2011年11月30日水曜日

三菱電機 霧ヶ峰 BXVタイプ取替工事

先週末バタバタと数件修理にお伺いしていた内、一件のお宅でエアコン取替工事を行いました。

三菱電機 MSZ-BXV221-W 霧ヶ峰 自動フィルター掃除機能付きの中堅機種です。


既存機は、室外機コンプレッサーが動かず、エラーランプが点滅していました。

1993年製のため部品が無く、今回取替えをご依頼いただきました。

取替えついでに、テープ巻き仕上げだった配管もスリムダクト仕上げにします。

室外機の既存屋根置台は溶融亜鉛メッキ仕上げで、目立った腐食も無いため流用する事にしました。

既存機を撤去し、ダクトを取付けて室内機を設置後、配管を接続していきます。


室外機に配管を接続し、いつもの様に電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥します。


工事が完了すると、試運転を行い異常が無い事を確認してお引き渡しです。

今日は暖かかったですが、明日からは急に寒くなる様です。
早めに取替えができて良かったですね。
新しいエアコンで快適にお過ごしください<(_ _)>

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2011年11月29日火曜日

保守技術員 認定更新講習会

午前中、四国電力松山電気ビルにて、「保守技術員」認定更新のため講習会に出席してきました。

保守技術員認定は、5年毎に更新することになっています。

この資格は電気設備を安全にご使用いただくために、「全日本電気工事業工業組合連合会」が主体となり、各地域の電気工事工業組合が「共同保守管理業務」を行うための認定資格です。

業務の内容は、一般電気工作物の保安確保のため、4ヶ月に1回以上の目視点検、1年1回の精密点検、これ以外にお客様の要求による臨時点検を行う事になっています。
これらは、一般電気工作物のすべてについて行うものではなく、お客様と電気工事組合の委託契約によって行われます。

電気工事組合の組合員で希望する人は、認定申請をしてこの講習を受講すれば「保守技術員」になれます。
��※電気工事士等の資格保有者のみ)

と言う資格ですが、今までにこの業務を請け負った事はありません。
まぁ、やってる暇が無いと言うのが一番大きい理由ですが。。。
でも、知っているのと知らないのとでは、まったく違いますからね。
お客様が安心して電気を使える様、日々勉強させていただいております<(_ _)>

2011年11月26日土曜日

冷空会青年部会勉強会&忘年会

昨日から、修理依頼が多くバタバタしています。

そんな中、今日夕方から愛媛県冷凍空調設備工業会青年部会の勉強会と忘年会が行われました。
両方とも出席で提出していたのですが、どうしても今日中に修理にお伺いしないといけない所が2件あり、勉強会に出席できませんでした(-_-;)

アベ冷熱技研が販売代理店であり、エアコン洗浄にも使用している「ショーワ株式会社」の勉強会でした。
言いだしっぺの自分が出席できないと言う事態を招いてしまい、深く反省するところであります<(_ _)>

でも、しっかり忘年会には出席してきましたよ(*^^)v

東は新居浜、南は宇和島から、青年部有志が集まり、かな~り盛り上がりました。
やっぱり同世代の集まりはいいですね。
背中を押したり押されたり、チカラをもらえます(^_-)

みんな一次会の勢いで二次会に消えて行きました(^_^;)
飲みすぎたらイカンよぉ~。

2011年11月24日木曜日

隠蔽配管のルームエアコン取替工事

お昼からルームエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

今回の機器はダイキン製で、お客様支給品です。


お部屋が広いので、既存機は三洋電機製の壁掛パッケージエアコン並みの室内機が設置されていました。


で、これが壁内~天井を通って、屋上まで隠蔽配管になっていました。

今回はこの既存隠蔽配管を流用して、エアコンを取り替えます。

既存機はまだ運転可能なので、ポンプダウンして室外機へフロンガスを回収し、機器を撤去します。
室内機が外れました。

右側に見える丸い穴は・・・ドレン配管です。
そう、右側から排水していたんです。
通常、隠蔽配管は、ドレンも冷媒配管と同じ左側から排水します。
これが後から、嫌ぁ~な感じになるんです。。。(-_-)

室外機も撤去。


配管内の残留オイルを、窒素ガスを使ってブローします。


残留オイルは年式の割にきれいで、劣化が進んでいませんでした。

この配管を安心して再利用できます。

室内での溶接作業を避け、フレアユニオンで配管を延長・サイズダウンします。


室内機をセットし、配管類を接続していきます。


右側のドレン配管。
壁の中でいきなりエルボで直角に振っているので、逆流しない様にしっかりとコーキングしておきます。

こう言う隠蔽配管を見ると、お客様がお気の毒に思います。

室内機カバーを取付けると、少し見えます(-_-;)

単純に右に寄せればいいと思いますよね。

でも左側が・・・

既存機が大型だったので隠れていた訳ですが、ドレンが右じゃなかったらきれいに収まったハズなのに。。。

左に寄せることはできないので、仕方なく白いコーキングで埋めました。。。

お客様は「いいですよ」と了解していだだきましたが、自分はモヤモヤしてます(^_^;)

と、室内側に時間が掛かっている間に、屋上では社長が配管溶接~真空引き作業まで完了していました。

なので、室外機周りの作業風景はありません<(_ _)>

後は電源を投入して試運転を・・・と思ったら、ブレーカーが1Eタイプ(110V用)。。。

200V回路なので、2Eタイプ(110V/220V用)でないと安全にご使用いただけません。
電気工事屋さんが悪いのか、空調屋さんが悪いのか。。。
気が付いて良かったです。

