2011年7月5日火曜日

フロンガス充填+取付け直し

「ホームページを見たんですが、フロンガスを充填してもらえませんか?」と、お電話。

この時期はガス入れ依頼が多いので、「何でガスが抜けたんですか?」と、かならずお聞きします。
冷えない原因がガスだと思い込んでいる方もいらっしゃいますし、永年するとガスは抜けるものだと勘違いしている方も多いです。

でも、今回のお客様は違いました。
ご自分で「エアコンを取り付けた」と言われました。
毎年、何人かのお客様がこう言われるので、別に驚きはしません。
が、このお客様、「My電動真空ポンプ」をお持ちで、真空引きまでされたそうです(+o+)
��真空ポンプ買うくらいなら、工事依頼する方が安上がりだと思いますが。。。)

でも、その使い方が間違っていたらしく、室外機のバルブを開放にして、機器内のフロンガスまで真空引きしてしまったそうです(^_^;)
よく真空ポンプが壊れなかったなぁと思います。

「配管接続は自信がある」とお聞きしていたので、「ガス入れだけなら30分~1時間でできるので、夕方にでも寄って見ます。」とお応えして、お伺いすると、、、

見た瞬間、帰ろうかと思いました(-_-;)
室内機はビス2本で何とかぶら下がっている状態。。。

室外機の周りは、噴き出したオイルでベトベト。。。

ご本人様は仕事でいらっしゃらず、娘さんが暑そうに留守番されていたので、現状をご説明し、作業時間が大幅に増える事と、修理費用がアップする事をご説明して作業開始。

まずは室内機をきっちりと取付け、配管もフレア再加工して接続し、化粧テープ巻き仕上げ。


曲がりくねっていた外部配管も、できるだけ癖を取り化粧テープ巻き。


配管接続完了後、電動真空ポンプで真空乾燥。


真空引き後、電子量りを使って規定量のフロンガスを充填。


作業終了後、試運転で異常が無いか確認。

かなりのオイルが噴き出していたので、オイル不足でコンプレッサーの焼き付きと言う不安は残りますが、何とか異音も無く正常に冷えていたので、これでお引き渡しさせていただきました。

このBlogをご覧いただいているお客様にお願いです。
フロンガスを大気中に放出すると、地球温暖化が進みます。
ご自身でエアコンの取付けは行わず、信頼の置ける地元取付業者さんにご依頼ください<(_ _)>
そうする事で、何万円も出費して購入したエアコンの寿命が延びるだけでなく、温暖化防止にもつながります。

2 件のコメント:

  1. さ行のママ2011年7月19日 10:36

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ほかに何か使い道があるのでしょうか?
    DIYが好きで、ご自分でアンテナをいじって
    結局、うちに来る方が時々居ますが
    真空ポンプまで…
    でも、あまりお上手じゃないようで・・・
    「最初から頼めばよかったのに…」と家族に言われているんじゃないですか?

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  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    さ行のママさん、コメントありがとうございます。
    結構いらっしゃいますよね、自分でエアコン付ける方、アンテナ取付ける方。
    以前、自分でエアコン取付けてガス漏れを起こし、他の業者さんに電話したら怒鳴られて、当社へご依頼いただいたお客様がいらっしゃいました(^_^;)
    まぁ、怒鳴るのはどうかと思いますが、そんな気持ちにはなりますね。
    自分も自分で何でもやらないと気が済まない方なんで、人の事は言えませんが。。。

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