2017年3月23日木曜日

事務所ビルの3階へ高所作業車を使ってエアコン取付配管工事

本日は、とある協会の事務所ビル3階応接室に、ルームエアコンの取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV4017S-W ムーブアイ搭載ハイブリッド霧ヶ峰です。
まだカタログにも掲載されていない、2017年最新モデルです(*´ω`*)


こちらの応接室。実はエアコンが付いています。
このエアコン、隣のお部屋のエアコンとのマルチタイプ(室外機1台・室内機2台)になっています。

もう型も古い事と、故障した場合に部品がないため、今年度の予算で新しいエアコンを取付けておきたいとのご希望でした。
こ、今年度ですか?(^_^;)
今年度って3月末までですよね...

「新しく付けるエアコンは、壁掛形のルームエアコンがいい」との事で、ここへ設置希望。


これが3階なので、この高さ。

お隣の敷地にハシゴを...無理ですね。
駐輪場があるので、ハシゴが立ちません。
高所作業車じゃないと作業ができません。

早速、お見積りと平行して、ちょうど切り替り時期のエアコンがあるかどうか?年度末で忙しい高所作業車が借りれるかどうか?3月末までで予定を空けることができる日はあるのか?もうバタバタでしたが、いろんな方々の助けをいただいて、本日工事にお伺いした次第です。

では工事に掛かります。
まずはエアコン専用コンセントの増設作業。

ローカを隔てた事務所内にある分電盤から、天井裏へケーブルを這わせていきます。

思ったより距離があって、なかなか手強いです...


応接室の埋込み型照明器具を外して、点検口代わりにケーブルを通します。


ここで配管穴の位置決めをするために、背面板を取付け。


配管穴を開けていきます。


なぜ先に配管穴を開けたかと言うと、この穴を利用して、壁面にコンセントを増設したかったのですが、結局壁内部にケーブルが通らず、天井面に取り付けることに。


コンセントを取付けて、分電盤内で200Vブレーカーに接続し、電源投入。
電圧を測って異常なし。で、増設電気工事は完了。


ここからは外周り。
いつも甘えてばっかりの向井電気工事さんに、高所作業車をお借りして、スリムダクトを壁面に取付けていきます。


ダクトを留めて、配管類を収めていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管は左後方出し。ソフトドレンは直接接続。
隠蔽配管の施工時と、同じ要領でやりました。

こうしておく事で、メンテナンス時や将来の取替え時には、高所作業車を使わなくて済む様に配慮しています。

外部立ち下げは、こんな感じで完了。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

最新型のAXVですからね。デザインもなかなかのもんです。
快適な応接室の完成です(^^)

今月、丸一日空いているのは今日しかありませんでした。
エアコンが間に合ったのも、高所作業車が今日借りれたのも、曇りで雨が降りそうで降らなかったのも、いっぱい支えられてるなぁと思った一日でした(*´ω`*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2017年3月22日水曜日

駐車場が暗いのでLED防犯灯を新設工事&既存LED防犯灯を移設取替工事

いつもお世話になっている、いちやなぎクリーニングさんからのご依頼で、駐車場の防犯灯新設工事にお伺いしてきました。

以前、正面の看板灯をLED投光器に取替えましたが、正面が明るくなった分、側面の駐車場が暗くなってしまったので、LED防犯灯を取付けてほしいとのご希望です。

サクッと防犯灯を取付けます。
今回の灯具は、パナソニック製NNY20360 20VA明るさセンサなしタイプです。


暗くなると自動的に点灯する「明るさセンサ」は内蔵していません。
今回は正面の看板用投光器と同じ回路にして、同じ時間に一斉に点灯する様に、投光器回路から分岐しました。


