2010年8月28日土曜日

三番町のマンションでエアコン取替え

いつまで続くんでしょう、この暑さ。。。
お陰様で、来週も予定が詰まってきました<(_ _)>

今日もエアコン工事。
お世話になっているマンションのオーナー様からのご依頼で、故障機の取替工事にお伺いしてきました。

ダイキン工業製 F40LTEV-W 室外機電源タイプです。

今週初めに「点検表示が出て、エアコンが冷えない」と修理依頼を頂いて、修理にお伺いしていました。

こちらのマンションは、すべて天吊形のパッケージエアコンが設置されています。
以前は、この後ろのカーテンボックスを利用されていたため、この様な機種を設置したそうです。

パッケージエアコンなので室外機も大きいし、しかも一定速タイプなので音も高いんですよね。


故障点検をしてみます。
室外機は動いていません。
「点検」表示が出ていたので、エラーコードを確認。


室外機の基板のLEDの点灯点滅状況を確認。

「圧縮機過電流継電器作動(圧縮機欠相またはロック有無確認)」
ああ、、コンプレッサーかぁ。。。

一定速機なのでマグネットスイッチを手動で入れて、強制的にコンプレッサーを回してみます。

ガチャガチャやっていると、何回かに1回ロックしてしまいます。。。
オーナー様に状況をご説明したところ、取替えに決まりました。
昨年から、故障機の取替え時は壁掛形に取替えて行くことに決めてましたから、今回も壁掛形にチェンジです。

既存機は業務用パッケージエアコンのため、フロン回収破壊法に則り、機器内部のフロンガスを回収します。

辛うじてコンプレッサーが動いたので、室外機を取り外した後で回収作業ができました。
これ、設置したまま回収すると時間が掛かるんですよね。
それに、これだけの機材を狭いベランダに広げるのも。。。

時間が無くてバタバタと作業したので、合間の写真がありませんがいきなり完成写真です。

「あれ?元の室内機が残ってるやん」と思いました?
これは今回は外さず置いておくことにしました。
これを外してしまうと天井面の汚れや吊りボルト穴が見えるため、クロス張替え時に撤去することにし、オーナー様・入居者様のご納得の上で、撤去しないことに決まりました。

室外機は当然コンパクトで、運転音も静かになりました。

スリムダクトもすべて取り替えて、きれいに仕上がりました。

実はこの機種、メーカー納期が9月初旬となっていたのを、仕入先に頑張っていただき今日取替えができました。
マンションの一番上の階だったので、暑くないかものすごく気になっていたんですが、早めに工事ができて良かったです。
現在、各メーカー品薄状態みたいですね。
こんなに暑い日が続くなんて、メーカーも予測できなかったんでしょうね。
エアコンが売れてるのはいい事だと思いますが、環境の事を考えると。。。

2010年8月25日水曜日

Panasonic充電ドリルドライバー到着

Panasonic製充電ドリルドライバーが到着しました(*^^)v

EZ7441 最新型の防塵・耐水形の充電ドリルドライバーです。

8月初め新発売で速攻で手配入れたんですが、出てきた納期が9月初め。。。
「納期短縮してください!」と仕入先にお願いして、やっと本日到着しました。



実は、10年間大事に使っていた充電ドリルドライバーくんが、6月頃から逆回転してくれなくなったんです。

正転はするのでダマシダマシ使っていたのですが、さすがにエアコン取外しの時にプラスドライバーでビスを外すのも過酷になってきたので、交代していただくことにしました。

先輩である充電ドリルドライバーくんは、以前勤めていた会社の支店長が、会社を退社するときに電動工具のカタログを渡してくれて、「好きなもん選べや」とプレゼントして頂いた物です。

この10年間、過酷な工事にも付き合ってくれました。
あまりにもキツクて、モーターを焼いたこともありました。
修理から帰ってきた時には、本当にうれしかった事を思い出します。
もう10年。
自分の成長を見守ってくれた充電ドリルドライバーくん。
長い間ありがとう<(_ _)>

