2014年2月16日日曜日

賃貸マンションで天吊形PACから壁掛形RACへ取替工事

昨日に引き続き、賃貸マンションでエアコン取替工事にお伺いしてきました。

ダイキン製 F40RTEV-W Eシリーズ室外機電源タイプです。


既存機はこれ↓

マンションですよ。 店舗や事務所ではありません(^_^;)
当時は上部のカーテンボックスを使用していたため、壁掛形が使えなかった様です。

で、先週、このエアコンが動かなくなったとの事で、夜中に点検にお伺いしていました。

まったくリモコン操作ができません。
マグネットスイッチを入れるとコンプレッサが起動するので、おそらく基板の不良。
でもこの機種、すでに部品はありません。

と言う事で、本日取替工事にお伺いしてきました。
まずは撤去する訳ですが、コンプレッサが起動するので、強制的に運転して、配管内のフロンガスを室外機側へ回収します。

※通常、業務用エアコンはフロン回収機で現地回収を行いますが、今回はコンプレッサが起動する事と、作業時間が限られているため、持ち帰ってフロン回収作業を行います。

室外機と配管を撤去し、位置決めをして背面板とスリムダクトを取付けます。


室内機を取付けて、配管を接続していきます。


ベランダ側のスリムダクトも、新しい物に取替えます。


室外機に配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


こんな感じで完成です。

天吊形の室内機を外してしまうと、天井補修などの大工工事が必要になるため、入居者の入れ替わり時に撤去します。

あとは、持ち帰った室外機内のフロンガスを回収し、破壊処理手続きを行って全作業終了です。

なぜフロン回収作業が必要かは、こちらをどうぞ↓
フロン回収破壊システム:アベ冷熱技研

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