2010年1月28日木曜日

大学研究室へ壁掛形PAC取付工事

今日一日、お世話になっている電気工事屋さんのご依頼で、某大学研究室に壁掛形パッケージエアコンを設置してきました。

東芝製6.3kwタイプで中古品です。

4階建て鉄筋コンクリート製の建物なので、配管用穴は湿式コア抜きします。


きれいに開きました。


社長がコア抜き作業をしている間に、室内機を設置します。

建物の中心にある場所に設置するため、冷媒配管は天井裏隠蔽します。

コア抜きが完了すると、天井裏へ配管を通していきます。


室内機を取付けて、配管を接続します。


室外機に配管を接続し、電動真空ポンプで真空引きを行います。

しっかり真空引きすることで配管内を乾燥させ、空気や湿気を取り除きます。
��真空引きについては、もう詳しく書く必要もないですね)

リモコンを取付け、試運転後お引渡しです。

ドレン管は断熱ソフトタイプを使用して、室内機下の流し台へ落としました。

外部もスリムダクトで化粧仕上げとしました。

今回設置した部屋は気圧が一定に保たれている部屋だったので、密閉性を保つため貫通したところは入念にパテ埋めしました。
天井裏で4分の配管を曲げながら入れるのに苦労しましたが、それ以外は順調に進みました。

2010年1月25日月曜日

宮西でBSアンテナ新設工事

お昼からBSアンテナ新設工事にお伺いしてきました。

こちらのお宅はビル陰共聴設備が入っているので、CATVと同様に屋根の上にアンテナ設備がありません。
なので、ベランダ設置であまり飛び出ないタイプの側面金具で設置しました。
マスプロ電工製 BSC45R BSと110CSにも対応しているので、「スカパーe2」もご覧いただけます。

2分配器を使用して、1階リビングと2階寝室へ屋外露出配線で送りました。


分配以降、リビングの末端でも十分なレベルが確保できたので、ブースター設置の必要がありません。


テレビに接続して、映りをご確認いただいて工事完了です。

今日は雨がパラパラしていて、あまり写真も撮れませんでした。
地デジ・BS・CS・CATV、新設工事だけでなく、分配工事などもお気軽にご相談ください。

2010年1月23日土曜日

青年部新年会

夕方から、「松山電気工事協同組合青年部新年会」に出席してきました。

場所は、「さかな料理 志季 (松山市二番町1丁目1-11) 」
親組合から三役様をご招待して、和気藹藹とした雰囲気で行われました。
不景気な話も出てきますが、ここに居るメンバーはみんな前向きです。(ノー天気なだけ?(^_^;))
最近、いろんな意味で青年部に入って良かったなぁと思う様になりました。
今年も講習会の段取り、組合HPの更新など、できるだけ協力していきたいと思います。

2010年1月22日金曜日

石油機器技術管理士再講習受講

今日は丸一日、「石油機器技術管理士」資格の再講習の受講に行ってきました。

石油機器技術管理士は、(財)日本石油燃焼機器保守協会が認定する資格です。
この資格保持者は、ボイラー・ストーブ・ファンヒーターなど、主に灯油などの燃焼機器の設置・点検整備を行うことで、機器の安全性・信頼性の確保に努めます。
法改正など、機器に関する技術動向・知識の向上・点検整備の技術向上のために、5年以内ごとに「再講習」を受講しなければなりません。

機器の劣化による不完全燃焼や煙突の施工不良などで、酸欠・CO中毒で、毎年かなりの人数の方々が亡くなっています。
山口県美祢市のホテルで修学旅行で宿泊していた児童を含む22人が病院に運ばれ、うち1人が死亡した事故は記憶に新しいと思います。

屋内でストーブやファンヒーターなどの燃焼機器を使用される場合は、きちんと換気を行いましょう。
悲しい事例を増やさないよう、機器の定期的な点検も行いましょう。

アベ冷熱技研では、「石油機器技術管理士」がボイラーの設置・点検を行っております。
「燃焼音が高い」「臭いがきつい」など異常があれば、お早めにご相談ください。

2010年1月18日月曜日

クリニックの天吊形エアコン修理

先週、いつもお世話になっているクリニックの先生から、「エアコンのリモコンが反応しなくなったので見て欲しい」とご依頼いただき、点検にお伺いしていました。

天吊形パッケージエアコンです。

リモコンを押しても液晶に表示も無く、無反応。。。

他の部屋に同じリモコンが付いていたので取り替えて見ると、正常に動き出したのでリモコンの不良と判断したのですが、不良だと思っていたリモコンを別の部屋へ取付けると、正常に動き出しました。。。?
原因が解からないので(たぶん室内機の基板)、様子を見ていただくためその日は撤退。