時間ができたら、自分で分解して修理してみようと思っています。
たぶん、スイッチ回路の接触不良だと思うので。

本当はですね、、、HILTIのドリルドライバーが欲しかったんです(^_^;)
Panasonicの保証が6カ月に対して、HILTIは2年保証(+o+)
パワーも満足だったんですが・・・
重かったんです。。。
右腕を痛めているこの体には、重い工具は辛い(>_<)

新米の充電ドリルドライバーくんは、握りやすくてバランスがいいですね。
パワーがあるので、馴れるにはちょっと時間が掛かるかな?
これから、アベ冷熱技研の過酷な工事に耐えていただきますよぉ(^_^;)

2010年8月24日火曜日

釣島でフロンガス充填作業

午前中、松山市沖に浮かぶ興居島、そのまた沖に浮かぶ「[emoji:v-109]釣島」へ行ってきました。


いや、仕事ですよ、仕事。
朝一番に、興居島行きフェリーに軽トラで乗船渡航し、島の反対側の鷲ヶ巣港でお客様と待ち合わせ。
そこから、軽トラの荷物をお客様の自家用船に乗せて釣島へ渡りました。
興居島の鷲ヶ巣海水浴場は、子供の頃よく泳ぎに来ましたが、釣島へ渡るのは初めてです。


大きな地図で見る

で、何をしに来たかと言うと、フロンガスの充填。

「何で抜けたんですか?」とお聞きすると、ご自分で設置されたそうで。。。

今まではエアコン無しでも何とか乗り切れていたのに、今年は異常に暑くて、永年ここで暮らしているおばあさんも耐えられなくなって、お孫さんが使用されていたエアコンを頂いて主人さんが設置されたそうです。

早速、ガス圧測定。

ダメだこりゃですね。 ぜんぜん残っていません。

以前は2階に設置されていたそうで、配管が長いままでした。

「このまま繋いでいると言う事は、フレアも再加工してませんね?」とお聞きすると、「何それ?」とお客様。。。

なぜフレア加工が必要かをご説明し、配管加工をすべてやり直します。

既存配管に潰れているところは無いので、長さを調整して再利用します。

フレアナットは、トルクレンチを使って規定トルクで締め付けます。


配管工事が終わると、真空引き作業に移ります。

「これは何しよるん?」と、不思議そうに聞かれるお客様にご説明すると、「やっぱりプロに頼まんといかんねぇ」と。。。
そうそう、そうですよ(^_^;)

真空引きが終わると、電子計りを使ってフロンガス(R22)を規定量充填します。


充填が完了すると、試運転。

いい感じで冷え出しました(^^)v

配管も短くカットして、スッキリ収まりました。


エアコンが効きだすと、心底喜んでいただきました。
タウンページ見て片っ端から電話したそうですが、「島」と言うだけで断られたそうです。
まあ、お盆前だったら当社でもお断りしていたと思います。
島と言っても釣島は船で片道20分程ですから、行き帰りの移動費を頂ければお断りする理由はありませんね。
今回も朝一に行って、12時には事務所に帰っていましたから。

「人に喜ばれる仕事がしたい」とこの仕事に移った自分にとって、今回はやり甲斐がありましたね。
今晩は久々にビールでも。。。(^_^;)

2010年8月23日月曜日

またもや配管トルネード

「フロンガスの充填をして欲しい」と、あるマンションのオーナー様からのご依頼で修理にお伺いしたのですが。。。

配管がグルグルで、一部折れていました(-_-;)

完璧に折れて潰れてしまっているので、ガス圧測定もできません。

で、室外機のバルブの開閉を確認すると・・・ 閉まってる???
真空引きも試運転もしてない様です。

お聞きすると、この部屋に住まわれていた方が引っ越しの際に取外してしまい、再度取り付けたそうです。
それにしても無茶苦茶です。

室内機はキズだらけ。。。

ドレンホースは勾配もへったくれもありません。

配管穴の中でグルグル。。。

終いには、室内機を少し持ち上げただけで、背面板を留めてあったビスがズボッ!

室内機が頭の上に落ちてきました。。。
お陰で、また右肘が痛くなったじゃないですか。

エアコンを取付けるのに、こんなヤワなボードアンカー使って何を考えてるんでしょう?


