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2016年8月18日木曜日

ブレーカーが落ちるので電気容量を増やす電気工事

「電気の容量が少なくてブレーカーが落ちるので、容量を増やしてほしいのと、コンセントの数を増やしてもらいたい」とのご依頼で、電気工事にお伺いしてきました。

既存の分電盤です。
主幹ブレーカーが30Aで、分岐ブレーカーが3つしかありません。


まぁ使えないこともないですが、電気製品の多いお宅では完全に容量不足です。
引込みは単相3線式。


お部屋を拝見すると、コンセントが...


スイッチも...

クロス貼り替えるつもりでプレート外したままって感じですね...
この辺も取替えます。

四国電力へ電力申請を行い、受理されると工事に掛かります。
既存分電盤を撤去し、新しいケーブルを入れます。


電気容量が増えますから、一次側ケーブルも太いものに入替えます。
右が既存ケーブル、左が新しいケーブル、許容電流値は倍以上になります。


増設コンセント回路のケーブルを通していきます。
増設は2階へ2回路。


壁の中を立ち上げて、天井裏を通していきます。


ご希望の位置を開口して、ケーブルを通します。


エアコン専用はアース線も。


こんな感じでトリプルコンセント。
左は既存回路、右は専用増設回路です。


エアコン専用コンセントはアースターミナル付き。


スイッチもピシッと取替えます。


スマートメーターに取替え、トルクドライバーを使って規定値で締め付けます。


引込みケーブル張替えは四国電力側施工なので、仮接続しておきます。


すべての接続が完了すると、絶縁抵抗計を使って漏電がないか確認。
あとは電源を投入して、お引渡しです。

主幹容量は30Aから60Aへ増量。
回路数は3回路から6回路へ増えましたから、安心してご使用いただける様になりましたね。

フタを閉じるとこんな感じ。
玄関なので、スッキリしましたね。


ついでにエアコン室内機の位置替えもご依頼いただきました。


こんな感じで完成です。

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

2016年7月25日月曜日

スイッチコンセントをコスモシリーズ配線器具に一斉交換

分譲マンションにお住まいのお客様からのご依頼で、古くなったスイッチコンセントを、Panasonic製コスモシリーズワイド21タイプに一斉交換へお伺いしてきました。

コスモシリーズワイド21→ http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haisen/switch_concent/cosmo_wide21/

既存の配線器具はこんな感じでした。

National時代のフルカラー配線器具です。

浴室をリフォームされた際に、洗面所だけコスモシリーズに替えたら、「他も全部やりたくなった」との事で、今回のご依頼です。

例えばここ。

一番上が廊下の照明スイッチ(3路式)。
二番目がトイレの照明スイッチ。
三番目がトイレの換気扇タイマースイッチ。

ちょっと大きめに開口します。


はい、こんな感じ。

左が廊下の照明スイッチ(3路式)。
右がトイレの照明と換気扇スイッチ。

右側のスイッチには、換気扇だけ一定時間運転して遅れて消える、消し遅れスイッチをご提案させていただきました。

毎回タイムスイッチをグルグル回す手間が無くなり、スッキリしますよ(^^)v

結構な量になりましたが、すべて交換。

配線器具が新しくなるだけで、お部屋の雰囲気が全然変わって見えるから不思議ですねぇ。

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。

2016年6月2日木曜日

ワンちゃんのトレーニングルームへエアコン新設工事

介助犬や聴導犬のトレーニングを行っている「Dog for Life Japan」さんのご依頼で、今回お引越しされたトレーニングルームへ、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV565S-W / MSZ-GV405S-W 霧ヶ峰汎用タイプです。

建物は以前パン屋さんだったところで、賃貸契約です。
以前は業務用エアコンが付いていた形跡がありますが、空調設備は残っていなくて、きれいにリフォームされていました。
と言う事で、エアコン専用電源もなく、エアコン設置場所を決めて、そこにエアコン専用コンセントも増設する作業になります。

