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2017年5月21日日曜日

中古住宅購入したけど電気容量が貧弱で急遽電気容量増設工事と他いろいろ

日曜日ですが、工事予定が目一杯すぎてどぅにもならないので、一日現場に出ていました(^_^;)
本日、電気容量増設工事が完了したので、お引渡しさせていただきました。


一週間前、お客様が中古住宅を購入されてお引越しされるとの事で、エアコン移設と専用コンセント増設工事の下見にお伺いしていました。

この和室に今使われているエアコンを移設してきます。
配管穴は開いている様ですが、専用コンセントが無いので増設をご希望です。
このお部屋以外に、2箇所エアコン専用コンセント増設します。

と、それだけかと思ったら、「このスイッチとか。。。」


「このコンセントとか、古いんでついでに替えてもらえませんか。」と。

全然大丈夫ですよ、お引き受けできます(^^)

それで終わりかなと思ったら、「テレビを繋いで見たんですけど、映らないんですよ。アンテナが古いんかなぁ?」

そうですね...(^_^;) 広島向けのアンテナが上がってます。
かなり古いですね。支線も緩んでて危ないし、この際取替えますか。

「でね、ここにドアホンが付いとった形跡があるんやけど...」


「この前、掘りよったら、線切ってしもてね。これもどうにかならんやろか。」...・ω・

わ、分かりました、何とかなります、大丈夫です(^_^;)

で、本題のエアコン専用回路増設の件。

3回路増設です。

分電盤を確認... おぉ...(T_T)

主幹30Aしかないじゃないですか...
これに3回路増設は、かなり厳しいので容量増設をご提案させていただきました。

「じゃぁやってください。」と即答いただきましたが、お引越しは一週間後。

絶対間に合わない。 いやどうにかする。

とりあえず、四国電力へ増設申請するため、宅内電気設備をすべてチェック。
あれ?深夜電力のメーターとタイムスイッチが付いてるのに、ガス給湯器が付いてる?
実は入居前にリフォーム業者さんが、水回りだけ工事に入っています。

電気もお願いすればいいのにとお話しましたが、「いや、エアコンと電気は阿部さんにやってもらいたい」とのご意向です<(_ _)>

ところでこの引込みケーブル...・ω・

隣のお家のベランダ上を横切ってますよ(^_^;)
ベランダで手を伸ばせば届きそうな高さです。
よくこの引込み入れましたね... 通常は絶対許可が出ません。
お隣のお家も結構古いですが、こちらのお宅より後に建てたんですかねぇ?

まぁどちらにしろ、将来モメるもとになる案件は、この機会にすべて取り除きます。

図面を描いて、四国電力へ申請します。
この時、一週間で引込経路を替えてくれるかどうかは、まだ不明です。

なにせ日数も時間も無いので、合間合間で増設作業に掛かります。
天井裏へ入り込んで、忍びのごとく。


梁と天井面の数センチの隙間を通したり。


複雑な経路のずぅ~っと向こう側から、呼び線を使ってケーブルを引いて行きます。


はぃ、分電盤からここまでケーブルが通りました。


コンセントを取付けて、1回路増設完了。

あと、1階に1回路、2階にもう1回路増設しました。

既存分電盤を撤去して、幹線ケーブルをVVF2.6mm×3芯からCVT14sqへ、容量増で新たに引込みます。


新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。


引込点を変えるため、メーター類もすべて撤去。


新しい引込点の下へ、メーターを移設します。


引込点とメーター周りはこんな感じで仕上がりです。

この時点で木曜日。
とりあえず仮に電気を使える様に、既存の引込点から仮設で接続して、四国電力へ竣工報告していました。
今週中に引込みは無理だろうなぁ~と思ってたら...

ナント、今日日曜日に来てみたら、新しい経路で引込みが入っていました(・∀・)

感激です!やるじゃない四国電力!違う、引込みは四電工か?(^_^;)
新しい経路は、お客様宅の敷地へアクセスする通路上を通しました。
距離が長いので担当者さんも一度確認に来ましたが、なんとか入れる事ができました。

分電盤の主幹ブレーカーは、30Aから60Aになりました。


分岐回路は12回路。十分な余裕を見ています。

これで安心安全に新しい生活ができる様になりましたよ。

コンセントも、テレビユニットも。


スイッチも新品(^^)


古いアンテナは撤去して。


新しくスッキリと壁面アンテナに(*^^*)


あ、そうそう、ドアホンどうする?
「パイプ、途中で切れとるけん、全部入れ替えてくださいや。掘るんは自分で掘るけん。」とお客様...(^_^;)スゴイ


切断されていたところには、中継ボックスを。


ドアホンは、「もう少し高めに」とのご希望で、ステンレスプレートを使って少しかさ上げ設置。


宅内へ引込み。


モニターを取付けて完了です。

無線タイプにしようか悩まれていましたが、無線だと電池交換とかメンドクサイですからね。
有線にできるなら有線タイプが一番ですね。

というわけで、なんとか本日日曜日にお引き渡しする事ができました。
最後の作業している横で、お客様は引越し荷物を運ばれていたという、なんともギリギリの状態での完成です(*´ω`*)