分電盤内にヨビの空きブレーカーがあったので、200V回路はすべて入れ替えておきました。


後は試運転を行って、異常がない事を確認してお引き渡しです。

やっぱり隠蔽配管の取替えの方が、通常の工事より時間が掛かりますね。
夕方遅くまですみませんでした<(_ _)>
新しくなったエアコンで快適にお過ごしくださいませ。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2011年11月22日火曜日

三菱電機標準機エアコン分解洗浄&ファンモーター交換

今月初旬に、「エアコンを運転すると、異音がするんで修理して欲しい」とご依頼いただき、点検にお伺いしていました。

点検すると、確かに室内機のファンが回転し始めると音がします。
風量を上げて、モーターの回転数が上がると同じ様に音も高くなるので、ファンモーターの不良と診断しました。
ファンモーターを手配して交換する訳ですが、エアコンが結構汚れていたので、「どうせ修理で分解するなら洗浄もされませんか?」とご提案させていただき、今回ご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-AX40HS-W(2001年製)

まずは取外しにお伺いして、室内機をお預かりして帰ります。
完全分解して丸洗いするため、通常2~3日の日数が掛かります。

電気系統を取り除いて、完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


異音の原因、ファンモーターを新しい物に取替えます。


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。

室内機設置、配管接続、いつもの様に真空ポンプで配管内部を真空乾燥・・・すみません、真空引き作業の写真撮り忘れました。。。(^_^;)

作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

異音も無くなり、すっきり綺麗になりました。
綺麗になったエアコンで、快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>


詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2011年11月21日月曜日

三菱電機製エコキュート460L設置工事

やっと書けました。
先週初めに完了しました、エコキュート設置工事です。

三菱電機製 SRT-HP46WU6 460Lフルオートタイプです。

お客様はご近所様で、いつもご依頼いただいているお得意様です。
今回エコキュート設置のご決断をされたのは、訪問販売業者が営業に訪れたためでした。
以前から、当社でもお奨めしていて「する時は阿部さんにお願いするけんね」と仰っていたので、その営業さんが帰った後、ご相談に来られました。
訪販業者は、安価なオートタイプを結構な価格で提示していた様です。
いろんなプラン・お支払い方法でご提案させていただき、当社にご依頼いただきました<(_ _)>

既存設備は、直圧式の灯油ボイラーです。

以前リフォームされた時に、当社が設置させていただいたボイラーです。
右側に見えるのは、エアコンの室外機です。
当時、将来エコキュートを設置できる様、スペース確保のために壁面置台で壁掛けにしていました。

既存ボイラーの場所へタンクを設置するため、ボイラーを移動します。

一気に替えれるなら移設の必要はありませんが、今回は配管経路変更と基礎工事があるので、まだ数日はこのボイラーを使用します。

浴槽循環パイプとリモコン線・電源ケーブルを、床下へ潜って配管・配線します。

循環パイプは、いつもの様に断熱材付きの「三層管」を使用します。
保温効果が高いので、お湯を効率良く使用できます。

電源回路は、以前リフォームの際に分電盤の容量をアップされていたので、二次側の空いているブレーカーを利用します。


浴槽に穴を開けて浴槽アダプターを取り付け、浴室リモコンも設置しました。


宅内が終わると、タンク設置場所に埋設されている配管を掘り起こし、配管の立ち上がり位置を変更整理します。


基礎を作るため、型枠を作って、メッシュ筋を設置します。

メッシュ筋は、コンクリートのひび割れ防止・強度アップのために必須です。
完成すると見えなくなる所ですが、こう言うところが一番肝心だったりします。

コンクリートを流し込んで、4~5日間養生します。


基礎が固まるまで、できる作業を行います。
架台を取り付け、ヒートポンプユニットを設置、配管工事も行っていきます。

ヒートポンプ配管はいつもの様に、耐熱性・耐久性・殺菌性・施工性に優れている「銅管」を使用します。

浴槽循環パイプなどは、ヒートポンプ後部下の通気口から配管しました。

ヒートポンプのドレンも、上部に設置されているエアコンのドレンと一緒に排水桝まで導きます。

さあ、基礎が出来上がったので、ボイラーを撤去していよいよタンク搬入です。


ぎりぎりの搬入経路と、腰痛に悲鳴を上げながら(>_<)とかなり苦労しましたが、何とか収まりました。


基礎にアンカーボルトでしっかりと固定。
配管類を接続し、タンク内へ通水します。


タンクが満水になるのには時間が掛かるので、その間に四国電力から預かった電力量計を取り替えます。

デジタル式で、昼間と夜間を別々に計量してくれるメーターです。
これで夜間の電気代が、昼間の3分の1の料金になる仕組みです。

タンクが満水になると水漏れなどが無いか、漏電が無いか確認し、エコキュートの電源を投入します。
リモコンで初期設定を行い、試運転開始。

異常がない事を確認し、取扱説明を行ってお引き渡しです。

永く安心してご使用いただける様に、10年延長保証もご加入頂きました

10年間、何回でも無料で修理ができるので、もしもの際にも安心ですね。

配管も基礎も整理したので、すっきり綺麗に設置できました(*^^)v

以前からIHクッキングヒーターをお使いでしたので、これでオール電化住宅となりました。
夜間は、家中の電気代が昼間の3分の1。
その上、月々の電気料金が10%OFFになります。
今日から、安全・安心・クリーンなオール電化を満喫してください。

アベ冷熱技研では、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者・石油機器技術管理士が取付工事~点検・整備を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>