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2019年5月30日木曜日

大型犬がいて夏は24時間冷房運転しているエアコンの分解洗浄作業

前職で阿部が担当させていただいていたお客様(電気工事店)から、エアコン分解洗浄をご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-AXV563S-W(2013年製)
三菱電機 MSZ-AXV403S-W(2013年製)
三菱電機 MSZ-GV223-W(2013年製)
すべてフィルター自動掃除機能なしの、標準タイプです。


6年間、フィルター以外のお掃除はされていません。

大型犬を飼われているので、夏場は24時間冷房運転されているため、カビと臭いが結構ありますね。

お預かりした室内機を持ち帰って、丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


3台分全部掲載するとかなりの画像数になるので、汚れが酷いものを1セットのみ。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。


なぜ分解して取付けているかと言うと、室内機の取付け位置が天井に近すぎて、配管の接続ができないんです。


全面カバーを外しても、配管接続のためのスペースが確保できません。


なので、ちょっとでも本体を起こせる様に、基盤ボックスも取外して作業スペースを確保しました。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

カビ臭と動物臭が凄かったんですけど、すっきり臭いもなくなりました。
「わぁ、やっぱり結構汚れとったんやなぁ。これでまた4、5年は使えるな。」と、大変お喜びいただき、帰りには前職時代の話と近況で長話してしまいましたf(^_^;)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2019年5月24日金曜日

他社施工品の手直しだらけのエアコン分解洗浄作業

FB友さんから、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。

三菱電機 MSZ-SV407S-W(2007年製) 標準タイプです。

ご注意:基本的に10年以上経過しているエアコンの分解洗浄は、もしもの場合に部品が無いと修理ができないため、お奨めしておりません。どうしてもと言われる場合は、一切の保証無しでお引き受けしています。

まずは室内機をお預かりするため、取外作業に掛かります。


あらぁ、基本的なところがダメですね... ドレンホースが逆勾配になっていますよ。


外すと、溜まっていたドレン水が出てきました。

まだ今年は冷房運転していませんから、この水、、、昨年のですね(^_^;)

わぁ... 200V4.0kwのエアコンに、ケーブルサイズが1.6mmですか。

どうも素人さんの施工の様ですよ...

やっぱり... いろいろ出てきますね...


室内機を取外して、気密性確保のため、配管穴には貫通スリーブを挿入しておきます。


わっ。(^_^;) フィルターは定期的にお掃除されてくださいね。


お預かりした室内機を持ち帰って、丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


ケーブルは1.6mmから2.0mmへ取替えます。


ケーブルサイズが違うと何がどうなるかと言うと、許容電流値が違うため、ケーブル自体が発熱します。
酷くなると外皮が溶けてしまうこともあるので、大変危険ですね。


配管穴は小動物侵入防止のため、しっかりとパテ埋めしておきます。


逆勾配になっていたドレンホースは撤去して、塩ビ管で勾配を付けて洗い場へ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「ありがとうございました。これでもうしばらくはこのエアコンも使えますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2019年5月22日水曜日

5年お使いのダイキンうるさら7を2台エアコン分解洗浄

いつもお世話になっているお客様から、5年前にアベ冷熱技研で施工させていただいたエアコンの分解洗浄をご依頼いただき、本日お引渡しにお伺いしてきました。

ダイキン ATR40PPE1-W(2013年製)フィルター自動掃除機能付き
ダイキン ATR28PSE1-W(2014年製)フィルター自動掃除機能付き


臭いとかは出ていませんが、吹出口を覗きこんだ際に黒カビが目に入ったため、気になってのご依頼です。
確かに奥の方には黒カビが見えますが、それよりフラップに付いた結露水の跡が気になります。


奥の方から結露水が飛んできていた様ですで。


これはですね、熱交換器の隙間にホコリが入り込んで、フィンとフィンの間が狭くなって、通過する風速が上がるため、結露水がドレンパンへ流れ落ちる前に吸い込まれてしまって、吹出口から飛び出してしまう現象です。

これは熱交換器を洗浄してやる事で、改善されます。

では、丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

2台しかないのに、ブルーシート内に収まりきらないほどのパーツ量です。
この写真に写っていませんが、これ以外に電気系統のパーツがたっぷりとあります...

ダイキンのこのタイプは下方向への吹出口があるため、余計なパーツが多い上に、重たくてデカイです。

足元が暖かくなるとか言うメリットを謳っていますが、ハッキリ言って必要ありませんよね。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


あと、ダイキンのこのタイプの熱交換器。

異常なほど分厚いです。
省エネ効率を良くするために、熱交換量を上げようと、3重~4重くらいになっています。

これほど分厚いと、高圧洗浄機でも洗浄液が貫通しません。

どう言う意味か解りますよね。
「分解しないと裏まで洗えない」んです。
解りますよね。これ以上は書きません(^_^;)

4.0kw 熱交換器↓


4.0kw ボディ内部↓


4.0kw ドレンパン↓


4.0kw ファン↓


2.8kw 熱交換器↓


2.8kw ボディ内部↓


2.8kw ドレンパン↓


2.8kw ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。

しかしこのボディ... デカイですよねぇ...

15.5kgなので、フィルター自動掃除機能付きタイプとしては標準的な重さなんですけど、、、


このフニャフニャで柔らかいカバーが、より重さと持ちにくさを増幅しています...


それから、このタイプ。「スマートリモートコントロール」という、スマホで運転状態を確認したりON/OFFができる機能が付いてるんですけど、なんとこのアダプター、内蔵できなくて露出設置なんです。

信じられない設計ですね。

おかげで、重い上にこんなものがぶら下がっているので、脚立の上で喘ぎながら取付けです。

アダプターは見えない様に、室内機の上に置いてあります。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


これで内部のカビを気にすることなく、今年の夏をお過ごしいただける様になりましたね(^^)
お客様にはGoogleクチコミにコメントいただきました。

Kさん、いつもありがとうございます。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研