ビシッと背面板を再取付けします。


折れている既存配管は撤去し、新しい配管に取替えます。


配管接続が完了すると、しっかりと真空引き。


バルブを開放して、試運転。

無茶苦茶な取付工事でしたが、取外す時にはきちんとガス回収をしていた様で、ガス不足はありませんでした。
不幸中の幸いと言ったところでしょうか。

室内機を磨いて、キズを目立たなくしてキレイになりました。

今回は本当にお気の毒でした。
これで新しい入居者さんをお迎えできますね。

2010年8月22日日曜日

防災士研修会

ずっと寝ていたい日曜の朝。。。

朝9時から、松山市保健所・消防合同庁舎で「防災士研修会」に出席してきました。

相変わらず防災士活動も進まぬまま、講習会だけは今まで全部出席しています。
防災士研修会は、松山市の補助を受け「防災士」の資格を取得した方々を対象に、技能・知識の維持・向上を目的に毎年行われています。

今回は、防災講演「災害に備える」と題して、愛媛県県民環境部防災局危機管理課 井上危機管理監に講義していただきました。
阪神淡路大震災・新潟県中越地震から、地下鉄サリン事件・JR福知山線脱線事故など、あらゆる災害の特徴から、その対策方法などを教えていただきました。

「過去を知り、知識を身に付ける」、過去の教訓を活かせば、大きな災害でも最小の被害で収めることができるはずです。

講演後は、各地域の防災士さんたちの活動事例が報告されました。
毎年の事ですが、頭が下がります。
みなさんもお忙しいはずなのに、熱心に活動をされている地域がたくさんあります。
我が地区もみんなで力を合わせて、小さなことからでも始めないといけません、、、ね(-_-;)

2010年8月21日土曜日

居酒屋PACファンモーター取替修理

一昨日、「リモコンスイッチを入れると、何分かして勝手に止まるんで見てほしい」と、居酒屋さんから修理依頼がありました。
その日はちょうど昼から空いていたので、お伺いして点検させていただきました。

テナントビルのベランダに置かれた室外機からは、コンプレッサーの音が元気良く聞こえていましたが、近寄ってみると異様に熱い。。。
ベランダの目隠しパネルで、吐き出した熱風がこもって高圧カットになったかなと思ったんですが、、、
ファンに手をかざして見ると、2つのファンの内、下側のファンが回っていませんでした。

早速、分解して、ファンモーターが悪いのか、電気系統が悪いのかチェックします。

ファンモーターへの電圧は掛かっているので、モーターの故障と判断。

機種が古いので、早速メーカーへモーターの在庫確認。
「あってくれ」との願いが届いたか、在庫OK。
お客様に、部品が届くのに2~3日掛かる状況をご説明したところ、週末なので予約がたくさん入っている模様。
「どうにかなりませんか?」とお願いされましたが、「部品がここに無いことにはどうにも・・・」。

・・・と、お話しながら後ろを振り返ると、同じ室外機が・・・

「あ、あれは、どの部屋の室外機ですか?」とお聞きすると、「厨房の」とお客様。
室外機の名板を確認すると、同じ品番で同じ製品。

「あのファンモーターを移設すれば、とりあえず客間のエアコンは使える様になります。 でも厨房は同じエラーで停止してしまいますが。。。 厨房が暑くても大丈夫ですか?」と、ご説明すると。

少し悩まれて、「面倒でなければお願いします」とお客様。
お客様第一の姿勢に頭が下がります<(_ _)>

早速、移設して一昨日、昨日は停止することなく運転していたそうです。
厨房は地獄だったでしょうが。。。

で、本日、ファンモーターが入荷したので、取替修理にお伺いしてきました。

部品があって良かったです。
無ければ丸ごと取替えで、大変な事になってましたから(^_^;)

取替え完了後、試運転で作業完了です。
これで今晩から快適にお仕事ができますね(^^)v

でもこの設置状況は、室外機にとって過酷です。
サーキュレーション(吹き出した熱風が跳ねかえって、また吸い込まれる状態)を起こしていて、このベランダに立っているだけで熱中症で倒れそうなくらい暑くなっていました。
この状態で、高圧カットになっていないのが不思議なくらいです。
これもご説明して、通風対策をご提案させていただきました。