メーカーのサービスなら、悪いと思われるところ(リモコン・基板・トランス)を全部取り替えるでしょうが、アベ冷熱技研はお客様の負担をできるだけ抑えれるよう、できるだけ故障箇所を特定し部品手配をします。
たまに当てが外れて、ご迷惑をお掛けしてしまうことがありますが。。。(^_^;)
もちろん、緊急の場合はメーカーと同じ手配をします。

点検して2日後、「やっぱりダメ」とご連絡いただき、リモコン本体の不良でない事が確認できたので、室内機基板を手配し本日修理にお伺いしてきました。

エアコン室内機を開き、制御基板を引きずり出します。

たくさんのコネクタが接続されていますが、すべて取外します。

基板が外れました。


取り寄せた新しい基板に取り替えます。


たくさんのディップスイッチが並んでいますが、間違えない様にセッティングします。


新しい基板にコネクタを接続していきます。


接続が完了すると、電源を入れて試運転。

リモコンが反応し正常に動作し、修理完了です。

ついでに、エアコン用のブレーカーに名板が付いていなかったので、テプラを使ってシールを貼り付けておきました。

普通、電気工事された方の仕事なんですけど。。。

こんな感じです↓

これでメンテナンスの際に、いちいち調べなくて済むようになりました。

アベ冷熱技研では、一級冷凍空気調和機器施工技能士が施工~修理を行います。
家庭用、業務用問わず、お気軽にご相談ください<(_ _)>

住宅用火災警報器取付け

午前中、ご注文いただいていた住宅用火災警報器の取付けにお伺いしてきました。

消防法改正、全国一律に住宅用火災警報器の設置が義務化され、新築・既存住宅を問わず設置が義務づけられていますが、既存住宅への設置は各市町村条例により、遅くとも平成23年5月31日までを期限として、設置の完了期日が定められています。

アベ冷熱技研がお奨めするのは、パナソニック製 けむり当番 SH28455K。

パナソニック住宅火災警報器は、光と警報音だけでなく「音声警報機能」搭載。
警報器を設置して数年後のある日、突然警報器が作動しても、音声警報なら何が起きたかすぐ判るからです。
警報音は、高齢者にも子供にも聞き取りやすい周波数帯を採用。
既存住宅への設置は、「電池式10年寿命タイプ」がお薦めです。
リチウム電池1本で、約10年間電池交換不要。
電池切れの際にも、音声でお知らせしてくれます。

取付けは、ビス2本で簡単に設置できます。

ベースを取付けて、本体を回して取付けるだけです。

今回は、柱へ側面取付けしました。

天井面へ取付ける方法と、今回の壁面へ取付ける方法があります。
取付ける場所や位置については、規定がありますのでそれに沿って設置します。

住宅用火災警報器 よくある質問(FAQ):松山市消防局
住宅用火災警報器:パナソニック

今回の様にアベ冷熱技研では、ご自分で設置できない方のために出張取付けも承ります。
「防災士」のいるアベ冷熱技研へ、お気軽にご相談ください。

住宅用火災警報器 :(有)アベ冷熱技研

2010年1月17日日曜日

上野町でIH&エコキュートのオール電化工事

昨年末に工事完了しお引渡ししていました、IHクッキングヒーター&エコキュートのオール電化工事、バタバタしてて遅くなりましたが、やっと掲載できます。

こちらのお宅は、築うん十年の年季の入った木造住宅です。
四国電力の「思い出のいっぱい詰まったこの家で、一生暮らし続けたいと思いました」って言うCM、ご覧になったことがあると思いますが、あんな感じのお家です。

プロパンガスをお使いで、ガスの請求額があまりにも高いので電化をご検討されていました。
お伺いすると他社さんのチラシをたくさんお持ちで、かなりお勉強されているようでした。

現地下見させていただき御見積書を提出、クレジットローンの仕組み、IHクッキングヒーターのメリット、電気温水器とエコキュートの違い・メリット、8年保証の必要性、アベ冷熱技研の施工方法など、かなりのお時間をいただいて、たくさんのご質問や不安にお答えし、「じゃあ、阿部さんとこにお任せしますね」とご依頼いただきました<(_ _)>
初めてのお客様に信頼しお任せいただけるのは、本当にうれしいものです。

