2013年9月13日金曜日

住宅リビングの天井カセット形エアコン取替工事

一般住宅のリビングで、業務用パッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 PMZ-ERP56SFEE 1方向天井カセット形パッケージエアコン(ムーブアイ搭載)


「エアコンの取替えを検討しているので、見積りをして欲しい」とご相談いただき、現地下見にお伺いしていました。

既存機はダイキン製2方向吹出しタイプ。
故障して動かないためメーカーに修理依頼し、点検してもらったところ、年式からして取替えの方がいいと言う事になり、ついでに取替え見積りを提出してもらったら、かなりの高額だったため、ネット検索で業者を探していたところ、アベ冷熱技研を見付けていただいたそうです<(_ _)>

当初、この既存機を取替える予定でしたが、広いリビングなので、フッと反対側を見ると同じ機種が?

一瞬、マルチエアコンか?と思いましたが、単独で2台でした。
実はこちらも故障で止まっています。

お部屋の形状や、吹出し方向、冷房能力、いろいろ検討し、数種類のプランをご提案させていただき、最終的に当初とは反対側の方向から、1方向吹出しの方が効率がいいであろうと言う事で、こちらのエアコンを取替える事でご依頼いただきました。

この室外機・・・大量にオイル漏れしていました。。。


熱交換器の溶接部分が腐食して、漏洩した模様です。

フロンガスは残っていませんでした。。。(_ _;)

室外機を撤去します。
さすがに重く、担いでは下ろせないので、電動式リフトくんの出番です。

軒先ギリギリの高さまでしか上がらなかったので結構大変でしたが、何とか撤去。

既存の室内機も40kg超えてるので、これもリフトで降ろします。


新しく取付ける機器は既存機より大きいので、開口部を広げます。

今回の取替え作業で、一番キツかったのがこの開口作業でした。。。
軽天バーを、ひたすらノコで切るので、開口に1時間掛かってます(´・ω・`)

室内機を吊るために、位置決めをしてアンカーを打ちます。


アンカーに寸切りボルトで、吊り込みの準備を行います。


既存配管を流用するので、冷媒配管内の残留オイルを窒素ガスでパージして、冷媒配管・ドレン配管を加工しておきます。


新しい室内機を吊り込みます。


配管類を接続していきます。


室外機も配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ドレン排水テストを行い、化粧パネルを取付けていきます。


リモコンも取替え、試運転開始。


異常がない事を確認して、お引渡しです。

ところで「何で家庭用じゃなくて業務用なの?」と思いますよね。
実は既存機のパネル寸法が微妙に大きくて、家庭用のオプションパネルで対応できる物がなかったんです。
クロスも貼替えたところなので、標準のパネルで行ける三菱電機製を選択しました。
ムーブアイ搭載機なので、室内の温度ムラを抑えつつ省エネ運転が可能ですよ(^^)v
業務用なので、広いリビングでも十分な風量を確保できます。
「クロスにも合うし、違和感なくスッキリ付きましたね。風も十分届くので、そこに付けて正解でしたね。」と、ご満足いただきました<(_ _)>

今年は猛暑が続き、こんな業務用エアコンでさえ在庫切れと言う状態で、最初に下見にお伺いさせていただいてから本日工事完了までに、実質一ヶ月も掛かってしまいました。
大変お待ちいただいたにも関わらず、「またお願いしますね」と言っていただいたお客様に、大変感謝申し上げます<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2013年9月12日木曜日

携帯電話基地局の空調機取替工事

月曜日から4日間掛けて、愛媛県内4箇所の携帯電話基地局のエアコン取替工事を行ってきました。


「ここ行けるのか?」って言う山道を上がって、やぶ蚊と闘いながら、、、とか。


ビルの屋上で、直射日光と闘いながら、、、とか。


どうやっても人が上げ下ろしできない現場、、、とか。


ハシゴや高所作業車を駆使しないと、作業できない、、、とか。


取替えだと甘く見てましたが、簡単な現場はどれ一つありませんでした。。。(^_^;)
いやぁ、、、疲れました。
暑さが戻った今週、建屋の中は通信機器の放熱で、なかなかのダメージを食らいましたね。
まぁ、無事完了して良かったです。

