2014年8月11日月曜日

三菱電機製 霧ヶ峰BXVタイプ取替工事

ご注文いただいていたエアコンが入荷しましたので、取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-BXV404S-W ムーブアイ搭載ハイブリッド霧ヶ峰です。


既存機は、ゼクセルとか言う、初めて聞くメーカーの天カセ1方向タイプでした。

室外機の見た目は、三洋電機と同じものでしたので、OEM商品かと思われます。
新築時に施工されたところに問い合わせたところ、部品がなく取替えを奨められたそうです。
「どうせなら阿部さんに。」と今回ご相談をいただきました。

この天カセを既存配管を流用して、同じタイプに取り替える方法と、省エネ効率のいい最新の壁掛けタイプに取り替える方法と、両方のご説明をさせていただきまして、壁掛けタイプでご依頼いただきました。

既存の室外機を撤去しますが、室内機はそのまま置いておきます。
室内機は、今後リフォームされる時にでも撤去して、天井を塞いでいただく様にしました。

まずは新たに壁面に配管穴を開けます。
この建物、軽量鉄骨造なので、壁際に穴を開けると鉄骨に当たってしまうので注意が必要です。

施工上、できるだけ壁側に開けたいところでしたが、やっぱりキワでしたね。。。(^_^;)

こんな感じで、かなり壁面からは離れています。

新たにコンセント用の開口もしておきます。

200Vコンセントを設置。

電源及びアースは、既存室外機の所からスリムダクト内を通して延長しました。

配管穴には貫通スリーブを挿入します。


背面板を取付けて、MDダクトを設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続後、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。

室外機が窓の前に来るので、できれば右側へ寄せたかったのですが、右側には排水マスがあるため、元々の位置に設置しました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


室内側はこんな感じです。

なぜ右側に設置しなかったかと言うと、普段は右側壁面に本棚が置かれているのと、この面の大体中心になる様に設置するためです。
せっかくのムーブアイ搭載機ですから、中心に据える方が効率がいいですからね。

「よかった。今晩から暑いところで料理作らなくてよくなります。」と奥様。
ずっと大汗かきながら調理されていたそうです。。。(^_^;)
快適な環境で、美味しい元気の付くお料理を作ってくださいね。

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2 件のコメント:

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    「ゼクセル」は電動工具や自動車用品の「BOSCH」昔の社名です。
    家庭用エアコンは主にSHARPと三洋からのOEMだったと思います。
    一時期のミサワホームの住宅に多く設置されていましたね…

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  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コメントありがとうございます。
    BOSCHって、あのホーンとかのメーカーですか。
    エアコンも手掛けていたんですね。
    勉強になります<(_ _)>

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