光熱費試算をさせていただくと、年間で89,000円の削減が可能!
この削減された分を毎月クレジットでお支払いできるよう、三菱電機クレジットでご契約いただきました。

問題は設置場所です。
エコキュートはこちらへ↓

左側に写っているのはブロック塀。。。
建物との間は65cm。 タンクユニットの狭い方でも63cm。。。 2cmしか余裕がありません。
それも、タンクユニットを建物の中に入れなければ、この通路が使えなくなります。

タンクユニットを入れる場所には、既存のガス給湯器が。

これは、機器搬入時にガス屋さんに撤去をお願いしないといけませんね。
��法律により、ガス器具は設置したガス事業者に撤去依頼しなければなりません)

ヒートポンプユニットは、角を曲がったところのガスボンベ置き場に設置することにしました。

これも配管工事が大変そう。。。

まずは、タンクユニットを置く場所の基礎工事を行います。

満水になると500kg近くになるため、鉄筋入りのしっかりしたコンクリート基礎が必要です。
ここで手を抜くと、後で大変な事になりますから。(ココで肘を痛めてしまいました)

基礎が乾くまで、電気設備工事を行います。
既存の設備は、単相2線式で100Vしか取れませんでした。

増設が繰り返されていて、4個ある分岐ブレーカーのうち2個は共噛ましされています。。。
もっとおどろく所がありますよ。 よぉ~く見てください。
主幹ブレーカーの1次側・・・ なんと、主幹ブレーカー手前で分岐されています(ToT)
「そう言えば、ブレーカーがよう落ちるんで電気屋さんに見てもらったら、あれから落ちんなったわい。」・・・当然でしょう・・・恐ろしいことです(-_-;)

四国電力へ契約変更・電気容量増設の申請を出して、許可が下りると電気工事に掛かれます。

危険なブレーカー周りをすべて撤去して、単相3線式100V/200V・主幹は漏電遮断器搭載の分電盤へ取り替えます。

電力量計もオール電化住宅用の2計量デジタルタイプに取替えします。


エコキュート専用電源と、IHクッキングヒーター専用コンセントを設置します。

キッチンまでの距離がかなりあるので苦労しました。

さあ、タンクユニットの搬入です。
午前中に、ガス屋さんにガス給湯器を撤去していただきました。

敷地内を通って行くと角のところが曲がれないので、裏の小道を通ってブロック塀越えをしました(^_^;)
毛布とダンボールを駆使して、キズを付けないよう注意しながらの搬入です。
半分諦めながらも? 無事収まりました。

フルオートタイプなので、浴槽へ循環口を設置しなければなりません。
pg
ホーロー製の浴槽だったので、慎重に開口しました。

配管工事が完了しました。

根元まできっちり保温材を巻きつけます。

タンクユニット全景です。

場所が狭いので、全景を撮るのにも一苦労です。
三菱電機製 SRT-HP37W4 フルオートタイプの最新型です。

ヒートポンプユニットです。

タンクユニットの近くに置きたかったのですが、通路が狭くなるのでこちらに設置しました。
物置を貫通して、ヒートポンプ配管を通しました。
泥ハネしない様に架台で設置。
溶融亜鉛メッキ製なので、サビる事なく長持ちします。

引いて撮るとこんな感じです。

やっぱり場所が狭いので、全部は入りきりませんでした。。。

リモコンはこんな感じです。

あと「キッチンでお湯が出る様にして欲しい」とのご要望で、給湯配管をキッチンまで延長しました。
これも20m程あったので大変でしたが。。。

キッチンでは、ガスコンロをIHクッキングヒーターへ取替えます。

既存のコンロを撤去します。

周りをお掃除して、IHクッキングヒーターを設置。

三菱電機製 CS-G39CS 据置形3口タイプ 3.0+2.0+1.5kw 最新型の最上位機種です。

もちろん、オール電化8年パーフェクト保証付きです。


工事完了後、試運転・取扱い説明でお引渡しです。
「思ったより大変な工事やったねぇ。これで快適になりました。これからもお願いしますね。」と、労いのお言葉をいただきました。
結構大変な工事ではありましたが、やり甲斐のある現場でした。
住みなれたお家で、快適・安全にお過ごしくださいませ<(_ _)>

それと追加で、CATVの新規ご加入もご依頼いただきました。