今回は孫請けの分際ですので、詳細は遠慮させていただきます<(_ _)>

2013年9月8日日曜日

【重要】エアコン分解洗浄の再開時期及び価格改定について

「分解洗浄の再開、まだですか?」とのお問い合わせが増えてきました。

そうですねぇ、、、まだちょっと無理ですねぇ。。。
時期としましては、9月後半くらいの再開になろうかと思います。

今年の夏は今まで以上に、県外の方からたくさんのエアコン分解洗浄依頼の電話がありました。
もちろんお断りしてます。。。 行ける訳ないですから。。。(^_^;)
対応エリア書いてるんですけど、ご覧になってないみたいですね。
全国区で、こんな田舎の業者がヒットするのも、この業界の遅れてる所でもある訳ですが、わざわざ期待してお電話いただいたお客様に、「すみません、無理です」ってお断りするのも、なかなか辛いものがあります。
ホームページ、もうちょっと分かり易くしないといけませんねぇ。。。 時間無いけど。。。(_ _;)

以前から、分解洗浄を体験されたお客様や、全国同業者さん達から、「阿部さん、取外し取付けして分解洗浄までやって、時間と手間から考えると、絶対安過ぎる。」と、かなり以前からクレームにも似たお言葉を頂戴しておりました<(_ _)>

ハッキリ言いまして、夏場の繁忙期のエアコン工事より、分解洗浄している時期の方が大変だったりします。

この分解洗浄作業、アベ冷熱技研の代名詞となるまでは、ずっと価格据え置きで行ってきました。

「お願いして良かった。」
そう言っていただけるお客様が増えて行くのが、とても嬉しかったからです。

でも、二言目に出るお言葉は「安い」。
それだけこの作業にご理解いただける方々が増えた事に、本当に感動しております。

しかし、きれい事だけでは事業は成り立ちません。

「適正価格」
 我々の業界では、この適正価格という言葉は崩壊しています。

「技術の安売り」
 これを続けている限り、優秀な後継者は減り続けます。

「環境破壊」
 フロンガスを扱う我々には、生まれ来る子供たちのために、環境維持の義務があります。

よい仕事続けるために、よい技術者を育成するためには、「適正価格」の維持が必須です。
「技術の価格競争」を続けている限り、この業界には何の未来も希望も見出せなくなり、優秀な技術者がどんどん離れていってしまいます。

アベ冷熱技研では自社だけでなく、業界全体の将来も考えて価格改定を行います。

まずは分解洗浄の価格から。
価格の公開は、受付再開時に発表させていただきます。

今、かなりいろいろ考えています。
ご厚意にしていただいているお客様には、メリットが出る様な企画も検討中です。
価格を上げるだけじゃ、誰だってできますもんね。
ちなみに、受付停止中にお声掛けいただいたお客様につきましては、もちろん価格据え置きですのでご安心くださいませ。

すべては前向きに<(_ _)>

2013年9月7日土曜日

三菱電機ハイブリッド霧ヶ峰AXVタイプ新設工事

「リビングのエアコンが壊れたけん、もう取替えてや。」と旧友から依頼があり、早速エアコン手配して本日取替えに行ってきました。

三菱電機製 ハイブリッド霧ヶ峰 MSZ-AXV563S-Wです。

で、取替えのつもりで訪問した訳ですが、「壊れたエアコン、治ったみたい。動きよるんやけど。(^_^;)」と言うことで、リビング隣の和室へ取付けと変更になりました。
1F部分が和室・リビングダイニング・キッチンと続き間になっているので、特に問題は無さそうなので、取付工事に掛かります。

元々エアコンが付いていたそうで、配管穴と外部のスリムダクトが残っていました。

これを流用して取付けます。

配管穴には貫通スリーブを挿入。


室内機を取付けます。


配管類を接続していきます。


室外機に配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


外部はこんな感じで完成しました。

雨水枡の上に乗ってますが、ここ以外スペースが無いんですよねぇ。。。
枡の点検時は、室外機をズラしてもらうしかありません<(_ _)>

既存のコンセントが100Vなので、これを200Vへ切り替えます。


分電盤の分岐ブレーカーの所で、電圧切替え。


コンセントを200Vタイプへ取替えて、電圧を確認。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「おぉ、よぅ冷えよる。新しいんはええなぁ。」と、友人も喜んでいました。

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2013年9月6日金曜日

隠蔽配管のルームエアコン取替工事

「うちのエアコン、隠蔽配管なんですけど、そちらで取替工事はやっていただけるのでしょうか?」とお問い合わせいただき、現地調査の上、お引き受けさせていただきました。

東芝製ルームエアコン お客様支給品です。


既存機は基板の不良の様で、室外機が動きません。

実は量販店でエアコンを購入されて、取替工事に来た業者さんに「隠蔽配管なので、当社では工事ができません。既存配管を使う場合は、配管洗浄が必要です。」と言って帰ってしまった様です。

