2013年7月2日火曜日

イタリア料理店で三菱電機製GVタイプ取替工事

一日掛けて、飲食店に設置されていたエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 霧ヶ峰 MSZ-GV563S-W 汎用機です。

飲食店なので、洗浄などのメンテナンス性から、高機能機種はお奨めしませんでした。

既存機は東芝製で、冷房能力5.0kw。


既存の配管は窓パネルから屋外へ通され、こんな感じで取り回されていました。。。


屋上へ立ち上がった配管は、断熱材が劣化し銅管が露出。


室外機はこんな感じで設置されていました。


まずは既存機を撤去。


窓パネルを使わず、出窓の側面壁に新たに配管穴を開けます。


小動物の出入りを防止するため、貫通スリーブを挿入。


背面板を取付け、MDダクトを取付けていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室内側が完成。

配管はMDダクトで化粧仕上げ。

外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

どうしても電力量計が邪魔で、あまり使いたくないフリーコーナー(ジャバラ部分)を仕方なく使用。

既存室外機は屋上でしたが、「もう屋上には物を置きたくない」とのオーナーさんのご意向により、二段置台を使って地上設置に。
結構厳しいスペースでしたが、何とか収まりました。

室外機を接続して、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで仕上がりました。

2階窓付近がスッキリしましたね。

既存の露出コンセントも古くなっていたので、


埋込コンセントに取替えました。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

写真を見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが、こちらのお店、三津のイタリアンレストラン「FLOR」さんです。
Trattoria FLOR Pizzeria

アベ冷熱技研のお客様との繋がりで、オーナーさんとはfacebookでFB友でして、当初、既存のエアコンの分解洗浄をご依頼いただいたのですが、さすがに1996年製で17年経過している物を分解することはお奨めできないため、省エネ性も考慮して、取替えをお奨めしご依頼いただきました<(_ _)>

既存機が5.0kwで、新しく設置させていただいたのが5.6kw。
能力は向上していますが、消費電力は下がっています。
厨房近くなので、本当はもう少し能力の大きい物をと考えましたが、電気容量も考慮して5.6kwを設置させていただきました。

快適になった空間で、地元食材をふんだんに使ったイタリア料理をお楽しみくださいませ<(_ _)>

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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