「やっぱり阿部さんに頼んで良かったわい。キレイにしてもろたし。しっかり請求してくださいよ。またお願いしますけんね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

もうね、ここずっと休み無しで毎晩12時前帰宅とか、まだ夏シーズンじゃないのにかなりハードな生活で頭ボォ~っとしてる状態でしたが、このやり切った感でまた一週間頑張れそうです。

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

2017年5月11日木曜日

太陽光発電システム用の売電電力量計(メーター)撤去接続変え工事

この前、エアコン分解洗浄にお伺いした際に、「阿部さんは電気のメーターの取外しとかもお願いできるんですか?」とご相談いただき、拝見させていただきました。

太陽光発電システムを設置されているので、電力さんに発電した余剰電気を買い取ってもらうために、売電メーターが設置されています。
今までのシステムは、この様に買電と売電のメーター2つ付けるのが基本でした。

四国電力管内でも、双方向スマートメーターにじわじわと取替えられて来ているため、売電メーターが必要なくなってきています。

こちらのお宅でも、最近スマートメーターに取替えられたため、「電気工事屋さんに依頼して、売電メーターを取外しておいてくださいね。」と、電力さんに言われたそうです。

電力会社がやれよって思います?いえいえ、このメーター以降の設備はお客様の持ち物ですから、お客様の負担で撤去しなくてはいけないんです。

という訳で、撤去して繋ぎ変えだけで済むと思ってた阿部ですが、スマートメーターを触る場合は警報が電力さんに上がるため、事前に作業開始連絡をしないといけないと思い、電話した訳です。

阿部:「お客様番号◯◯の◯◯さん宅のメーター外すので、スマートメーターの封印切りますよ。」
電力:「いやいや、電力申請上げてください。」
阿部:「は?メーター外すだけですよ。容量変更する訳でもないのに、申請書がなぜ必要なんですか?」
電力:「申し訳ないんですけど、そういう決まりになってまして...」

...端的に書くとそんなやり取りですが、結構食い下がりました(^_^;)

えぇ、とりあえず文句は言わせていただいて、素直に図面描いて申請しましたよ。

「明日作業しますから、速処理お願いします」って(^_^;)

で、本日作業にお伺いしてきました。
メーターボックスの下部に、主幹ブレーカーが入ってるんですけど、柵があってここまでしか開きません...

まぁ、ブレーカー入り切りするだけなので、今回は問題ありませんが、ブレーカー取替える時なんかは、柵外さないと無理ぽいですね。

ではブレーカーを切って、停電作業に掛かります。


スマートメーターの封印を切って二次側を外し、売電メーターを撤去します。


売電メーターを経由していたケーブルを、スマートメーター二次側へ接続。

締め付けネジは、トルクドライバーを使って規定トルクで締め付けます。

こんな感じで作業終了です。

ね、外して繋ぎ変えただけですよ。
なぜに電力申請が必要なのかは意味不明です。
今度電力さんとの飲み会の時にでも絡んでみます・ω・

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
この様なご依頼も、お気軽にご相談ください。

2017年5月4日木曜日

夜になると駐車場が真っ暗なのでセンサーライトの取付けとコンセント増設電気工事

この前、オール電化工事をご依頼いただいた先輩に大絶賛いただき(^_^;)、「うちの息子んとこの駐車場が夜になったら真っ暗なんで、センサーライトを付けてもらえんやろか。」とご依頼いただき、本日工事にお伺いしてきました。


駐車場はお家から庭を挟んであるため、照明も電源もなく、夜になると明かりがまったくありません。


「近くの屋外コンセントから延長してもろたんでええよ。」というお話でしたが、その屋外コンセントの位置がなんとも言えないところにあって、駐車場まで延長するとなると、芝生をおがさないといけないので、分電盤の空きブレーカーを利用して専用回路増設とします。


分電盤は洗面所に設置されていて、隣のユニットバス点検口から作業可能です。


浴槽のエプロンが外れるので、ここも利用して配管を通して行けそうです。


柱などの構造体を避けて、外壁に穴開けを行います。


PF管を通していきます。


ユニットバスの天井裏まで立ち上げました。


分電盤から呼び線を引っ張ります。


配管内にケーブルを入線していきます。


分電盤のところまでケーブルが届きました。

空きブレーカーへ接続しておきます。

建物からブロック塀までは、PF管を埋設。


延々と塩ビ管を横引きしていきます。


10mほど横引き。
コンセント取付け位置とか柱立ち上げとか、この部分にPF管は避けたいので、ノーマルを使って曲げ曲げ。


防雨コンセントを取付けます。


立ち上げた配管を横引きして、センサーライトのところまで。
支給品のセンサーライトも、しっかりと取付けます。


すべての配管・配線工事が完了すると、ブレーカーを投入して電源を送ります。

電圧測定をして、異常がないことを確認。

センサーライトの角度調整と、点灯時間などの設定を行ってお引き渡しです。

「わぁ、スゴイ。キレイにできましたね。」と、大変お喜びいただきました(*´ω`*)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。