2016年12月11日日曜日

お引越しでエアコン移設のついでに取外し分解洗浄作業

初めてのお客様のご依頼で、エアコン分解洗浄と移設工事にお伺いしてきました。

ダイキン ATR71JPE5-W(2009年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。

今回、移設工事もご依頼いただいているので、まずは取外しにお伺い。

7.1kwと、かなり高用量タイプのため、配管サイズは通常のものより太いです。
太い銅管は一度曲げると元には戻らないため、移設先では流用できません。

室外機の後ろがホコリで目詰まりしていたため、この機会に掃除しておきます。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓


ドレンパン↓

洗浄が完了すると、お引越し先へ取付けにお伺いします。

まずは、コンセントが100Vなので、

200Vへ電圧切替えを行います。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

それと、食洗機用の分岐水栓の取付けもご依頼いただき、接続させていただきました。
お引越し先で快適に使える様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2016年 年内の新規工事の受付を終了いたします<(_ _)>

2016年、今年もわずかとなりましたね。
今日は日曜日で通常はお休みですが、2件完工お引き渡しさせていただきました。

「うちの工事もBlogに載るんでしょ。」と、楽しみにされてるお客様がたくさんいらっしゃいます。
...が、ホント申し訳ございません、7月から止まっている状態で年末突入してしまいまして、もぅ80件も溜まっているBlog記事を、今年中に書き上げるなんてとても無理な状態に陥っております(T_T)
※FBは都度UPしてますけど。。。

先月、頭痛で苦しんだかと思えば、先週から首のリンパ腺が腫れ上がって激痛。。。
薬漬けで頑張っていますが、いろんな事にクビ突っ込んでいるので、会議やらなんやら。

仕事はどうかと言うと、そんなに忙しくありません。
年末にもかかわらず、比較的工事予定は空いてるんです。
工事は空いてるんですけど、今年中にやらないといけない事は山盛りなんですねぇ。。。
先週、松山電工組の忘年会が盛大に開催されましたが、今年の忘年会参加はそれのみで終了です(´ω`)

お届けするカレンダー巻き終えました。
今年は100部単位でしか注文できなくなったので、なんと200部あります(^_^;)
アベ冷熱技研でエアコンやボイラー、オール電化機器をご購入いただいた方、アンテナ工事やCATV、エアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様へ、一軒一軒お届けさせていただきます。

あ、年賀状も作らないといけませんね。。。

そんなことやってると、年末ギリギリまで全然時間がない訳です。
ほぼ一人でやってますからね。←ここなんとかしたい

という訳で、
年内の新規工事の受付を終了させていただきます<(_ _)>

当然ですがお客様第一ですので、当社施工品の故障修理対応は、できるだけ迅速に対応させていただきますので、不具合などありましたら何なりと。

当面Blog更新はできないと思われますが、生きてますのでf(^_^;)タブン
今年一年大変お世話になりました。
みなさま、良いお年をお迎えくださいませ<(_ _)>

2016年11月29日火曜日

居酒屋店舗の壁ビルトインエアコン×3台の取外し分解洗浄作業

FB友さんから、壁ビルトインタイプのエアコンを3台、分解洗浄のご依頼をいただきました。

ダイキン F28AMV(2001年製)壁ビルトインタイプ×3台

設置されているのは、居酒屋の個室です。

このエアコン、2001年製で15年目になります。
※ご注意:アベ冷熱技研では、10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。
どうしてもと言うお客様には、何があっても一切の保証はできないという事をご了承いただける場合のみ、お引き受けさせていただいています。

まずは、室内機を取外してお預かりします。

ドレン(排水)はどうなっているんだろうかと確認してみると...
うわぁ、隠蔽されてるのに断熱されていません。

よく見てみると、露タレして天井材に跡が付いていますね。
ドレンの断熱、侮るなかれです。
ここは再取付けの際に治すことにします。

お預かりした室内機を持ち帰って、分解していきます。
15年分の汚れが...

内部は結構傷んできています。
そろそろ取替え時期ではありますけどねぇ...

電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
断熱されていなかったドレンホースを、しっかりと断熱しておきます。

室内機を設置して、配管類を接続。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、

異常がない事を確認して、

お引渡しです。
これでまだしばらくは使えますかね?できれば故障する前に取替える方がよろしいかと(^_^;)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2016年11月26日土曜日

事務所の天吊形エアコンを天カセ形パッケージエアコンへ取替工事

いつもお世話になっている企業様のご依頼で、業務用パッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 PLZ-ZRMP112EFK 4方向天井カセット形4馬力ムーブアイ搭載パッケージエアコンをお買い上げいただきました。

既存機も三菱電機製ですが、天吊形の3馬力が設置されていました。
製造年の記載はありませんが、仕様書で確認すると1998年製の様です。

まだ動いていますが、年式も古く、効きが悪くなってきたため取替えをご希望です。

今回、3馬力から4馬力へ能力UPするため、電源周りの事前調査も必要です。
既存の電源ケーブルがVVF2.0mmなので、このケーブルは引き直さないといけませんね。

電源は、事務所棟の隣りにある倉庫の方から引いているので、結構な距離があります。

新たに室内機を取付ける場所は、事務所の中心部分。

では作業に掛かります。
まずは既存機を撤去します。
運転可能なので、フロンガスは一旦室外機の方へポンプダウンします。

位置決めをして、天井を開口します。

開口部を点検口代わりに、作業を進めます。
天井裏は、腰をかがめて歩ける程度の高さがあるので、作業はし易いです。

できるだけ外壁に余計な穴を開けたくないので、既存の配管穴を流用します。

配管類を入れて行きますが、このまま真っ直ぐ入れてしまうと、事務所内へ出てしまいます。

外壁と内壁の間が広いので、天井裏からじわじわと曲げながら天井の方へ引き込んでいきます。

ドレンはVP管を使って勾配を取ります。
なんとか室内機側まで入りました。

電源ケーブルも、倉庫の方から引き直しておきます。
距離が長いですから、電圧降下も考慮してCV8sqを採用です。

ブレーカーも新しいものに取替えました。

室内機を吊るために、C形チャンネルと吊りボルトでH鋼へしっかりと留めます。

室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

真空引きをしている間に、室内機のグリルを取付けておきます。

室外機周りはこんな感じで完成。

リモコンを取付けて、試運転開始。

異常がないことを確認してお引渡しです。
これで事務所中、ムラなく風が行き渡る様になりましたね。
3馬力から4馬力へと能力が上がりましたが、消費電力はほぼ変わらないのと、ムーブアイ搭載でかしこく運転してくれるので、省エネ性も向上しました。

「キレイに取付けてもらって、ありがとうございます。これで快適に使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

持ち帰ったエアコンは、室外機内に残っているフロンガスを回収して廃棄処分となります。
業務用のパッケージエアコンはフロン排出抑制法の適用ですから、機器内部にあるフロンガスを回収しなければなりません。
これを行わないと、産廃業者さんがエアコンを引き取ってくれない仕組みになっています。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。