2015年5月30日土曜日

三菱霧ヶ峰JXVタイプエアコン取替工事(室外機屋上足場作業)

本日は朝から、エアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV285-W ムーブアイ極搭載ハイブリッド霧ヶ峰です。


既存機は三菱重工製。

エアコンのカビをとても気にされているお客様で、もうずっとこの状態で使われていませんでした。

こちらの建物、4階建てで、2階と3階の室内機は4階のベランダへ置かれています。


配管はこんな感じで立ち上がっています。


ところが、上がりきったところでジャバラ形のダクトカバーを使っていた様で、ボロボロで跡形もなくなっていて、断熱材も劣化して銅管が露出してしまっています。

今までにも室内で水漏れがあったそうで、おそらくこの配管が結露して下階へ入り込んだと思われます。
ここは今回のエアコン取替えで、新しいスリムダクトに取替えます。

さて、工事に掛かる訳ですが、高所作業車でやるか、足場がないと配管作業はできません。
今回、外壁塗装を行うそうで、塗装を行う業者さんと日程打ち合わせを行い、足場を使わせていただく事になりました。

まず、塗装を行う前に既存のダクトを撤去します。

今回エアコンを取替える2階の配管はすべて撤去。
3階のエアコンは配管のみ残しておきます。

塗装が終わると、取付け作業に掛かります。
新しいダクトは、SD100タイプを使って、1本で立ち上げます。
・・・が、2階と3階の穴の位置が微妙にずれているんです。。。

90度の曲がりは当然使えず、45度の曲がりでも穴の部分がうまく隠れず、泣く泣くここだけジャバラ形を使います。
SD100のジャバラは厚みがあるので、耐久性には問題ありません。

足場を上がったり降りたりしながら、ダクトを立ち上げていきます。


配管穴の部分には、しっかりとコーキングを塗り込みます。


配管工事が終わる頃に足場屋さんが来て、一気に撤去されました。。。

スリムダクトはこんな感じで完成。

最上部のジャバラ形だったところは、ダクト形にして耐久性もバッチリです。


やっと宅内作業ができます。
背面板を取付けて、配管のフレア加工を行います。


室内機を掛けて、配管類を接続します。


ベランダで室外機を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「去年まで暑くても我慢してたんですけど、これで楽になります。」とお喜びいただきました。
霧ヶ峰のお掃除の仕方をご説明すると、とても感動されていました。
奥まできれいに拭けますから、いつまでも快適にご使用いただけますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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