2014年2月28日金曜日

新築住宅でルームエアコン隠蔽配管工事

新築住宅を建設中のお客様から、エアコン工事をご依頼いただきました。


ご相談をいただいたのは、今月始め。
設計段階で、大体のエアコンの位置は決まってはいましたが、「阿部さんの目で一度現場を確認してほしい。」との事で、下見にお伺いしていました。

天井と床を張っている状態でしたが、下見にお伺いして良かったです。
設計図に描かれていたエアコンの位置では不具合があるため、お客様と設計士さんと自分の3人で現地を確認しながら、設置位置を変更しました。
それが上の写真の位置ですが、外壁側でなく、内壁への設置のため、配管を隠蔽にしなければなりません。

壁を張る前に配管工事を完了しないといけないため、大急ぎで作業を行いました。
まずは床下へ配管を通す穴を開けます。


建物の荷重が掛からない所へ貫通しました。


基礎のコア抜きを行い、ドレン用の塩ビ管を差し込みます。


勾配を付けて、床下を隠蔽配管。


壁内に配管を立ち上げて養生します。

ここまでやって置けば、壁を張ってクロスを貼り終えるまでお伺いする事もありません。

基礎から外部へ出た配管は、化粧テープを巻いて養生しておきます。


で、本日、クロス工事も終わった現場へお伺いして、エアコンを取付けに掛かります。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管を接続・・・

梁が当たって、配管接続作業ができない???

って事はなく、全面カバーとフィルター掃除ユニットを外して、難なく配管接続。


室外機に配管を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

外周りはまだ土を入れる予定なので、ブロックを敷いて地上より上げています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


他にも2部屋、標準工事で取付工事をさせていただきました。
三菱電機製×2台、東芝製×1台、お客様支給品です。

来週お引っ越し予定で、現在使われているエアコンの移設&分解洗浄もご依頼いただいていますので、またその時にお伺いさせていただく事になっています<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
今回の様に、設計士さん、建築屋さんとの打ち合わせ~施工まで、お客様のご希望をお伺いしながら、最適なご提案・施工をご依頼いただけますので、お気軽にご相談ください。

2014年2月27日木曜日

松山電工組理事会

午後から、松山電気工事協同組合理事会に参加してきました。

バタバタと忙しい時期ですが、できるだけ理事会は休まず出席できる様に努めています。

あれから組合ホームページも全然触れてなくて、かなり気が引けてる状態ですが(^_^;)
「自分の仕事優先でええんよ。」との先輩方のお言葉に甘えてばかりです<(_ _)>

本日も協議事項・報告事項山盛りでした。
自分は、この前BlogにもUPさせていただいた「愛媛県中小企業団体中央会情報連絡員会議」の報告をさせていただきました。

そろそろ理事になって一年が来ようとしています。
まだまだお手伝いもできてない状態ですが、自分なりにできる事からやらせていただくつもりです。

富士通G製 自掃付きエアコン分解洗浄&移設工事

お引っ越しに伴うエアコンの移設工事と分解洗浄でお預かりしていました、エアコンの分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

富士通ゼネラル AS-Z50W2W(2010年製)


まずはエアコンを取外しにお伺いしてお預かりします。
室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、移設先へ取付けにお伺いします。
移設先は、貸事務所。

以前にエアコンが設置されていた様ですが、コンセントがぶらぶら。。。

室外機は、既存の架台に乗せなければいけません。


まずは位置決めをして、背面板を設置。


配管保護のため、貫通スリーブを挿入。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


ぶらぶらだったコンセントは、200Vに切り替えてエアコン脇へ設置。

逆さに向いてますが、この方向でないとプラグが刺さらないので、これで正解です。

外部配管は、既存のダクトを流用して取り回します。


既存の架台は、Lアングルで特注された物。
室外機を留める穴の位置が合わないため、C型チャンネルを敷いて取付けます。


室外機の重さ39kg。

微妙な高さに苦しみながら、なんとか乗せました(_ _;)

配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ドレン排水は、塩ビ管を使って下部へ立ち下げ。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「ピカピカで新品みたいですね。もわっとした臭いが出てたんですけど、無くなってよかったです。」と、ご満足いただけました<(_ _)>

こちら、パソコン教室さんです↓
「あさひパソコン教室」http://asahi-pc.jp/
快適な空間で、やさしい先生にパソコン指導を受けることができますよ(^^)v

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2014年2月26日水曜日

三菱霧ヶ峰ZXVタイプエアコン取替工事(隠蔽配管流用)

ご注文いただいていたエアコンが入荷したので、エアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-ZXV364S-W ムーブアイ搭載ハイブリッド霧ヶ峰フラッグシップモデルです。


既存機は三菱重工(ビーバー)製。

年式が古く暖房の効きが悪いため、取替えのご相談をいただいていました。

さて、室外機はどこ?と探すと、こんな所に。。。

これでは効きも悪いし、機械の寿命も縮めてしまいます。
これは室外機の位置を変える様にご提案。

で、隠蔽配管な訳ですが、室内機の接続部はどこ?


壁の裏がキッチンになっていまして、その戸棚を開けると・・・


もしかして、、、と板を外すと。。。

ほほぉ~と感心? は、できませんね。
考え方はいいと思いますが、幅が狭いのでかなり施工性が悪そうです。
でもやらねば。

とりあえず既存機を撤去。


コンセントを200Vタイプへ取替えて、


分電盤の所で100Vから200Vへ切り替えます。


室内機を取付け。


隠蔽配管を流用するため、窒素ガスで残留オイルをパージします。


狭いスペースで、モンキーとトルクレンチを細かく動かしながら、規定トルクで締め付けます。


室外機は位置替えをするため、配管を溶接延長。


スリムダクト内に配管を収めて、立ち上げます。


室外機に配管を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機の下部ドレンも垂れ流しにせず、排水口まで導きます。


室外機周りはこんな感じで完成。

これで通風が良くなり効率が上がる上、機器が長持ちします。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

実はですね、もう一台取替えする予定だったのですが、雨が降り出したため、配管内に水分を入れて故障させるリスクを負わなければならないほど急いでいらっしゃらないので、後日に延期させていただきました。
「リビングだけでも先に替えていただいて良かったです。」とお客様。
ストーブを使用されていた様で、小さなお子さんがいらっしゃるので気にされていたそうです。
エアコン暖房なら、小さなお子さんでも安心してご使用いただけますね(^^)v

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。
wm10.jpg
今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。