いつもお世話になっているグループホーム様のご依頼で、居室に設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2219-W 霧ヶ峰汎用機を2台お買い上げいただきました。
既存機はダイキン製です。
内部がカビだらけで、洗浄も考えられたそうですが...
2006年製で13年目のため、この際に取替えてしまおうと言うご依頼です。
一昨年からのお付き合いですが、「故障してから取替えるのではなく、年に数台づつ取替えて行く」という方針でされています。
経営者としては素晴らしいお考えだと思いますね。
暑い時期に故障すれば、すぐには修理にお伺いできません。
辛い思いをされるのは入居者様です。
故障率の高くなる年式のものは、一斉交換は経営的に厳しいと思いますので、今回の様に数台づつ取替えていくのがいいと思いますね。
こちら、すべてダイキン製です。
新築時に設置され、故障するたびにメーカーへ修理を頼んでいたそうですが、どうにも対応の仕方に納得できない事が多く、お知り合いを通じてアベ冷熱技研とのお付き合いが始まりました。
ですので、ダイキンは使いません!(ΦωΦ)キッパリ
今回のお部屋は、2台とも2階です。
まずは既存機を撤去していく訳ですが、こちらを施工された業者さんは、お客様に見えないところでたくさんの手抜きをされています。
ダクトカバーを外すと、パテ埋めされていません。
ここが開いていると、気密性が悪い上に、小動物が侵入してしまいますね。
室内機も撤去しました。
室内機の裏側では、断熱不良のために露たれしていました。
配管穴は当然の様にスリーブ無しです。
キチッと貫通スリーブを挿入しておきましょうね。
位置決めをして、背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管穴には気密性確保のため、しっかりとパテを詰め込んでおきます。
既存化粧カバーは流用です。
配管接続が完了すると、しっかりと真空引きを行い、配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
見た目まったく同じですが、隣のお部屋も完成。
2台、三菱に変わりました。この裏側にもあるので、まだまだたくさんありますが(^_^;)
「いつも丁寧にしてもらって、ありがとうございます。できるだけ阿部さんの忙しくない時期を選んで取替えしていくつもりなんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
2019年10月31日木曜日
病院の先生にカビの原因を取り除きなさいと言われてエアコン分解洗浄
エアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。
日立アプライアンス RAS-SX28C(W)(2013年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
使用されているのはご高齢の方で、ご依頼いただいたのはお客様の介護をされているヘルパーさんからでした。
気管支の調子が悪くなったので病院へ行くと、「ハウスダストなどが原因になるので、特にエアコンの中のカビとかも取り除いておいてください。」と言われたそうで、実は某大手掃除屋さんにエアコンクリーニングを依頼したそうですが、このタイプのエアコンは断られたそうで、どうしようかと悩んでいたところ、以前当社でエアコン洗浄を経験されたお客様からのクチコミで、今回のご依頼となりました。
吹出口の中を覗いて見ると///(´;ω;`)まぁまぁ凄いですね...
お預かりするため、室内機を取外します。
あぁ...こちらのお宅もスリーブが入っていませんね。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
持ち帰った室内機は、丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「わぁ、キレイになった。これで気持ちよく使えるわ。また何年かしたらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
日立アプライアンス RAS-SX28C(W)(2013年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
使用されているのはご高齢の方で、ご依頼いただいたのはお客様の介護をされているヘルパーさんからでした。
気管支の調子が悪くなったので病院へ行くと、「ハウスダストなどが原因になるので、特にエアコンの中のカビとかも取り除いておいてください。」と言われたそうで、実は某大手掃除屋さんにエアコンクリーニングを依頼したそうですが、このタイプのエアコンは断られたそうで、どうしようかと悩んでいたところ、以前当社でエアコン洗浄を経験されたお客様からのクチコミで、今回のご依頼となりました。
吹出口の中を覗いて見ると///(´;ω;`)まぁまぁ凄いですね...
お預かりするため、室内機を取外します。
あぁ...こちらのお宅もスリーブが入っていませんね。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
持ち帰った室内機は、丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「わぁ、キレイになった。これで気持ちよく使えるわ。また何年かしたらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
2019年10月29日火曜日
わらぶき屋根の天井裏で碍子引きからケーブル張替工事
腰の調子ですか?
あの激痛からはマシになりましたけど、角度によってはまだビキッときます...(´;ω;`)
そんな中、今日は築100年超えのわらぶき屋根の天井裏で、鼻の穴がまっ黒になるまで作業していました。
何の作業かと言うと、電気工事です。
こちらのお宅、何度か増築やリフォームをされていて、その度に電気工事屋さんが入って増設してきたそうですが、当時から使われてきた設備はそのままでした。
今回はその1回路が、碍子引き(ガイシ引き)という工法で施工されていて、「どうしてもこれが気になって仕方ない」という事で、懇意にされている大工さん経由でご依頼いただきました。
大昔は、VVFケーブル(ビニル絶縁ビニルシースケーブル)などはありませんでしたから、電気工事はこの碍子引きのみでした。
築100年超え。屋根はわらぶき。
天井裏は碍子引きの配線がいたる所に...
