2010年7月26日月曜日

最後の最後に重故障機に当たる

さあ、いよいよ本日最終日! と行きたかったエアコン洗浄作業。。。

故障機に当たりました。
故障機は洗浄しても意味がありません。
不幸中の幸いか、この部屋にはもう一台エアコンが付いていて、とりあえずは運転していなくても大丈夫です。

洗浄前に異常が無いか確認するんですが、「E9」のエラー表示。

これは室内機吹出口のルーバーがうまく開いていなかったので、手で動かしてやると解消されました。

が・・・しばらく運転すると、今度は「E6」の表示(T_T)


室内機LEDの点灯ランプを確認。


室外機LEDの点灯ランプを確認

この情報から、「圧縮機バイメタルサーモ作動」と判断。

故障診断は今回の洗浄作業とは関係ないので、「ここまで判ったから、後はメーカーに修理依頼してください」とお願いしたのですが、「阿部さんに判断して欲しい」と担当者様。
この一カ月の作業同行で、当社を信頼していただいたのは大変ありがたい事ですが、置かれている立場は「下請け」。
お断りしたのですが、元請けさんと話が付いたらしく「ぜひ」とお願いされてしまいました。。。
この時点で、残り1台の洗浄作業が明日へ延期となってしまい、点検作業に掛かりました。

「圧縮機バイメタルサーモ作動」という情報から、コンプレッサーの過熱。
考えられるのはコンプレッサーの故障・温度サーモの不良・ガス不足。

コンプレッサーは元気に動いていたので、ゲージでガス圧測定。

あら? ガスが無い?

冷房運転、低圧側で0.1Mpaしかありません。

フロンガスR22の正常時の値は、0.4Mpa~0.6Mpa程度です。

なぜ今頃になって漏れたんでしょう?
永年かけてチビチビ漏れたのかも知れません。
機器内部からの漏れであれば、機器取替えで済みますが・・・

配管溶接部で漏れている場合は、この状況なので大変そうです。。。

担当者さんに現状をご説明したところ、「漏れ箇所も探して欲しい」と。。。
まあ、当然の答えなんですが、結構な金額が掛かるので後日お見積書を提出となりました。
依頼会社様の登録業者じゃないので、たぶん受注は無理だと思いますが。。。
それより、設置した業者がメンテナンスすべき事だと思います。

ああ、明日も洗浄かぁ。。。(T_T)

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