2011年8月18日木曜日

プレハブ事務所のエアコン取替工事

いつもご依頼いただいているお客様から、お盆前にエアコンのガス補充のご依頼があり、点検にお伺いしていました。
既存機はダイキン製2.8kwルームエアコン。
大体、10畳用のエアコンです。

「効きが悪い」との事でのご依頼でしたが、ガス圧異常なし、吹き出し温度異常なしで、ガスの補充も必要ありませんでした。

なぜ効きが悪いのか?
建物です、建物。。。

プレハブ倉庫です。
天井は厚さ5mm程度の断熱材が入っていますが、壁は1mmあるかないかの鉄板。
お客様曰く「今まで効きよった」、のが不思議です。
直射日光が当たれば、能力不足に陥ります。

葦簀(よしず)か、簾(すだれ)で、建物に影を作る事をお奨めして帰ろうとしたのですが、「エアコンも古いし、電気代も安いやろうけん、新しいのに替えてや。」とお客様。
休み前にお見積りをお渡ししていたのですが、お盆明けに早速お電話いただき「早く替えてくれ」との事で、本日取替工事にお伺いしてきました。

まずは既存機を撤去します。

壁はペラペラの鉄板なので、コンパネを使って設置されていました。

既存コンパネを少し加工し、強度を上げて室内機を設置。

配管を接続していきます。

室外機を接続し、電動真空ポンプを使って配管内を真空乾燥します。


既存の室外機の周りが水浸しになって気になっていたので、ドレンはVP管を使って建物裏の排水桝付近まで導きました。


作業が完了すると、試運転を行って異常が無い事を確認してお引き渡しです。


三菱電機製 MSZ-GV361-W 霧ヶ峰のコンパクト・シンプルタイプです。

既存機が2.8kw 100Vタイプだったので、能力がワンランク上の3.6kw 100Vタイプをお奨めし、ご採用いただきました。

暑い日中はパワフルボタンを使っていただいて、運転していただく様にお奨めしておきました。

でもやっぱり、断熱するほうが省エネの観点からもいいと思います。
とりあえずこれで、暑い日も快適にお仕事ができますね(*^^)v

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