まずはエアコンを設置する場所を決めて、配管穴を開けて。


一箇所しかない点検口から、2箇所へケーブルを通していきます。


天井裏は結構スペースがありますが、以前設置されていた業務用エアコンの配管類に邪魔されます。。。


一箇所はスルスルっと。


もう一箇所は結構大変で、壁面に通らず天井面にコンセントを設置。


分電盤は分岐回路が満杯なので、横にフリーボックスを付けてブレーカー2個設置。


こんな感じで、増設電気工事完了。


エアコン工事に掛かります。
背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はテープ巻き仕上げ。


配管接続完了後、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

これでワンちゃんたちも快適にトレーニングできる様になりましたよ(*^^*)

ご依頼いただいた「Dog for Life Japan」のインストラクター 砂田さんとは、Facebookの交流会で知り合いになりました。
日々、阿部がFBで書いていることに興味を持っていただき、今回お声掛けいただいた次第です。


アンケートもご回答いただきましてありがとうございます。
こうやって声を聞かせていただけるのは、本当にありがたいです。

Dog for Life Japan」では、介助犬のトレーニングだけでなく、しつけ教室などもされていますよ。
ワンちゃん大好きな砂田さんが、やさしく指導してくれるのでお奨めです(^_-)

2016年5月17日火曜日

分電盤取替え・電気容量アップ電気工事

4月にIHクッキングヒーターとレンジフードの取替工事をご依頼をいただいたお客様宅にて、電気容量増設工事にお伺いしてきました。


既存の分電盤です。


主幹が50A。
エアコンが6台、この前IHクッキングヒーターを設置したので、同時に運転すると容量的にはかなり厳しい状態です。


IHクッキングヒーター設置時にご相談いただいていて、その時に宅内調査を行い、図面を制作し、四国電力へ容量増の申請をしていました。


申請が受付けられましたので、工事に掛かります。
引込み周辺はこんな感じ。

この1階と2階の段差が、この後大変なことになる訳です。。。

ケーブルサイズを既存VVR14sq×3芯から、CV-T14sqへ張り替えます。
電力量計のところから、建物反対側にある分電盤までは、1階天井裏を隠蔽配線します。

軒天を開口してケーブルを入れようとしますが、ある程度入ってそれ以上入りません。。。

ユニットバスの点検口から見ると、奥には梁が見えます。

実はあの梁は、外壁側の梁ではなく、2階を支えている梁なんです。。。
ずっと向こうで、複雑に重なり合う梁のせいで、ケーブルが通りません。

2時間ほど格闘しましたが、どうにもならないので外部露出配線も考えましたが、どう考えても玄関の上をケーブルが横切るのは美観上許せません。
やれるだけやってみようと、天井裏へ体を入れました。

1階と2階の隙間を入っていくのは初めての体験です(^_^;)
肩幅入ればどこにでも入れますね。。。

まぁここからも3時間格闘で、なんとか呼び線が通りました。


が、ケーブルが通らないので、まずロープに変更。
まったく天井裏で何が起こってるのか判らないので、腕が入るだけ穴を広げてカメラで撮影。

下に転がっているのが既存ケーブル。
上から奥へ向かっているのがロープ。
梁と天井の補強材との間の狭いこと。。。

おかげでケーブルキャッチャーも痛めてしまいました(´・ω・`)


朝から5時間掛かって、なんとかケーブルが分電盤のとことまでやってきました。

既に放心状態ですが、今日中に終わらせたい。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。


電力量計周りはこんな感じで仕上り。


2階軒先の引込点までケーブルを取替えます。


引込線と仮接続します。

後日、電柱から建物までの引込線張り替えを、四国電力引込認定店が施工します。

電力量計の新旧交代。スマートメーターに変わります。


トルクドライバーを使って、規定値で締め付けます。


外周りはこんな感じで完成。


すべての接続が完了すると、絶縁抵抗計を使って漏電がないか確認。


あとは電源を投入して、お引渡しです。


ケーブルを天井裏に通してパパっと済む予定だったんですが、あまりにも天井裏で手こずってしまい、もの凄い時間が掛かったにも関わらず、とても嬉しいアンケートのお応えをいただきました。



ありがとうございます。がんばった甲斐がありました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
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