まだまだ暑い日が続きそうです。
ちょこちょこ修理のお問い合わせも頂いておりますが、予定が入っていない日に当たれば即日お伺いできますが、まだちょっと難しい感じです。
とりあえずお電話いただけましたら、できるだけの対応はさせていただきます。

2010年8月20日金曜日

自分より3歳若い?ボイラーの取替え

まだまだ暑い日が続きますね。
直射日光が当たる屋外では、じっとしてても汗が噴き出してきます(>_<)

そんな中、今日はボイラーの取替えにお伺いしていました。
既存のボイラーです。

この機種、久々に見ました。

名板の製造年には、昭和47年9月の刻印が。。。

自分より3年若いボイラーくんですが、、、38年も大きな故障も無く使われていました(+o+)
お客様は農家さんで、ボイラーのメンテもご自分でされていたそうです。
「農家が機械の修理?」と思われる方が多いと思いますが、ほとんどの農家さんは機械に強く、簡単な修理はご自分でされる方が多いんですよ。

今回はどうしても点火しないので修理依頼を頂きましたが、さすがに部品が無いので取替えとなりました。

反対側から見るとこんな感じです。


近くで見るとさすがに痛みは激しいですが、中の缶体はステンレスなので一切水漏れ無し。

部品があれば、まだ使えそうでした。。。(^_^;)

当時は水道圧を下げるための減圧弁が無かったため、高所タンクが設置されていました。

水道水を高所に設置したタンクで受けて圧力を開放し、その落差を使ってボイラーへ給水されています。
これも必要ないので、撤去してしまいます。

今回取替え設置するボイラーは、新品ではありません。
お客様のお友達がオール電化にされた際、撤去して保管されていた中古品です。

既存の灯油タンクは下部がサビていたので、これも中古品に取り替えます。


既存ボイラーから中古ボイラーへ入れ替え、配管類を接続していきます。


ここで問題になったのが、給水管です。
先ほどの高所タンクの所からボイラーまで、給水管を引いてくるのはロスが大き過ぎます。

悩んでいると、お客様がボイラーの近くを掘り出しました。
「ここにあるんよ」と、土中から現れたのは水道管。
お聞きすると、これもご自分で配管されたそうで・・・

ま、近くにあってラッキーでした。
この水道管を分岐して、ボイラーへ接続します。


配管接続後、通水テストを行い、保温材を巻き付けて完了。

実は取り替えた中古ボイラーも19年選手。。。
異常が無いか、きちんと点検を行います。

これまた点火しないので「これもダメか?」と思いましたが、気化ノズルが詰まっていた様で、交換すると元気に燃え出しました。
通常はこの様な中古品との取替えはお奨めできませんが、こちらのお宅はリフォームを検討されていたため、「1、2年使えたらええんよ。リフォームの時に新品をお願いするけんな。」と言うことでお引き受けいたしました。
言わば「仮設」ですね。

ボイラーを運転すると、「おおっ、最近のボイラーは静かやなぁ。いやぁ~、快適に使えるわい。」と感動していただきました。
・・・最近のじゃないんですが。。。(^_^;)

アベ冷熱技研では、石油機器技術管理士・給水装置工事主任技術者が点検・整備・工事を行います。
お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2010年8月16日月曜日

本日から工事再開です(^^)/

この時期に、4日間もお盆休みをいただきました<(_ _)>
本日より、元気に工事再開しております。。。少し休みボケ?
今日までお休みのところも多いんじゃないでしょうか?

ご先祖様のお墓参りをしてから、いろんなところでリフレッシュさせていただきました。

2日間も海水浴に行って、まだ体はヒリヒリしてます(^_^;)

やっぱり休暇は必要ですね。
脳もリセットしないと前向きに考えられなくなるし、いい知恵も浮かんできませんから。

エアコン工事の方は、だいぶ落ち着いてきました。
でも、松山は今日も36度を記録したそうで、これから1週間は猛暑が続くとニュースで言っていました。
当分、エアコンもフル稼働ですねぇ。

みなさま、残暑もご自愛くださいませ<(_ _)>