部屋のユニットも問題があるので交換が必要です。


高シールド形のユニットですが、周波数帯域が狭いものが付いています。


4箇所、10~3224MHzのものに取替えました。


さて、BSが受信できるか...(^_^;)


通常のBS放送は、何とか映りました。


が...BS4Kは品質が悪いので映りません...
まぁCN値が悪いですから、当然だと思います。

スカパーと通常のBS放送は映りました。
さてどうする???

お客様と悩みながら出した答えは、「BSのレベルが最適になる方向にもう一度合わせてみましょう」。

この日、今シーズン最高気温。紫外線マックスのベランダで、フラフラになりながら、写真を撮るのも忘れてレベルを出しました。

この後、写真はありません。

結果は。

映りました。

レベルはどうであれ、通常のBS、4KBS、スカパー、すべて映りました。
テレビに表示される受信レベルは最高値です。
なぜそうなったのかは分かりません(^_^;)
「映ったし、受信レベルもいいから大丈夫よ。」とお客様。
阿部はモヤモヤ...(^_^;)
なんとも歯切れの悪い内容の記事になってしまいましたね。

「ご依頼いただいたのはBSアンテナ工事。BSで良好なレベルが出ているので良しとする!」と心に言い聞かせて。

という訳でタイトル通り、スカパーのマルチ衛星アンテナは好きじゃありません(^_^;)

2020年3月14日土曜日

テレビが映らなくなったので点検~アンテナ取替工事

今日の午後からは初めてのお客様のご依頼で、アンテナ取替工事にお伺いしてきました。


お電話いただいたのは「テレビが映らなくなったので、見てもらいたい」との事で、今週の水曜日に点検にお伺いしていました。

下から見る感じ、向きが変わっている様子もありません。

テレビのところでレベル測定してみます。
あら、、、全然ダメですね。。。

お聞きすると、2、3日前までは映っていたとの事。

ケーブルを追って、屋根上に上がってみます。

あ!原因はこれじゃないですか?

2分配器のところで、1本ケーブルが抜け落ちています。

コネクタをカシメた形跡はありますが、きちんと差し込まれていなかったので抜けた感じですね。


とりあえず、2分配器の出力レベルを見てみましょう。


あれ???レベルが出ませんよ?

原因はケーブルが抜け落ちただけじゃ無さそうです。

ケーブルを追って見上げると、BSミキサーがありますね。

おかしいなぁ... 下から見た時はアンテナのところにも箱が付いていましたけど...

アンテナのところまで上がってみます。

おお、このアンテナ、アナログ時代のものですね。
見た目キレイですけど、結構古いですよ。

下から見えていた箱は、UVミキサーと2分配器でした。

初期の頃はVHFのアンテナが付いていたんでしょう。
2分配器は1本しか接続されていないので、分配器の意味がありません...(^_^;)

近くで見ると、金具のところはかなり腐食が進んでいます。


壁面金具とポールも、グラグラしていて弱々しい感じです。

テレビが映らなくなった原因としては、アンテナ、もしくはUVミキサー、2分配器の不良と考えられますが、今回そこだけ変えてお金を掛けても、数年のうちに腐食で倒壊してしまうのは目に見えていますから、取替えをお奨めさせていただき、お見積りさせていただいていました。

という訳で本日、取替工事にお伺いです。
ところが、朝から結構な雨模様...
午後からお伺いするのに、延期しようか迷いながらも現地へ到着。

昼には雨が上がって、曇っていますが瓦は乾いていました。

とりあえず作業開始。
取り掛かったら、小雨が...(´;ω;`)

まぁ、滑らない瓦なので、このまま作業を進めます。

このグラグラする壁面金具を撤去。


ダメですねぇ。コーキングしてないとビス穴から雨水が侵入して、下地を痛めてしまいます。


新しい壁面金具を取付けます。
しっかりとコーキングを塗って、雨水の侵入を防ぎます。


UHFアンテナを取付けて、行道山頂上の松山本局を狙います。

雲が流れて晴れ間が見えてきました。
本局が目視できる、最高のロケーションです。

受信レベルも最高潮ですね。


もちろんエラーフリー。

これだけレベルがあると、ブースターは必要ありません。

アンテナ周りはこんな感じで完成。

衛星放送はご覧にならないので、BSアンテナは不要です。

既存の2分配器にケーブルを接続します。

宅内配線は既存のものを流用します。

テレビのところでレベル測定。


既存ケーブルが5C-FVなので減衰が多いですが、テレビの映りにはまったく影響のないレベルです。


もちろんエラーフリー。


あとは映り具合をご確認いただいて、お引渡しです。

こちらのお宅、ネコちゃんがたくさん居たので、ネコ好きな阿部はかなり気になってたんですけど、コチラでした↓

飼い主募集型ネコカフェ「ねこにゃらカフェ」→ https://neko.localinfo.jp/

現在30匹程度のネコが居るそうです。
定期的に譲渡会も行っているそうなので、ネコ好きな方はぜひ!(*´艸`*)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2019年11月27日水曜日

CATV多チャンネルを見なくなったので地デジアンテナ新設工事

初めてのお客様のご依頼で、地デジアンテナ新設工事にお伺いしてきました。


新築時からCATVをご利用いただいていたそうですが、今回多チャンネルを見なくなったとの事で、アンテナ受信をご希望です。

先週、現地調査にお伺いしていましたが、屋根上は太陽光発電システムがあってNG。
ベランダ外壁でレベル測定してみましたが、映るか映らないかギリギリのレベル...
仕方ないので、引込みに使われているスッキリポールへ取付けることにしました。


引込ボックス内にCATV保安器があるのですが、ブロック塀が邪魔で、作業性はかなり悪いです(´・ω・`)


CATVのネットサービスは継続利用されるそうなので、新たにケーブルをアンテナのところまで立ち上げなければなりません。


ハシゴを掛けて登ります。


このポール・・・まぁまぁ劣化していて、嫌な汗が出ます(^_^;)


ケーブルを通すのですが、、、


配管がきつくて、なかなか通りません...

もたもたしていたら雨が降り出してきて、10回くらい諦めかけました...(´;ω;`)

なんとか電話の方の配管を利用して貫通。


金具を取付けて、UHFアンテナを設置。


測定器で受信レベルを見ながら角度を決めていきます。


ちょっとレベルが低めですが、エラーフリーなので問題はありません。


ブースター本体を取付けて、ケーブルを接続します。


保安器に接続されていた既存ケーブルを抜き、アンテナからのケーブルと接続。
しっかりと自己融着テープで防水処理します。


宅内に分配器とブースターが見当たらなかったので探していると、屋外にボックスが。


おぉ、こんなところに入ってました。

CATVブースターのケーブルを外して、新しく取付けたブースター用の電源部を設置。

宅内で受信レベルを見ながら、、、


ブースターの出力調整を行います。


エラーフリーのいいレベルが出ました(^^)


あとはテレビのチャンネル設定を行って、映り具合を確認していただいてお引渡しです。


「あら。なんか映りがキレイになったみたいな気がする!ありがとうございました。ご近所なんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)


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