何かの拍子に短絡や漏電でもしようものなら、一気に燃えそうです...(・_・;)
これらを絶縁性の高いケーブルへ張り替えていきます。
あと、照明器具の線。
袋打ちコードをステップルで留めるのはNGです。
ジョイントボックスの内部も気持ち悪いですね...
変な液体も出ているので、撤去してしまいます。
こちらのお部屋も...
これまた古い、碍子のジョイントボックスですね。
線も切れかけですよ...
撤去しますね。
新しいケーブルを天井裏へ入れていきます。
引っ掛けシーリングを取付けました。
分電盤のところからも、新しいケーブルを天井裏へ。
天井裏へ出てきたケーブルを。
梁に添わせて延長していきます。
この天井、乗っても大丈夫なところと、乗ったら踏み抜いてしまうところがあります。
天井板が薄いところは、道板を敷いて作業。
かなり施工性が悪い上に、腰の状態もまだ完治していない状態なので、テキパキとは作業が進みません...(´;ω;`)
こんな感じでケーブルを繋いでいきます。
フラッシュを焚くと、ホコリが凄いのが解りますね。
右奥の方が残ってるじゃないかと思いますよね。
この奥も張り替えしたいんですけどね、ここから先は天井材が柔らか過ぎて行けないんです...
それに屋根が下がってきているので、向こう側へ入って行けません。
向こうに屋根が下がっていますが、その向こうにもう一部屋あって、そこの照明器具回路に繋がっている様でした。
「できんとこは無理せんでええけん。また大工さんに天井剥いでもらった時にお願いするけんな。」という事で、ここから先は後ろ髪を引かれる思いで残置。
まぁ、漏電遮断器が分電盤に搭載されているので、余程の事がない限りは大丈夫です。
最後に既存線をカットして、新しいケーブルを分電盤へ接続して完了です。
(※カバーは写真撮った後に被せています。被せた写真の撮り忘れです...)
あとは点灯確認を行って、工事完了です。
「いやぁ、スッキリした。ずっと気になっとったんよ。またエアコンとかもお願いせんといかんけん、これからも頼みますよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。
あの激痛からはマシになりましたけど、角度によってはまだビキッときます...(´;ω;`)
そんな中、今日は築100年超えのわらぶき屋根の天井裏で、鼻の穴がまっ黒になるまで作業していました。
何の作業かと言うと、電気工事です。
こちらのお宅、何度か増築やリフォームをされていて、その度に電気工事屋さんが入って増設してきたそうですが、当時から使われてきた設備はそのままでした。
今回はその1回路が、碍子引き(ガイシ引き)という工法で施工されていて、「どうしてもこれが気になって仕方ない」という事で、懇意にされている大工さん経由でご依頼いただきました。
大昔は、VVFケーブル(ビニル絶縁ビニルシースケーブル)などはありませんでしたから、電気工事はこの碍子引きのみでした。
築100年超え。屋根はわらぶき。
天井裏は碍子引きの配線がいたる所に...
何かの拍子に短絡や漏電でもしようものなら、一気に燃えそうです...(・_・;)
これらを絶縁性の高いケーブルへ張り替えていきます。
あと、照明器具の線。
袋打ちコードをステップルで留めるのはNGです。
ジョイントボックスの内部も気持ち悪いですね...
変な液体も出ているので、撤去してしまいます。
こちらのお部屋も...
これまた古い、碍子のジョイントボックスですね。
線も切れかけですよ...
撤去しますね。
新しいケーブルを天井裏へ入れていきます。
引っ掛けシーリングを取付けました。
分電盤のところからも、新しいケーブルを天井裏へ。
天井裏へ出てきたケーブルを。
梁に添わせて延長していきます。
この天井、乗っても大丈夫なところと、乗ったら踏み抜いてしまうところがあります。
天井板が薄いところは、道板を敷いて作業。
かなり施工性が悪い上に、腰の状態もまだ完治していない状態なので、テキパキとは作業が進みません...(´;ω;`)
こんな感じでケーブルを繋いでいきます。
フラッシュを焚くと、ホコリが凄いのが解りますね。
右奥の方が残ってるじゃないかと思いますよね。
この奥も張り替えしたいんですけどね、ここから先は天井材が柔らか過ぎて行けないんです...
それに屋根が下がってきているので、向こう側へ入って行けません。
向こうに屋根が下がっていますが、その向こうにもう一部屋あって、そこの照明器具回路に繋がっている様でした。
「できんとこは無理せんでええけん。また大工さんに天井剥いでもらった時にお願いするけんな。」という事で、ここから先は後ろ髪を引かれる思いで残置。
まぁ、漏電遮断器が分電盤に搭載されているので、余程の事がない限りは大丈夫です。
最後に既存線をカットして、新しいケーブルを分電盤へ接続して完了です。
(※カバーは写真撮った後に被せています。被せた写真の撮り忘れです...)
あとは点灯確認を行って、工事完了です。
「いやぁ、スッキリした。ずっと気になっとったんよ。またエアコンとかもお願いせんといかんけん、これからも頼みますよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。