2009年6月29日月曜日

天吊形エアコン水漏れ修理

お昼から、某大学の研究室でエアコン移設のための取外工事をしていたところ、「他の研究室で水漏れしてるんで、ついでに見てほしい」とご依頼いただき、点検に行ってきました。

見ると、もの凄い水漏れ。
今日は湿度が高いので、余計に酷かったようです。

ドレンパンが詰まっているのだろうと、室内機をバラして見ました。
大量のドレン水が溢れてきましたが、どうもドレンパンの詰まりではなさそう?

ドレン配管を辿っていくと・・・

外部に出たところで、ジャバラのドレンホースが劣化して朽ちているところから、ヘドロ状の物が見えます・・・(^_^;)

配管穴を塞いでいるパテを取り除いて、中を覗いて見ると、、、

ドレンが上がって、逆勾配に・・・(-_-;)
詰まって水漏れするのが当然ですね。

ドレン配管をすべて取り替えます。

屋内の立ち下がり部分は、20φの断熱ドレンホースを使用して管の結露を防止します。
化粧テープを巻いて完了。


外部立ち下がり部分はスリムダクト内には入らないため、ダクト脇にVP20の塩ビ管を立ち下げました。

これでドレンが詰まることは無いでしょう。

でも、このエアコン設置した業者さん、業務用のエアコンに14φのジャバラのドレンホースはあまりにも酷いんじゃないでしょうか?
ルームエアコンじゃないんですから。。。

2009年6月27日土曜日

気力が。。。

Blog書く余力がありません。。。
お腹の調子も良くなかったし。

そんな中、今日はこんな工事をしてました。

午前中の工事は、30年近く使われていたエアコンの取替えでした。
ダイキン製で、まだ動いていてガス回収もできたのですが、運転すると室内機の吹出口から「氷」の欠片がバリバリと飛び出してきました。。。
ガスが少なかったんでしょうか?

お昼からは、SH社製の新品エアコンを取付け。

初めて取付けましたが、「うるさら」に引けを取らないくらい重く、設置しにくい機械でした。。。(^_^;)
写真を見ての通り、ものすごい奥行きです。
気持ちが悪いので、上面だけでビス7本打ちました。
下地が入っていたのでビスが効いてますが、石膏ボードだけだと不安が残ります。
��附属品としてボードアンカーが付いていますが・・・)

この後、電気工事の下見・中古エアコン取付け・移設のための取外しなどなど、1日に5件(移動距離が長い)回るとクタクタです。
事務所の机の上には、やらないとイケない事が山積みなんですが。。。

おかげ様で来週、すべて工事予定で埋まりました。
工事をご検討中のみなさま、ご予約はお早めにお願い申し上げます<(_ _)>

2009年6月24日水曜日

段取りが大変。。。

おかげ様で、1週間先の予定がどんどん埋まっていきます。

ご希望日が合わず、断念されるお客様もいらっしゃいます。 申し訳ございません<(_ _)>

結構、予定を詰めているのですが、この時期はやり繰りが大変です。

今のところ雨の日が少ないので、順調に予定をこなしていますが、これも喜んでばかりはいられない様ですね。

石手川ダムが貯水率50%を割り、取水制限の強化もされています。 今年の夏、「水」は大丈夫なんでしょうか・・・?

お見積りのお客様も、何件もお待ちいただいており、ご迷惑をお掛けいたしております。

一生懸命動いておりますので、今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。

2009年6月23日火曜日

桑原町のアパートでブースター取替え

午前中、「アパートで地デジの映りが悪い」との事で、ブースターの取替工事にお伺いしてきました。

お世話になっている電気工事屋さんからの依頼で、先週下見をしていて、一番上に広島局用のアンテナが上がっていたので、広島用ブースターが原因なのが解かりましたが、その時はブースターの電源部が宅内にあるものと思っていたので、アパートの住人さんのいらっしゃる今日を選んでいたのですが。。。

その電源部は外に付いていました・・・

この写真は、必死で手を伸ばして外壁から取外した後です。
2階の軒先、それも下には階段があってその上に波板と有刺鉄線。。。
側面にハシゴを掛けて、手を回し込んで外しました(^_^;)
古いタイプの電源部で、AC24Vなのでこれも取替えます。

新しい電源部は、DC15V。

今後のメンテナンスがしやすいように、階段から手が届く位置まで降ろして設置しました。

屋根の上はこんな感じになっていました↓

ごちゃごちゃといろんな物が付いています。
4分配器以外、全部撤去します。

新たにBS/UHFブースターを設置します。

UHF・BSのレベルを増幅し、各部屋で最適なレベルが確保できるよう調整します。

アンテナ直下の4分配器の出力側で、レベル測定をします。

【地上デジタル】
79.3dB 16 NHK松山(総合)
80.3dB 13 NHK松山(教育)
77.2dB 20 南海放送
83.5dB 17 愛媛朝日テレビ
79.6dB 21 あいテレビ
78.8dB 27 テレビ愛媛