塩ビ管とPF管を使って、ケーブルを直射日光から保護して灯具に接続。


作業が完了すると、スイッチを入れて点灯試験。完璧です(^^)v


もうひとつ。こちらは以前、反対側の駐車場に設置させていただいた、三菱電機製のLED防犯灯。

来月からこちらの駐車場は使えなくなるので、別の場所へ移設します。

建物裏側にある既存の20W蛍光灯の防犯灯。
球切れでずっと放置されていましたが、これを先ほど撤去したLED防犯灯へ取替えます。


サクッと完了(^^)v

こちらは明るさセンサ内蔵で、暗くなると自動的に点灯します。
蛍光灯タイプに比べて、明るさUP、消費電力DOWNで、安心と省エネを両立しました。

アベ冷熱技研では、省エネLEDへの取替えや省エネプランの作成も行っていますので、お気軽にご相談ください。

2017年3月17日金曜日

お家の照明器具を省エネ長持ちのLED化&スイッチ不良を取替修理作業

いつもお世話になっている企業の会長様から、「うちの家の照明器具をLEDにしてほしい」とのご依頼で、本日お伺いしてきました。


当初ご依頼いただいていたのは、この蛍光灯の取替え。

他の家で使っていたLED照明器具があるので、それに取替えたいそうですが、この既存照明器具が直付けタイプのため、引掛けシーリングが必要な訳です。
これは電気工事士の資格が必要ですから、わたくしの出番です(*^^*)

既存機を撤去していきます。
ビス数本で天井面に留められていますが、ビスが効いているところと効いていないところがありました...危ないですねぇ。


外す時に、何かポロポロ落ちてくるなぁと思ったら、ソケットの樹脂部分が経年劣化で、触るだけで粉々になっていきます。
もぅ寿命でしたね...

ちなみに、蛍光灯形のLEDランプが出回っていますが、この様にソケットが古いと、重量が増えるLED管を支えきれなくなって、落下する可能性があるので大変危険です。
なのでアベ冷熱技研では、蛍光灯形のLEDランプはお奨めしていません。

撤去しました。


引掛けシーリングを取付けます。

今回も下地が中心からズレていたので、ビスが下地に掛かる位置に移動させて、しっかりと取付けます。

あとは、カチッとLED照明器具をハメ込んで完了です。


こちらのお部屋も同じ様に、、、


はぃ、完了です。


「ついでにこれも見てもらえん?スイッチ入れても点かんのよ。ランプも替えたんやけど。」
うわぁ、、、器具の不良じゃない事を祈りつつ、点検作業開始。


調べて行くと、どうもスイッチの不良の様です。


階段と廊下にあるスイッチで、1階、2階、ローカと、どこででもON/OFFができるタイプです。

よくON/OFFするスイッチは、どうしても他の部屋に比べて寿命は短くなりますね。

今回、一緒に3箇所新しいスイッチに取替えます。


スイッチを引きずり出して取替え。


バッチリ点灯する様になりましたよ。


ここのランプも、蛍光形からLED球へ取替えました。
パナソニック製の全方向形LED球です。
蛍光形に比べても、大幅に消費電力が削減されます。

LEDはその性質上、一方向ばかり照らす感じになりますが、全方向形は上向きにも光が拡散されるので、白熱電球と同じ様な感じに照らすことができます。
今回の様なペンダントタイプの照明器具にお奨めです。

こちらの玄関ポーチの照明も。
最近帰りが遅く、ずっと点灯させておくのももったいないとの事で、センサー付きのLED照明をお奨めさせていただきました。


既存の器具を外そうと思ったら、まさかの塗料固着...


じわじわと削りながら取外しました。

いやぁ酷いもんです。塗装するときは、器具は外してやってもらいたいですね。
ビス2本で外れるんですから。

さて、LED照明のメリットとして、「器具がコンパクト」っていうのがありますが、こういう取替時には逆にデメリットとなります。

既存器具より小さくなるので、外した跡が丸見えになるんですよね。

「別に上見ることなんか無いけん、そのままでかまんよぉ。」と言われましたが、あまりにも目立つので、ちょっとスプレーを(^_^;)

あんまりやり過ぎるとムラムラになるので、軽めに吹いてます。

こんな感じで取付け完了。


これもパナソニック製にしたかったんですけど、60W相当の明るさの天井取付けタイプのセンサー付きっていうのが無くて、コイズミ照明のマルチタイプ人感センサ付きタイプにしました。



辺りが暗くなると10%程度の明るさでほんのり点灯して、人が近づくと100%で点灯するというものです。

動作を確認していただいてお引渡しです。

「早く、安くしてもらって、ありがとうございます。もっと費用が掛かるのかと思ってました。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。