「配管洗浄が必要」。
少々の知識はある業者さんだった様子ですが、配管内部を点検した訳でも無く、どの様な状況でエアコンが停止して動かないのか確認した訳でも無く、、、どうやって配管洗浄が必要と判断したのか、意味不明です。
たぶん、触りたくなかったというのが本音だと思います(^_^;)
��ちなみに隠蔽配管流用の際、配管内部の残留オイルの状態を確認する必要があります。
コンプレッサ焼損などの場合、オイルが劣化し、異物が管内に残っている場合があるため、配管洗浄が必要な場合があります。)

隠蔽部分の点検を行います。

こちらのお宅の隠蔽施工方法は、ちょっと変わってました。
エアコン上部に点検口があり、そこから壁裏が点検できます。

上から見るとこんな感じです。

水漏れした形跡がありますねぇ。。。

ドレンは断熱されず、立ち下がっていました。。。


外部はこんな状況。

難しい工事ではなさそうですが、ドレンは何とかしたいです。

まずは既存機撤去。

配管内部の残留オイルをチェックし、流用可能な事を確認。
電気系統の故障ですから、まったく問題なしです。

さて、既存のドレン。

VP25を使ってるのはいい事ですが、短い。。。

勾配を付けて延長し、、、


しっかりと断熱処理します。

立ち下げ部分の断熱は、壁剥がないと無理です。。。

室内機を取付けます。


配管類を接続していきます。


ドレンをしっかりと接続。


室外機に配管を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させる訳ですが、宅内工事を行っている間に、社長に任せていた外部工事が完了してまして、真空引きの写真はありません<(_ _)>


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今日からまた快適にお過ごしいただける様になりましたね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
他社で断られた工事でも、お気軽にご相談くださいませ。

2013年9月5日木曜日

松山電工組理事会

昨日までの大雨は何だったのかと思う様な快晴。

絶好の工事日和でしたが、夕方から松山電気工事協同組合理事会に参加してきました。
これも、業界発展のためのお仕事です<(_ _)>

とは言っても、まだまだ親会の理事会の方では「新米」ですから、理事のみなさんの活動状況に圧倒されながらの会議です。

「まぁ、こんなに事業やってるんや」と、理事会に入って初めて知るこの状況。

今まで一組合員として組合を見ていたので、総会での報告でしかその活動を知る事ができませんでした。
そこで私の出番となる訳です。
先月も書きましたが、もっとOPENに組合の活動状況を広く一般的に知っていただく手立てとして、ホームページのリニューアルと今まで以上の情報更新を行っていきます。

が、まだ何も手に付いていません。。。(_ _;)
このBlogですら遅れ気味の更新をしている現状では、ロクなものが作れる訳がありません。
今月中旬を過ぎれば何とかなりそうな感じではありますが。。。
本格的に公開するのは来期になりますが、今年中には理事のみなさんにお見せできる形に持って行きたいと考えています。
できるかなぁ?(^_^;)

2013年9月3日火曜日

新築住宅でエコキュート・IHクッキングヒーター新設工事

台風接近。 朝には大雨洪水警報発令。。。
ドシャ降り、強風の中、新築のお宅へオール電化工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 SRT-HP37W7 エコキュート370L フルオートタイプ


三菱電機製 CS-PT31HNWSR 3口IHクッキングヒーター ワイド75cmタイプ


本当は工事延期したいくらいの天候でしたが、7日が竣工検査というかなりバタバタな状況の上、今週は他の予定が一杯だったため、延期不能強行工事となりました。

基礎・配管立ち上げまでは、建築側が施工済です。


型を置いて位置決めをする訳ですが、微妙な配管位置と、給湯・循環配管の短さに頭悩まされます。。。


タンクとヒートポンプを設置して、配管類を接続していきます。


配管は、できる限りスリムダクトで化粧仕上げ。

ヒートポンプのドレンも垂れ流しにせず、排水口まで導きます。

配管工事が完了するとタンク内へ水を張り、キッチンとユニットバスへリモコンを取付けます。

フロ用リモコンの周りは、防カビタイプのコーキングでしっかりと防水処理。

キッチン側で初期設定。


設定が完了すると、フロ側で湯はりテスト。


湯はりが問題なく行われるのを確認後、使用方法をご説明してお引渡しです。

午前中はドシャ降り、午後からは雨は上がったものの強風にあおられながら、何とか夕方には竣工できました。
新しいお家で、新しいオール電化機器。
お引越しは少し先ですが、引っ越し当日から快適で気持ち良くお過ごしいただけますね(^^)v

今回も延長保証制度をご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>


アベ冷熱技研は、四電エナジーサービス認定「でんのすけショップ」です。
第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事~点検・整備を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>