【地上アナログ】
90.9dB  V6 NHK松山(総合)
81.0dB  V2 NHK松山(教育)
89.9dB V10 南海放送
90.0dB U25 愛媛朝日テレビ
91.8dB U29 あいテレビ
93.1dB U37 テレビ愛媛

【BSアナログ】
86.5dB  5 WOWOW
86.9dB  7 NHK BS1
88.2dB 11 NHK BS2

取替前の広島用ブースターでは、地デジの帯域が増幅されなかったため、アンテナ直下のレベルが50dBそこそこしか出てなく、末端のユニットではチャンネルによっては38dBしか出ていませんでした。
アンテナ自体、結構年季が入っていたので、せっかくなのですべて取替えをお勧めしたのですが予算の都合上ブースターのみの交換となりました。

2009年6月20日土曜日

溝辺町で電気容量増設工事

先月末、電気容量の増設をとメール頂き、下見させていただいていたお宅で、電気工事にお伺いしてきました。

既存の分電盤です↓

エアコンが4台有り、運転するとブレーカーが落ちていたそうです。

主幹漏電ブレーカーは無く、3回路ブレーカーに1回路増設されている状態でした。


電力量計周りは、レンタル温水器をお使いでしたので、深夜電力用のメーターが付いています。

幹線ケーブルが2.6mmと細いため、これもCV14sqタイプに張り替えます。

分電盤を撤去し、壁の中へ増設する配線を入れていきます。

天井裏へ上がったり、分電盤のところから引っ張ったりと宅内を走り回ります。
天井裏は「サウナ」でした。。。(^_^;) 座っているだけでも汗が吹き出てきます。

各部屋のエアコン横へ、専用コンセントを増設していきます。


電力量計は既存品を流用しますが、幹線ケーブルは引込点からすべて張替えします。

手作り?のメーターボックスを流用したのですが、キチキチで配線がやりにくかったです。。。

新しい分電盤が設置され、絶縁抵抗・接地抵抗を測定し、異常が無いことを確認し送電します。

テンパール製扉付きコンパクトタイプ分電盤 主幹漏電ブレーカー50A 分岐ブレーカー×10回路。

扉を閉めるとこんな感じです↓

天井面から降りている露出配線も壁内へ隠蔽したかったのですが、後からクロスを貼った様で、配線を外すとそこだけクロスが剥げている様な状態になるため、仕方なくモールを使って化粧仕上げとしました。

本日が土曜日だったため、月曜日か火曜日に電力の引込班の方に引込線を張り替えていただいて、工事完了となります。
これでブレーカーも落ちることなく、安全で快適にエアコンが使える様になりました。

2009年6月19日金曜日

南江戸町でエアコン取付工事

先週、お世話になっているお客様から、「自宅の3階の部屋にエアコンを付けたいんやけど、素人目に見ても、ここにエアコンどうやって付けるんやろ?っていう所にエアコン用のコンセントが付いているんで、付くかどうか見て欲しい。」と、ご相談を受けました。

この写真を見ても、室内側は取付けできそうですが。。。

窓から下を覗くと・・・

あらら、ハシゴが立ちません(^_^;)
その向こうにはカーポートがあるので、高所作業車でも無理です。

これで北側外壁が無理、東側は押入れの扉があるので無理、南側は隣が部屋なので無理、で、残った西側へ設置することが決まり、本日工事にお伺いしました。

設置するエアコンは3台。すべて日立製作所製で中古品です。
3階へ2.5kw新設×1台、2階は既存エアコンと2.5kw取替え×1台、そして別棟1階へ2.2kw新設×1台。

まず、3階から。
北側についている既存の専用コンセントを、西側へ延長します。

この建物、軽量鉄骨製で天井裏が見れないため、隠蔽配線を断念し、プラモールを使って露出配線しました。

で、室内機はこんな感じに付きました。

サッシが一杯一杯に付いているので、サッシ下に配管用穴を貫通しました。
配管立下り部は、MDダクトを使用して美観を良くしました。
・・・と言っても、ほとんど学習机の後ろに隠れてしまいますが。

外部はスリムダクトで立ち下げていきます。

既に設置されている他の部屋のエアコンのダクトは、ブラウン?(別の色で塗装されている)でしたが、外壁の横引きが長くて見た目も良くないので、アイボリーを採用しました。

1階まで降ろすことも検討しましたが、配管距離を短くするために2階ベランダ置きとしました。

ベランダには2階のエアコンもあるため、溶融亜鉛メッキ製の二段置台を使ってスペース確保しました。

その2階に設置されていたエアコン↓

年代物ですね。 これも撤去して取替えました。
取替え後の写真は、、、撮り忘れました<(_ _)>

そして最後に、別棟の1階へ2.2kwタイプを取付けました。


真空引き中は時間があるので、掃除や片付け、写真を撮ったりしています。


こちらもスリムダクト仕上げで、キレイに収まりました。

たった3台ですが、追加作業などもありかなりの時間が掛かりました。
でも、やりがいはありましたね(*^^)v

2009年6月18日木曜日

衣山町でエアコン3台新設工事

以前からお付き合いのあるお客様から、エアコン機器支給で3台の新設工事のご依頼をいただき、本日設置工事にお伺いしてきました。
室外機屋根置き×2台と地上置き×1台で、すべてダイキン製です。

まずは、取付け位置を決め、穴開けを行います。

木造の場合、壁内には「[emoji:v-109]筋交い」と呼ばれる補強部材があるので、これを避ける様に穴開けを行います。

穴が開くと、貫通スリーブ(配管保護や気密性向上・小動物進入防止)を挿入します。


室内機を取付け、配管接続に移ります。

こちらの部屋は、室内機の左後方から配管を出すため、室内機背面で接続を行います。

フレアナットの締め付けは、当然トルクレンチを使用し、規定トルクで締め上げます。


外部配管はスリムダクト仕上げ。


2階の2台は、溶融亜鉛メッキ仕上げの架台を使用して屋根置きにしました。


2階部分、ダイキン製 お掃除機能付き 2.2kwタイプ、2台設置完了です。


次に1階リビング。

このでっかい室外機と、ふっといスリムダクトで、解かる人には解かる例のエアコン。。。

電動真空ポンプで、冷媒配管内部を真空乾燥します。

アベ冷熱技研は、この「真空引き工事」が標準です。

1階リビング完了。

例の答えはダイキン製「うるるとさらら」でした。
相変わらず太い加湿ホースと、重い室内機&室外機で嫌なタイプであります。
おかげで、業務用エアコン並みの太いスリムダクトじゃないと使用できないという、デメリットしか無いエアコンですね。
イヤ、これを選んだお客様が悪いんじゃなくて、これを奨めた販売員が。。。
この前、ダイキンの営業の方にも、散々文句言ってしまいました。。。(^_^;)

そういえば、こちらのエアコン工事。
お客様が購入された大手家電店の設置業者さんが下見に来たとき、スリムダクトを希望していたお客様に対して、「スリムダクトなんか意味無いからテープ巻きでいいんじゃないですか?」と言ったそうです。
この一言が原因で、その業者さんは工事をキャンセルされてしまい、アベ冷熱技研へお声が掛かる結果となりました。
太いダクトを使うのが嫌だったんでしょうか?

エアコン新設工事×3台・エアコン専用回路増設工事×1配線・後日、追加で分電盤改修工事までご依頼いただきました。
「キレイにしてくれてありがとう。阿部さんに頼んで良かったわ。」、この一言のために仕事してるようなもんです<(_ _)>

2009年6月17日水曜日

賃貸マンションでエアコン取付工事

先月からちょこちょこと、賃貸マンションの空き部屋へエアコンの新設工事を行っています。

大家さんからのご依頼で、空き部屋のリフォーム後に、エアコン機器支給で工事を行います。
建物の構造上、天井面に大きな梁があったり、配管穴やコンセントの位置が微妙なところにあり、悩ましい工事です(^_^;)

室内側の配管はスリムダクトで化粧仕上げとします。
MDタイプを使えばいいのですが、いろいろと都合がありまして。。。

室外側は各部屋ベランダ置きで、配管は化粧テープ巻き仕上げです。

ベランダは水切りのための段差があるので、半レンガを使って水平を取りました。

設置している機器は、三菱電機製 ムーブアイ霧ヶ峰 AXV5.0kwタイプです。
通常、賃貸マンションには設置されない様なエアコンですが、、、
結構戸数のあるマンションなので、全室設置すると結構な額になると思います。
まあ、当社は工事だけなので知れてますが・・・(^_^;)

2009年6月16日火曜日

某大学研究室で天吊形PAC移設

昨日と今日午前中、お世話になっている電気工事屋さんからのご依頼で、某大学研究室のパッケージエアコン移設工事にお伺いしてきました。

別の研究室に設置されている天吊形パッケージエアコンを取り外して、移設工事を行います。
移設先の部屋には、もともと付いていたルームエアコンがあるので、これを取外します。

↑もとのルームエアコンですが、部屋の広さの割りに能力の小さなタイプが付いていました。
このエアコン効いていたんでしょうか?

既存エアコンの撤去が終わると、移設エアコンの取付けに掛かります。

天井面にアンカーを打って、室内機を吊るための吊り下げボルトを設置します。

室内機を吊り込み、配管工事を行います。

既存の配管穴を利用するため、配管が室内を横切ります。

すべての接続が終わると、試運転を行い、室内機の汚れを拭き取り工事完了です。


三菱電機製リプレースインバーター機種なので、室外機もコンパクトで施工性も良かったです。

この後、他の研究室のルームエアコンの移設もご依頼いただき、本日すべて完了いたしました<(_ _)>